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品名 Tavola
文机 木製脚 幅1800×奥行450㎜ ハックベリー(ホワイト)品番 FZK-1800-450-WH 素材 天然木(ハックベリー)集成材 30t 仕上げ プラネットOP
(自然塗料 VOCフリー)
カラー:ホワイト(メーカー色:シルバー)サイズ W1800×D450×H340mm 製造 日本製 付属品 フェルトクッション(脚底部用) 備考 お客様組み立て品
幅1800×奥行450㎜
1人でゆったり使える文机
一人でゆったりと使える文机は、快適な作業環境を提供するために十分なデスクのサイズ、が重要です。広めのデスクトップスペースがあることで、文書やノートを広げたり、ノートPCを置いて作業する事が出来ます。足元のスペースも広く、快適な作業姿勢を維持できます。
また床に座って作業をする際に適切な高さになっているため快適な作業姿勢を保てます。一般的なデスクの高さは、肘を90度に曲げてキーボードを使える程度が理想です。文机には、電源コードやケーブルを整理するための穴やスペースがあると更に有効にお使いいただけます。ケーブルが乱れることを防ぎ、作業空間を清潔に保ちます。
もともとの文机の形、機能からは逸脱しがちですが時代が求める本来の機能を床に座った生活で実現しようとした場合、当然考えられる姿です。
作業に没頭する場合、もしくは複数の作業を同時に行う場合、そこで使っていない資料を簡単に床の上に置くことが出来る、というのも文机の大きなメリットの一つです。一時的ではありますが机上の面積を床面が補います。
ハックベリー集成材を使ったテーブルトップ
ハックベリーは、ニレ科エノキ類に属し、同じエノキ科のエルム類(ニレ)と一緒に使われることがあります。シュガーベリーという名前でも混同して流通していることがあります。この木は北米大陸の東部中部に広く分布しています。
ハックベリーの全体的な色は黄灰色から灰色で、ホワイトアッシュと似た色合いをしています。木目は直線的なものもあれば、よじれたり不規則なものもあります。しかし、これらの特徴が集成材になると、天然木の風合いが重なって独特の表面を作り出します。集成材としてのハックベリーは、自然な美しさを持ち、独特の魅力を持つ木材として使用されています。
「文机 木製脚」の特徴
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木製脚のデザイン
このテーブルはプレート状の脚を立体的なX,Y,Zの三方向に互いを嵌合(かんごう)させることで、剛性を持たせています。天板自体はH型の線で構成される面で支え、更に天板そのものを加えた全体が一つの安定した塊になっています。これにより、仮にぐらつきが発生しても緩んだ箇所のボルト、円盤を絞め直すことで再び安定する形に戻ります。
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天板の反り防止金物
テーブル奥行方向の天板の反りを防ぐための金物が取り付けられています。これは、脚板を取り付ける際の金具を兼用しています。
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床への傷つき・がたつき防止
フェルトクッションが付属しています。脚底部に張り付けることで、床の微かな不陸を吸収しがたつきを防止し、床への傷つきを防止します。
無垢集成材を使ったテーブルトップ
集成材は、小さな木材を寄せ集め、天板など1つの形として形成される木材です。材料を小さなサイズに切った「挽き板」と呼ばれる木を乾燥させ、これを材料となる木の木目と平行になる様に接着剤で貼り合わせて作られます。またその挽き板の継ぎ目にはフィンガージョイントという強固な接合方法を用いているため、非常に強固で耐久性が高い材質です。長期間にわたって使用しても、表面の傷や損傷が少なく美しい状態を保つことができます。また集成材として使われている挽き板は木材そのままの風合いを持っているため、天然の木目や木の質感が美しい表面を形成します。そのため自然な温かみと豊かな雰囲気を醸し出すことが出来ます。
集成材の大きなメリットは安定した品質の状態で使えるという点です。同じ木材である無垢材と比較しても集成材の方が安価であり、また一本の木から作られる無垢材は割れや反りは多めに出来てしまいますが、集成材は作る過程で含まれる水分の量を見越した乾燥を施してあるので、素材にした木材の形状が変わりにくく、比較しても反りや割れは出にくく隙間やひび割れも生じにくいです。
