スタンディングデスク・本棚一体型

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テレワークや、自宅でのちょっとした手仕事には汎用性の高いスタンディングデスクがあるととても便利です。家事の合間に立ったままタブレット操作や、メモなどができる。スマホの充電などの定位置にしておくなど、大人でも専用の机を持つことでそれぞれのプライベートスペースを確保することもできます。

今回はそんな「Shelf スタンディングデスク付き本棚」や「Shelf カウンター付き本棚」を利用している事例のご紹介です。

スタンディングデスク+カウンター付き本棚

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横浜市の新しいマンションの一室に「Shelf スタンディングデスク+カウンター付き本棚」を設置いただいた事例です。こちらはご夫婦で共用の書斎としてご利用されています。

本棚は濃い目の配色のアクセントウォールに向かって設置されています。アクセントウォールとは室内の一面の壁だけ異なる色の壁紙や材質のものを取り入れる手法で、空間に見た目のアクセントを加えるための手法です。こちらの書斎では黒に近いダークグレイのアクセントウォールが使われており、背面のない「Shelf スタンディングデスク+カウンター付き本棚」から壁紙の色が切り絵のように見え隠れするその様子はとてもバランスが良く、本棚のグリッドが想像以上に映えます。

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書斎は物が多くなりがちですが、こちらではカウンター面より上面はビジネス本をメインとして収納し、カウンター面より下面には書類や資料を格納と、あらかじめ大まかな収納場所を決めていることで、書籍だけではなく様々なものが実にうまくコンパクトに納められています。

スタンディングデスクは通常のデスクとは違い、その名の通り立った状態で作業をするために設計された少しデスクトップが高めのデスクです。しかし、本件でのスタンディングデスクの使い方はどちらかと言うと立って仕事をするためというよりも机上の面積を確保できたことの方が大きい様に見受けられます。ご夫婦共用で使用している書斎であるならばなおさら作業スペースの確保は必要不可欠です。デスクトップの整理整頓は仕事の能率にもモティベーションにも影響します。デスクトップには常に余計なものが何も置かれないこと、必要な物を取り出しやすいように収納できる状態であることが重要です。
本件の例で言うと、スタンディングデスク上に置かれたBOSEのアコースティックウェイブは、このスタンディングデスク部がなければ実はデスクトップ以外に置くところがありません。このコンパクトな音響機器がデスクトップをはずれて一段高い位置にあり、デスクトップを十分な広さで利用できることが見えない効率化の役に立っていると言えます。

スタンディングデスクがまるで橋を渡してある様にも見えるその下端は一見使いにくい空間に思えます。しかし、例えばコーヒーやお茶菓子等の隠して置きたいちょっとしたものや、別の仕事の資料を一時的に置くスペース等、隠れ家的にいろんな用途に使用できます。

スタンディングデスク+カウンター付き本棚

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閑静な住宅街にある戸建て住宅にお住いのお客様に、二階のご主人の書斎に「Shelf スタンディングデスク付き本棚」をベースにカスタムオーダーで作成した「スタンディングデスク+カウンター付き本棚」を設置いただいた事例です。

床から天井まで壁いっぱいに立ち上がった壁面収納は、7コマ×7コマで構成されており、その本棚の下段3段目の棚板が伸びて本棚に沿って横に長いカウンターができています。それだけではなく、そのカウンターから一段上の高さから、左2コマ分の棚板が伸びてカウンターと直行する形でスタンディングデスクが形作られています。シンプルな直線で構成されており、機能性のみならずデザイン性も優れたワークスペースとなっています。本棚の置かれた壁面と直行した出窓のある壁面には、ワークデスクが2層重なり、それらに呼応するようにアーロンチェアが置かれています。スタンディングデスクはカウンターから本棚一コマ分の高さがあるので、今後工夫次第でさまざまな使い方ができます。

