イサムノグチの照明 AKARI
スタンドライト 14A
サン・テグジュペリの「星の王子さま」に出てくる象を飲み込んだうわばみを彷彿させるような特異な形態を有します。絵本の挿絵は水平面があるためやや異なりますが、この作品はまさにそれが回転した様子に近いと言えます。構成としてはこれまでと同様に竹籤を螺旋状に回してその上に和紙を貼り回転体を形成、それをピンと張る様に細いワイヤーを組み合わせて作られています。和紙の貼り合わせは全体の面が均等に分割され、作品の持つ静逸さを醸し出しています。上端と下端には竹で作られたリングが宛がわれているのも初期モデルの特徴です。
しかし初期モデルで繰り返し現れる雪洞の面影はここにはなくその後多彩に発展していく同シリーズに於けるいわば初期シリーズの最終作とも思わせる秀逸な作品です。
- 2021年2月より、「プルスイッチ」から「コード中間スイッチ」へ変更となりました。
- 2022年10月1日以降の出荷分より、テーブルスタンド及びフロアースタンドに使用しているキーレスソケットコードのネジを樹脂製から金属製に変更となります。
※写真は、変更前(左)と変更後(右)の比較です。
プロダクト仕様
品名 | スタンドライト 14A 初期モデル/イサムノグチの照明 AKARI |
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品番 | 14A |
素材 | 和紙、竹ひご、鉄 |
サイズ | W40×H162cm |
付属品 | 40W形相当 LED電球 |
製造 | 日本製 |
備考 | 組み立てが必要です |

和紙と⽵からなる
光の彫刻
光の彫刻
「AKARI(あかり)」と名づけられた照明の彫刻はイサムノグチと、岐阜の伝統的産業である岐阜提灯との出会いの中から1952年に創り出されました。日本固有の美しい工芸品を見事に現代に蘇生させたとして、たちまち世界中から注目され、日本グッドデザイン賞の受賞やニューヨーク近代美術館に収蔵されたのをはじめ、各国の家庭やオフィスで広く愛用されています。
スタンドライト 初期モデル バリエーション
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