アンダーカウンター本棚
作業机+本棚
「Shelf アンダーカウンター本棚」は、カウンター付き本棚の机上面より上部の本棚を無くして、カウンターとその下部だけで構成される本棚です。別の言い方をすれば、カウンターの下に本棚を抱えた机と言う言い方が正しいかもしれません。「Shelf カウンターつき本棚」を元に改良されたいというお客様のニーズから商品化しました。
サイズバリエーション
▲写真は縦2コマ×横7コマ
▲写真は縦2コマ×横5コマ
アンダーカウンター本棚の特徴
机を広く使える
デスクトップを広く使うためにはその時点で使わない物がいかに他で収納できるかという他の収納力に依存します。すなわちPCの環境であればモニター、キーボード以外が全て無くなっている状態、それが作れるかどうかに拠ります。机上面より上に本棚を置きそこに収納するのも一手です。「カウンター付き本棚」がまさにそれです。しかし、もっと広いデスクトップを作ろうとすると、どうしても机上の本棚でさえ邪魔に思えます。ひたすら広い机上面、これが理想です。そこで机の下、「アンダーカウンター本棚」という考えがが必然的に生じてきました。
本棚が机の下にあるのはある意味で使い辛い点もあります。必要な書類がすぐに手に取れない、いちいち屈まなければならないという動作も生じます。しかしそれを受け入れても得られるメリットは広い卓上です。
上方に抜けた空間が持てる
デスクワークをする際に、目前に何の遮蔽物もなく抜けた空間があると思考の速度も早まります。物事を考える時、それが与えられたものでなく開かれたもとで行えるのはその領域も広がります。机上が平面的に広いのはもとより、上方に抜けているのは思考回路を保つ上で有効に作用します。
連続して使う
「アンダーカウンター本棚」はそれを連続させることにより、壁面に沿った長い作業テーブルができます。夫婦やパートナーで同じ仕事をしていたり、あるいは兄弟で勉強したり共有の図書を広げながら十分なスペースで仕事、勉強がができます。
足元を十分に使える
カウンター下の足元には、縦は2段、横は5列または7列のコマがあります。必要な書類がすぐ手元になかったり、屈まなければならないという動作も生じますが、収納力は十分にあります。
画集、写真集、美術全集など
大型本の収納に最適
1コマのサイズは幅325×奥行350×高さ325mm。写真集、美術全集、画集などに多い“A4サイズよりも少し大きめ”の本を大量に収納できます。
「本棚の中の棚」オプションで
小型本も無駄なく見やすく収納
CD、DVD、文庫本、コミック本(新書判・B6判・A5判)などを雛壇状に収納できる「本棚の中の棚」をご用意。奥の本の背表紙が見えるため、大量のCDや本も無駄なく見やすく収納できます。
「Storage Cart ミドルタイプ」が、天板下に納まります
Strage Cart ミドルタイプのキャスター収納がカウンター天板下に納まります。組み合わせてデスク周りの収納やワークスペースの拡張に。デスクワークの効率がさらに高まります。
リフォーム工事なしで
造作家具のような壁面収納を実現
既製品として3つのサイズバリエーションを用意していますが、お部屋の天井や梁に合わせた本棚の高さ調整や、形状・サイズに合わせた様々なオーダー加工も承ります。リフォーム工事を行わずに「置くだけ」で、造作家具のような天井までの壁面収納が実現します。
お客様事例
Shelfシリーズについて
-
グリッドデザインによる
ミニマルな構成「Shelf 壁一面の本棚」は、縦材と横材に相互に切り込みを入れ、嵌合させて組み立てる方式を取ります。いわゆる“饅頭の仕切り板”の様な構成です。縦材と横材、それと最小限のボルトによる無駄な要素を一切含まないミニマルなデザインです。
また、細く均一に繰り返される格子状のラインが壁面を見た際の形を支配することで、仮にセル内の書籍に統一感がなくても、その前面に強く出るグリッドにより美しい壁面へと進化していきます。 -
背板がないオープンシェルフ
「Shelf 壁一面の本棚」には背板がありません。この背板がないことによる水平方向の動きに対して、四隅に設けられたブレース板がその剛性を保ちます。このブレース板の存在により、一見でマルゲリータの本棚であることが認識されています。
同時に、その背後の壁面が収納された本の空隙を通して見えるため、特にアクセントウォールとしておしゃれな室内をを展開されている方にとってもその存在を失わずにブレース板とともに独自の見え方が提供できています。 -
たわまない本棚
「Shelf 壁一面の本棚」の各コマに本を満載にしても棚板は殆どたわみません。“殆どたわまない”というのは目視でそのたわみが確認できないほどの微細な数値という意味。
実際の実験では、各コマ(幅は325mm)に目一杯の重量(書籍で最大約30kg、アナログレコードで最大約20kg)の荷重をかけても実験値及び計算値で約0.5mmのたわみ量となりました。現実的に「たわまない本棚」と言えます。 -
表面木口は天然木突板貼り
表面(横板が貫いている面)は、木口にシナ材の天然木突板処理を行なっています。こちらを前面にしてお使いください。
※「Shelf ロータイプ本棚」は両面
-
巾木よけカットは標準仕様
巾木よけカット加工が標準仕様で施されています。(H=70、D=10mm)本棚を壁にぴったり付けて設置できます
※「Shelf ロータイプ本棚」を除く
-
- [開梱設置サービスについて]
-
東京近郊のお客様には「開梱設置サービス(有料)」を行っております。お住まい、数量に応じてお見積もりいたします。ご希望の方はプロダクト購入時の備考欄にてお申し込みください。
開梱時に発生する梱包材については、お手数ですがお客様にて処分をお願いいたします。また開梱設置時には転等防止措置について対応しているわけではございません。
- [現地調査サービスについて]
-
関東の一部地域におきましては、本棚設置に関する「現地調査サービス(有料:5,500円 税込)」を行っております。ご希望の方はご利用ください。
※対象地域は、お申し込みページにてご確認ください。
シナランバーコア合板は幅の狭い端材を固めた芯材を両側からシナ材で挟み込んだ3層構造をとります。その両面はシナ材の柔らかな質感でありながらそこに強度を与え、反りにくく変形しにくい材料として古くから建築資材や家具の材料として使われてきました。本プロダクトにおいては表面の木口はシナ材の天然木突板処理を行っていますが、裏面の木口は部分的な色違い、節目、変色等による他と違った見え方をする木口がそのまま現れています。
Shelf プロダクト一覧