また本件ではカウンターのデスク面を境界にして、本棚に背表紙をずらりと並べて収納する「見せる収納」と、カセットを使ってモノを片付けてしまう「見せない収納」が展開されています。
Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をはじめ、シリーズ内奥行350mmでは「専用カセット」を用意しており、インナーボックスや引き出し収納として日用品、雑貨、文具等の細々としたもの、ファイル類の「見せない収納」としてお使いいただけます。同一本棚内でお使いいただくことにより見せる収納と見せない収納の共存が可能です。
一番下の段の7つのセルには横板を配し、7つのセル全てに「CD収納用引き出し」をセットしてあります。セットされた引き出しは全部で28個、普通の規格のCDだと900枚ほどのCDが収まります。
この専用アクセサリー中央に並んだ小さな穴は、指をかけて引き出すという動作のために必要な機能であると同時に、モノが大量に収納されている状態を外側の整然としたビジュアルで隠してお部屋にスッキリした印象を与える機能、という二つの機能を備えています。静謐な外観でありながら大容量の収納力、これがこの本棚の実力です。

また、近年その機能性や健康面のメリットで注目されているのがスタンディングデスクです。北欧ではいち早く普及していましたが、日本のオフィスでもリニューアル時に取り入れられることがじわりと増えています。短時間のミーティングや集中して行う作業の場として一度使うとその効率の良さは実感される様です。
近年増加傾向にあるテレワークにもスタンディングデスクを取り入れたいというニーズに、この「スタンディングデスク+カウンター付き本棚」は応えています。

在宅ワークにおける運動不足、長時間同じ姿勢で座り続けることによる腰、肩への負担は問題になりがちです。それらを解消するため、立位と座位を交互に行うようにすれば筋肉の動きに伴い気分のリフレッシュに繋がり、集中力が高まって仕事が捗ることも期待できます。
スタンディングワークは立った状態であるためデスクに向かっている間は眠気が生じず、椅子に座っている時よりも足を自由に動かすことが出来ます。集中のしすぎで疲労感を感じた際は軽い運動やストレッチをすることで高い集中力と生産性を生み出す力にもなり、仕事のパフォーマンスはより向上します。カウンター付き本棚にスタンディングデスクが付いた2WAYのワークデスク付きの本棚を導入することで、立ちっぱなし、座りっぱなしで仕事をすることに限定せず、自分で自由にON/OFFが出来る自分用ワークステーションを実現できます。

このように、本件の「スタンディングデスク+カウンター付き本棚」は、さまざまな機能を緻密に組み合わせ、床から天井までを最大限に有効活用することが可能です。

カウンター付本棚を1段高い位置に

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都内の高層マンションにお住いのお客様に、エントランスとリビングに挟まれたアルコーブ的なスペースの壁面に「Shelf カウンター付き本棚」を設置いただいた事例です。こちらはお客様のご希望で、スタンディングデスクとして使用でき、腰掛ける時は脚立になる折り畳み椅子を使用したいという事で、通常のカウンター付き本棚に比べカウンターを1段高い位置に設置しています。この箇所にカウンターを設置したことによりカウンター下の本が出し入れしやすく、さらにカウンター下に籠って本を読むことができ、本好きのお客様が本と一緒の生活をさらに楽しめる本棚になっています。

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こちらの「Shelf カウンター付き本棚」のカウンター面の高さは床から1040mmなので、スタンディングデスクとしてお使いいただけます。また、脚立をお客様にご用意いただくことで上段の棚に入っている本が取りやすくなり、それだけではなく椅子に座りたい時はその脚立を椅子として使用することで、普通に椅子に座った状態でカウンター面に向かって座ることが出来ます。

本件でお客様は、自分だけの読書スペースとしてカウンター下のスペースをご利用されています。カウンター下なので狭いところですが、大好きな読書に集中できるパーソナルなスペースとしては十分機能しています。

通常よりカウンター面を一段高めに設定しスタンディングデスクとして使用する事も、脚立をカウンター椅子として使用する事も、更にはこの様にカウンター下に潜って自分だけのスペースを作りだしている事も、全てお客様の発想によるものです。カウンター付き本棚の特徴を生かし、隅から隅まで上手く使いこなしています。それに加え、そこを自分だけのお城の様に活用されており、本が大好きなお客様ならではの活用術でした。

窓に向かうスタンディングデスク付き本棚

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テラス窓から隅田川を見下ろす高層マンションのリビングに「Shelf スタンディングデスク付き本棚」を設置いただいたお客様の事例です。この本棚は「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」にスタンディングデスクをつけた特注仕様でしたが、この事例を元にマルゲリータでもスタンディングデスク付き本棚の展開をはじめました。

