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「margherita(マルゲリータ)」ではブランド設立当初より、汎用性が高く収納するものを選ばない、時代の流れとともに陳腐化することのない収納関連シリーズを展開してきました。やはり多くの方が本の収納を目的に購入されているようですが、同様にレコードの収納を目的に購入される方も多数いらっしゃいます。
マルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚」や「BLC 収納ボックス」などのシリーズは、アナログレコードが今ほど注目されていなかった頃から「レコードを収納するのにちょうどいいサイズ」としてDJやレコードショップ店、音楽家などプロの方に支持されてきましたが、近年のアナログレコードの人気から、趣味としてレコードを楽しむという方の自宅でも導入される機会が増えてきました。
ここでは、仕事場で使用されているプロの方から、自宅で趣味として楽しまれる方まで、マルゲリータプロダクトを活用したレコード収納の事例をご紹介します。
レコード収納に最適な収納ボックス、BLCシリーズ
写真家として活躍しながら、オーディオ、音楽、車などの趣味を持つお客様のご自宅です。アナログレコードの鑑賞室に、「BLC 収納ボックス」を組み合わせて使用しています。
BLCシリーズの中でも人気の「収納ボックス BLC-08」(画像上段左、下段中央)は、約50枚のLPレコードが収納可能です。写真では、同シリーズで横長の「収納ボックス BLC-12」(W536×D363×H356mm・約75枚のLPレコードが収納可能)と組み合わせています。内部寸法に若干の余裕があり、LPレコードをビニールの保護袋等に入れた状態で収納することも可能なため、大事なコレクションを保管したいという方にもおすすめです。
「BLC 収納ボックス」は、ビー玉で上下のスタッキングを可能にしたユニークな収納ボックスです。ボックスの表面に空いた穴に沿ってビー玉をはめこむことで上下の位置をずらすことなく、整然と並べることができます。
地震の際も、揺れによって起こる水平応力に対し、ビー玉がローラーとなり揺れによる力を分散させます。ビー玉が穴の中で振幅を繰り返しその振幅を縮めて行くことで、地震による棚への影響を抑えます。
また、レコードの枚数にあわせてボックスを増やした際も、ネジやボルトを使わずビー玉を穴にあわせて組み替えるだけで、レイアウトを変えることができるのも大きな特徴です。頻繁に出すレコードと保管用のレコード、それぞれのボックスを別々の場所に配置して使用されている方もいらっしゃいます。
「BLC 収納ボックス」は2003年の発売当初から、基本モデュールは変わっていません。1つから気軽に購入でき、レコードの枚数にあわせて必要なときに必要な数だけ買い足すことができるため、リピーターの方も多く、「収納ボックス BLC-08」は単体でこれまでに1万台以上を販売しています。
※写真のようにフローリングなどの滑りやすい床の上に置く場合は滑り止めシートをご利用いただくことで、ボックスにモノが寄りかかってもズレにくくなります。
※収納ボックスの積み重ねは3段を推奨しています。
1コマの耐荷重は35キロ、たわまないレコード収納棚(ロータイプ)
DJをされているお客様のご自宅の様子です。
リビング兼仕事部屋で、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350 ロータイプ」(2段)をレコード収納にご利用いただいています。棚の上部にはミキサーやプレイヤーを並べ、DJブースとして使用しています。
「Shelf 壁一面の本棚 奥行350 ロータイプ」は、棚1コマのサイズが幅325×奥行350×高さ325mmと、美術書や画集などに多いA4サイズよりも少し大きめの本やLPレコードの収納に最適なサイズです。
スパン(縦材と縦材の間の寸法)が短いためたわみにくく、耐荷重は1コマ約35キロ。LPレコードをぎっしり収納しても(その場合の総重量は約20キロ)、ほとんどたわみません。「とりあえず購入した安価な棚が重みでたわんでしまったので、今度は長く使用できるものに買い替えたい」と購入される方が多いようです。
「Shelf 壁一面の本棚 奥行350 ロータイプ」はこのサイズの他、コマ数や高さにあわせて5種類のシリーズを展開しています。専用金具により後から追加購入した棚を積み重ねて使用することもできます。
壁一面にレコード・CDを納めた壁面収納
DJ、プロデューサー、ミュージシャンとして活躍されている方の自宅兼仕事場で、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350」(画像右側)をレコード収納棚としてご利用いただいています。
上部に1段増設(連結)し、天井ギリギリまでの高さにしています。通常、「Shelf 壁一面の本棚」は、床で組み立ててから立ち上げるため、持ち上げる際に天井面と干渉しないよう、設置スペースの天井から5センチほどのクリアランスが必要になり、天井との間にクリアランス分の隙間が生まれます。ここでは、もう1段を上に連結することで、天井までぴったり収まる収納棚が完成しました。
写真左は、「Shelf 壁一面の本棚 奥行180」をCD収納棚としてご利用いただいています。高さを活かした収納計画により、これだけのレコード、CDを保管しながらすっきりとした空間になっています。
レコード同様に、長く愛用できる収納棚・収納ボックスを
レコードはきちんと保管すれば長く愛用できるものです。なかなか聞かなくなったレコードでも、飾ってインテリアとして引き続き楽しむこともできます。
長く愛用できるものだからこそ、その枚数の増減によって追加・増設でき、長く愛用できる収納棚やボックスをご検討いただくことをお勧めします。