L.Sofa(Lソファ) ローソファ フロアソファ 組み立て家具 ノックダウン家具
床に座る、低い位置でくつろぐスタイルの提案
「L.Sofa」のLはロー・タイプのソファとしてのL、及びそのL型のシェイプとを兼ねたイニシャルです。真横から見るとL型のこのロー・ソファは座板と背板とそれを支える二枚合わせの脚で構成されています。座板の固定は脚に対して1カ所のボルト及び背板で押さえることにより都合2点で固定。背板の方はやはり脚に対して2か所のボルトで固定といった必要最小限の固定方法で成立しています。
一方でロー・タイプ。これは一般的にあるソファに対して限りなく床板に近くかつ「座椅子」ではないぎりぎりの高さまで座板を落とし、そして座ったときには背中を全面もたれかかれる高さまで伸ばした作りになっています。
「くつろいでいる時」とは「そうでない時」に戻りたくない気持ちにさせる。と考えるとこのロー・ソファはまさしく戻りたくないくつろぎ感を与えると言えます。
テレビボードの上に大型テレビを置くという当たり前の関係を否定し床に大型テレビを床に置くという考え方がこのところあります。これは画面に対して下向きになるという新しい見方がありますがこのローソファにくつろいで床面に置いた大型テレビを見ると画面の中心がほぼ目の高さに来るので非常にいい位置関係で大型テレビを見ることが出来ます。テレビがあるからテレビ台という連鎖的に付いてくるものを一度否定した姿です。しかも近年はその大型テレビだけで周辺機器がほとんど不要になることが多いのでテレビ台というものは実は必要性を失ったただの台になっているケースも見受けられます。
床に座る、あるいは低い位置でくつろぐといったスタイルの提案です。
またこれはノックダウンによるソファです。一般的にソファーのノックダウンは難しく全体を大きな梱包で包み込み家具専用の業者でデリバリーされるのが普通です。当然そのコストは別途計上されるかもしくはそもそもの価格に組み入れられるかとなります。ここではノックダウンによりピースに分解されたパネル(carta)が必要最小限の大きさに収まりデリバリーされる、という新しいスタイルの提案でもあります。
ユーザ組み立てによるノックダウンソファ
写真は組み立て前の様子です。ノックダウン式のソファとすることで必要最小限の大きさでのデリバリーが可能となります。
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クッションは座面または背板には固定せずに「置いてある」だけです。置いてあるだけなので長時間座っていてもそのズレが生じません。
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クッションはこのようにチャックを外すと中のウレタンを取り出せるので水で丸洗いできます。
サイズバリエーション
Carta2 プロダクト一覧
Carta2(カルタ2)
平面体を立体的に組み合わせて作るツール。各パネルの端部を剛接合で固めることによりこれまでにない形状を得ようと試みた新しいオブジェクトです。ノックダウンによる組み立てでそれを実現させるため様々な手法を用いてます。