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スタンディングデスクのメリットはいくつか挙げられます。
長時間椅子に座った状態で仕事をすると、体が安定していることや座面や背中が暖かくなることで眠気を生じやすくなり集中力が低下してしまいます。それに対しスタンディングデスクは立った状態で使用するものであり、座っている時とは違って眠気が生じることがなく、足を自由に動かしたり軽い運動やストレッチをいつでもできるので、仕事のパフォーマンスをより向上させることが可能です。元々海外企業では多く取り入れられていたスタンディングワークですが、近年ではスタンディングワークを取り入れようとしている国内企業も増えてきています。

また、スタンディングワークの作業姿勢にもいい作用があります。
人間の体にとって頭から足先までをまっすぐにした、背骨が自然とS字を描く姿勢が理想の立ち姿勢であると言われています。それに対し、座り姿勢は背骨がS字ではなく前傾姿勢をとり猫背になってしまいます。キーボードやモニターに向かってそこを覗き込むように首を前へ伸ばしのめり込んだ姿勢になると、これは腰痛や肩こりを悪化させます。
座った状態での仕事で腰痛・肩こりに悩む方ほど、姿勢が自然と正され腰や肩に大きな負担がかからないスタンディングワークの効果を実感できるのではないでしょうか。

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スタンディングワークには長時間座りっぱなしになることで起こる運動不足の改善にも役立ちます。立ちっぱなしの仕事をしていると、それが動き回る仕事ではなくともかなり脚に疲労がたまります。しかしそれは一週間もすれば慣れてしまい、違和感なく立ち続けられるそうです。ただ立っているだけでは運動量が少なすぎると見過ごされがちでしたが、立ったり歩いたり姿勢を維持したりといった日常の動作を支える筋肉は重力に対し立位の姿勢を維持するだけでも軽い筋トレ状態になります。すなわち、立ったまま過ごす時間を増やすだけでカロリー消費量を増やすことができ、本来デスクワークの仕事であったとしてもそこにスタンディングワークを取り入れることによって運動不足を気づかぬうちに解消でき、健全な体に戻っていく過程を実感できます。

間仕切りとしてリビングを仕切る

間仕切りとしてリビングを仕切る - TOPICS 30 スタンディングデスク・本棚一体型 - atSITE margherita

千葉県のマンションにお住いのお客様はそのお住い全体でスケルトンリフォームをおこない、新たに配置した家族のダイニングスペースで「Shelf カウンター+スタンディングデスク付き本棚」をお使いいただいている事例です。家族みんなで使うワークデスクとしての機能だけではなく、ワークスペースとダイニングスペースの間仕切りとしての機能を持たせています。

間仕切りとしてリビングを仕切る - TOPICS 30 スタンディングデスク・本棚一体型 - atSITE margherita
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リフォームによって元々あった間仕切り壁と天井を取り払い、壁面から設備系の配管も含め全て白で統一して塗装されています。さらに床面には天然木のフローリングを敷き詰め、一体感のある広々とした空間になっています。この広い空間を唯一仕切っているのが、「Shelf カウンター+スタンディングデスク付き本棚」です。

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本棚部分は背板がなく南向きのバルコニー側からの陽光がセルを通してダイニングに届くため、間仕切りとして使用しても暗くなりすぎず、日の光がダイニングスペースに届いています。また、間仕切りの裏側にいても視界を遮られず、常に家族の存在を感じられることも魅力の一つです。
スタンディングデスクがついていることで底への接地面積が広くなり、特に固定せずにそのまま置くだけで間仕切りとしても自立させることが可能です。固定しないことで部屋の模様替えにも柔軟に対応できるといったメリットもあります。

スタンディングデスク・本棚一体型

スタンディングデスクを備え付けた本棚の設置事例をご紹介しました。

テレワークの普及に伴いスタンディングデスクの認知は進んできており、心身の健康面や作業効率の向上等のメリットを考慮して導入する方が増えています。さらに本棚と一体化することでその用途は広がりを持ち、目的によってお客様一人一人に合った空間を作り出すことが可能です。


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Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

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