EXAデッキテーブル
腐らない木材「アコヤ」を用いた屋外テーブル
これまでの屋外用家具には、ほとんど木製のものがありませんでした。時折南洋材を使用したデッキ材を見かけますが、大体1、2年で灰色に退色してしまい、しかもオリジナルの色合いが残っている部分との境目が明確だとその劣化の度合いは一目で分かります。その理由は木材が水に弱いため、長時間外に置かれると表面が徐々に劣化してしまうからです。しかし、アセチル化木材アコヤは、木材を特殊な化学処理で耐水性と対候性を向上させたもので、屋外での使用に十分に耐えることができる木材です。
幅2400×奥行910mm
デッキテーブル(L)
屋外でパーティーを開く場合のテーブルセットの基本的なベースとなるサイズです。奥行900mm、長さ2400mmの複数人で座れるサイズです。アウトドアリビングの楽しさを実際に具現出来るサイズであるのと、連続するリブのデザインがテーブルクロスを使用しなくても卓上に置かれた食器や食材が自然の中で十分に映える形のデザインです。
幅2400×奥行615mm
デッキテーブル(M)
屋外でも例えば庭に続く様なデッキの上に置けるサイズです。二人分の食事が余裕を持って置けるサイズ、幅2400㎜、奥行615㎜のサイズです。テラスハウスの庭など。
幅2400×奥行435mm
デッキテーブル(S)
少し広めのマンションのバルコニー、あるいはテラスハウスの庭等、そのスペースに若干の制約がある場合に有効です。幅2400×奥行435mm、一人あるいは並んだ二人が座る形です。
アセチル化木材「ACCOYA®」
アセチル化とは自然の木材成分と酢酸を化学反応させることで、木材中の親水性(水分を吸いやすい性質)のある水酸基(-OH)を疎水性であるアセチル基(-COCH3)に置き換える化学処理を言います。アセチル化により木材の性能が飛躍的に向上します。特に疎水性の向上により「腐らない木材」としても国際的に認められています。ACCOYA®はそのアセチル化処理を施した木材を指します。またここで言う化学反応ではあらたな有機物質を加えるのではなく引いていくことによる化学反応なので全てが自然界に存在する成分から成り立っているため環境負荷という点では無害です。
ACCOYA®は、ACCSYS Group-Titan Wood社の登録商標です。
-
アウトドアリビング
家に隣接した屋外空間、或いはベランダやバルコニーを家の中のリビングルームの延長として取り入れることで、家で過ごす時間もより楽しいものになるはず。このシリーズはベランダやバルコニー、テラスなどを上手に活用するためのリゾート家具です。雨ざらしであっても対候性、耐水性があり腐らない材質に加工されたアコヤを使用しています。デザインの一部はオランダの建築家ヘリット・リートフェルト(Gerrit Thomas Rietveld 1888-1964)のデザインを忠実に再現、面に置き換えて連続する部材をテンションボルトで緊張させ簀子状に並べるポストテンション工法を採用、水が溜まらない平面を作っています。
-
屋外用
これまでの屋外用家具で木製のものは殆ど存在しません。理由は単純で木材に耐水性がないこと、及び対候性もないため長時間に渡って出しっぱなしにすると徐々に劣化が進みます。アセチル化木材アコヤは後述する様に木材を化学処理させ耐水性、対候性を格段に向上させたものなので十分に屋外使用に耐える木材です。この屋外家具のテーブル面、座面は連続するリブに一定の隙間を持たせながら等間隔に配置することによりその面に水が溜まることが無く、例えば雨上がりの日などそれでもリブ上に少し残った水滴も軽く拭く程度で直ぐに使える状態になります。また連続したリブを等間隔で並べる構成で肉厚のある面材を形作っている為、全体として通常の家具よりも重量があることに加え前述の様な連続するリブの間の隙間から風が抜けるため面として受ける風圧は減衰されます。この様な点から屋外にあっても風で飛ばされる可能性は極めて低い重厚な屋外ツールと言えます。
-
ノックダウン式
この一連のシリーズは全てが現地でお客様にて組み立てていただくノックダウン式です。前述の様に組みあがった際の重量が重いこととその際のボリュームも嵩張るため、ノックダウンにする事でコンパクトな荷姿でお届けできます。それともう一点はこのシリーズは全てポストテンションにより連続するリブに緊張を与えて持たせています。その構造的な仕組みを実際に自分で組み立てるとよく理解出来るので、その後のテンション材の緩みやそれに伴う面材の変形も自分で組み立てていれば簡単に直すことが出来ます。
【組み立て方を動画でご覧いただけます。】