LPレコードを壁に飾る木製額縁 ジャケットフレーム デイスプレイ 展示
LPレコードジャケットを額装できる木製フレーム。
LPレコードジャケットを壁に飾るための木製額縁(レコードフレーム)です。紐を使わない吊り下げ方式のため、LPレコードを展示する位置が決めやすく設置が簡単です。額縁部分は天然木無垢材(ウォールナット)を自然塗料で仕上げました。全て国内の工場で丁寧に製造しています。
レコードジャケットを飾る
- レコードジャケットの魅力
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CDが売れなくなったと言われています。ネットでダウンロードする人が増え、しかもそこでは全曲でなく聴きたい音だけを選択するというケースも多いそうです。そうなるとBGMとしての楽曲が中心の聴かれ方になりアルバムそのものの存在感は更に薄れていきます。しかしその一方でアルバムとして存在するアナログレコードは再評価されている様です。温かみのある音、柔らかい音、などと表現されることもあり、レコード特有のサウンドに魅せられた音楽ファンも年々増えているようです。
そして、レコードの魅力を語る上で欠かすことが出来ないのがそのジャケットの存在です。レコードジャケットはそのデザインでアーティストが音楽で表現している内容をビジュアルで伝えるという使命を持ちます。レコードにとって、そのジャケットのアートワークはまさに顔のような存在。ただの表紙といった意味合いだけでなく、もはや立派な芸術でもあります。
アーティストの個性によってアートワークの印象も大きく変わるうえ、その音楽を聴きたいと思わせるか否か、レコードにとってジャケットは重要な要素になります。もう一点、レコードジャケットの大きな魅力はそのサイズです。LPレコードからCDに移行していった際にその縮小されたジャケットデザインには大きな失望感がありました。そもそもジャケットデザインは30cm角を前提に作られたものなので小さくなったそれはほぼ現在のサムネイルが少し大きくなった程度にしか感じられませんでした。更にCDの場合その薄いジャケットが収まるプラケースの表面の乱反射もその軽薄さに拍車をかけます。
- 1連タイプと2連タイプ
- マルゲリータではレコードジャケットを飾るフレームとして通常の1枚を飾る1連タイプと、見開きにして2枚分を飾れる2連タイプを用意しています。1枚を飾るフレームはまさにそのまま、そのレコードジャケットの表紙たる「顔」を飾るものです。LPレコードがCDになってもその正方形の形は受け継がれ、またネットでも簡単に聴けるようになった現在でもそのアルバムのサムネイルには小さいけれどそのジャケットデザインが使われます。そんな代表的な1枚を入れるためのフレームが1連タイプです。もう一つは見開きフレームです。見開きフレームはそのままLPジャケットを開いた状態で飾るためのものです。ただしそのジャケットが見開きに対応しているものでなければなりません。それとジャケットを開くとその細い背表紙に折り目が付いて文字が見にくくなるという点もあり昔からジャケットを丁寧に扱っている方には向かないかもしれません。しかし多少の折り目が付いてもそれを上回る感動があるのも事実です。
見開きフレームの飾り方3点
- 連続する表表紙と裏表紙を飾る
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前述した様に見開きフレームの場合、そのままジャケットの表紙と裏表紙を見せる形で飾る方法があります。これは意外と知られていないのですが表表紙と裏表紙が実は連続した1枚の絵になっているジャケットは数多く存在します。レコードジャケットはある意味その表表紙だけが独り歩きしていくケースが多いので有名なジャケットでもその裏表紙は意外と知られていないのが実情です。更には表と裏が連続した1枚の絵になっていることを知っている人は非常に少ないと言えます。
- 開いて内側を飾る
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LPレコードのジャケットを開くとその内側に全く違う世界が展開しているケースもあります。表紙がそのレコードを静かに端的に表現しているのに比べて内側の絵はそのレコーディング風景であったり、メンタルに訴えかけるデザインであったり、表のデザインからは全く異なる内容であることも多く見られます。
- 2枚並べる
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レコードジャケットはそれを見開き状態に出来るものは限られていて割合から見ても多くはありません。殆どのレコードは1枚で完結します。それを見開きフレームに2枚並べて飾る方法もあります。例えば同一アーティストによる2枚の、嗜好の似ている2枚、デザインが似ている2枚、様々な選択が可能です。
LPレコードを1枚だけ飾る場合は何もフレームに入れなくてもそのまま立て掛けるという手もあります。しかし見開きで飾りたい場合にはそれは出来ません。その意味でも見開きに対応する2連のフレームはレコードジャケットの新たな一面を掘り下げたと言えます。
最後に、これは当然ですがLPレコードのジャケットは1枚であれ、見開きの2連であれサイズは共通です。それに合わせたジャケットフレームのサイズも当然ながら共通です。これはアートフレームを部屋に飾って楽しもうという際にそのサイズを気にしないで簡単に入れ替えが出来るというメリットです。アートフレームの場合気に入ったポスター、写真がありそれをフレームに額装したとして、新たにまた違うアートが現れた際に違うサイズのフレームを探すか、もともとあったフレームになんとか入れようとするか、いろんな思いがめぐります。そういった場合もそれがレコードジャケットの場合だと入れ替えてみるだけで済みます。それを飾ってみてもう一度考える、そんな楽しさを後押ししてくれるものでもあります。
※1連タイプ(FR-LP-01)
LPジャケットをカバーする前面ガラスオプションもご用意しています。
LPレコードジャケットフレームの特長
紐を使わない吊り下げ方式。掛けやすいです。
壁に取り付けたフックにフレーム本体を引っ掛けて使います。背面の紐が見えたり、緩んで位置が変わってしまう心配もありません。
展示の位置が決めやすい。
フックの取り付け位置のみで展示位置を決められるため思い通りの場所に展示できます。またフレームが傾くことなく、壁に密着して設置できます。
天然木無垢材の自然塗料による塗装。すべて国内の工場で丁寧に作っています。
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コーナーのディテールです。
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天然木無垢材(ウォールナット)のきれいな木目が映えます。
壁掛け用フック・固定ピンについて
ジャケットフレームの背面の上方には連続した鋸状の加工がしてあります。この鋸状の溝を事前に壁に取りつけたフック(同梱)に引っ掛ける方法で固定します。フックの位置は正確に決められるため狙った位置にフレームをセットすることができます。
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ジャケットフレームフレーム背面の鋸状の加工の様子。
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壁に取り付けられたフックにフレームの背面の溝をあてている様子。
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フックを横から見た様子。
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フックを正面から見た様子。
サイズバリエーション
FRAME プロダクト一覧