また、リサイクルや再利用が可能であり、持続可能な家具の選択となります。傷やスレが付いた場合でも、集成材は修繕が比較的容易です。研磨や塗装などの簡単な処理で、テーブルを新たな状態に戻すことができます。
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デザイン
文机は庶民の間で江戸時代から使われていたこともあり重厚で木口面や脚の形状が装飾的な要素を取り入れたものが一般的です。しかしそもそもの「床に座る」という行為、と「細長いテーブル面」を成立させる最小限の要素で構成し単純な形状に収束する事が出来、全体をミニマルなデザインに仕上げています。
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サイズが選べる
文机は、ワイド寸法2400、1800、1500mmを基準にして作られてます。また製作可能範囲内に於いてオーダーサイズで加工することも可能です。
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テーブルトップの素材、色が選べる
テーブルトップの素材はハックベリー集成材とラバーウッド集成材からお選びいただけます。塗装はハックベリー集成材は自然塗料によるホワイトとブラウンがあります。ラバーウッド集成材はウレタンクリア塗装によるナチュラル色です。
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ガラス塗料(オプション)
自然塗料を施したハックベリー集成材のテーブルトップやウレタンクリアーを施していないラバーウッドには、その表面にガラス塗料をコーティングすることができます。ガラス塗料は硬質で密着性があり、非晶質のセラミックス膜を形成し、柔軟性がありながら紫外線にも強く超耐久性を発揮します。この塗料を使用することで、テーブルトップや生地の表面に耐久性や耐性を持たせることができ、長期的な美しさと保護を提供します。
文机(ふづくえ)
昭和の時代、古い畳の和室で障子紙の貼られた窓に向かって机を置く、そんな情景を思い描いた文机です。机としての機能はそのまま、床に座って使う姿を現代に転嫁させたプロダクトです。
読書やパソコン作業、書き物など幅広い用途で活用できる文机。狭いスペースでも手軽に自分だけの空間を作れます。
文机は「ふづくえ」または「ふみづくえ」と読み、床に座って使う木製の低い机を言います。読み物や書き物をするための机で、「書机(しょづくえ)」や「座机(ざづくえ)」とも呼ばれています。
奈良時代に筆記用の机として「経机」が作られ、平安時代初期には読み物や書き物のための机として文机が登場。写経や公務など公の場で使用されていましたが、後期に入ると貴族に愛用され、その後個人でも使われるようになりました。
ここでは読み物や書き物という所作よりもノート型PCを使ったパソコン作業をするための机として床に座って作業をするという前提で作られたものです。文机はデスク面が低いため圧迫感を与えにくく、狭いスペースにも設置しやすいサイズです。
昭和の時代のワークスペース
昭和の時代、畳が敷かれ、襖や障子で仕切られた和室を使って勉強や仕事をしていた姿は、しばしば静かで落ち着いた雰囲気が漂い、また典型的な和室にはそれをバックアップする静逸な空間がありました。
和室は静寂を重んじる空間であり、人々はその中で学問と礼儀を大切にし、自らを磨くことに努めていました。彼らの勤勉さと謙虚な姿勢は、当時の和室を使った学びの場の風景を特徴づけるものでした。
床に座る生活
床に座る生活と文机は、昔の日本や東洋の文化に深く根付いた関連性のある要素です。当時日本では、床に座って生活することが一般的であり、それに合わせて文机という独特の家具が使われていました。
文机は、低い高さの机で、座った状態で使う前提です。床に座る生活と文机は、腰掛けながら書道や読書、勉強などに集中するために利用されました。このスタイルは、和室や座敷などの日本の伝統的な空間に適しており、床と文机が相まって、静かで落ち着いた学習や仕事の環境を提供してきました。
また、床に座ることで、身体を自然な姿勢に保つことができ、背筋が伸び、集中力を高める効果もあるとされています。床に座ることによって、学びや仕事に没頭する姿勢が培われ、物事に対する真摯な姿勢が育まれます。
文机は、床に座る生活スタイルと深く結びついていて、日本の伝統的な学びや文化において大変貴重です。その独自の形状と機能は、日本の古典的な風景や生活の風習を物語る一部として、今でも日本人の心に残り続けています。