SERIES
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本棚と机を一体化させたこのプロダクトは、マルゲリータが日本で最初に提供したものです。そのカウンター付き本棚は、壁面収納と作業机を一体化させたデザインで、本棚と机を別々に設置する手間を省き、作業を効率的に進めるとともに、部屋のスペースを最大限に活用できるようにしています。さらに、このカウンター付き本棚は、お客様のニーズに応じてカスタマイズが可能で、子供部屋の本棚兼学習デスクや書斎の本棚兼作業机、オフィスの壁面収納兼ワークデスクなど、さまざまな用途に柔軟に対応しています。
このシリーズでは実例を交えながらこのカウンター付き本棚の特徴や活用方法をご紹介します。
カウンター付き本棚とは
「カウンター付き本棚」は、奥行350mmの本棚の下から3段目の横板を前面に延長し、その先を脚板で支えたデザインが特徴です。この横板が作業用カウンターとして機能し、本棚と机が一体化したスタイルを生み出します。
似た様な種類で「デスク付き本棚」がありますが、本棚を正面に見て座るタイプが「カウンター付き本棚」、本棚を横に据えて座るタイプが「デスク付き本棚」という名称で区分しています。
サイズとカスタマイズ
カウンター付き本棚は、3種類の既製サイズをご用意していますが、天井の高さや梁の位置に合わせた高さ調整や、部屋の形状に応じたサイズ変更など、オーダーメイドにも対応しています。お客様のご要望に合わせて、細部までカスタマイズできるため、どの様な空間にも合わせた本棚を作り上げることができます。
開口部付きカウンター本棚
作業性をさらに向上させるために、「開口部付きタイプ」という製品もあります。このタイプでは、カウンター部分にモニターを設置するスペースが設けられており、PC、書籍、作業道具を手元で整理しながら、体を大きく動かさずに効率よく作業ができるワークスペースを提供します。これにより、作業環境が整い、より集中して仕事を進めることが出来るようになります。
設置実例
File825 3人兄弟の子供部屋 カウンター付き本棚
リビングダイニングを3人いらっしゃるお子さんの共有学習室としてお使いいただいています。それぞれのお子さんが自分専用のスペースを確保しながら、共通のエリアも共有できるようになっています。
File618 カウンター付き本棚を使ったリビングルームの間仕切り
もともと横に長いリビングを広々と使っていましたが、「Shelf カウンター付き本棚」を部屋の中央に置くことで、工事を行わずに二つの部屋に分けることができました。一方はご主人の書斎スペース、もう一方はオーディオルームとシアタールームを兼ねたリビングとして構成されています。
File872 相澤直人さんのクリエイティブなワークスペース
作曲家 相澤直人さんのご自宅の創作のスペースに「Shelf カウンター付き本棚」を設置いただきました。開口部を設けカウンター部分を広く使いながらPCモニターを置かれ、足元には「Shelf ロータイプ本棚」をキャスターベースを使いながら上部にキーボードを置いてL字型の配置でお使いいただいています。
File824 夫婦で書斎を共有する
マンションの一室を、ご夫婦で共有する書斎として利用されています。このカウンター付き本棚は、7列分のスペースがあり、中央の列を共有の本棚として使用し、その両側にそれぞれ3コマ分のスペースを分けて使っています。
File815 多機能なリビングボード
階段を上がってすぐの広いリビングルームの窓のある壁面いっぱいににその窓を存分に生かしながら「Shelf 開口部のある本棚」と「Shelf カウンター付き本棚」を2台連結して大きな壁面収納としてお使いいただいています。それぞれ「Shelf A5版本棚 奥行き180mm」をベースにカスタマイズしたものです。
File708 リビングに繋がる書斎に
カウンター付き本棚の奥行は、この部屋の引き戸の引き込み部分とぴったり一致しており、引き戸を開けた状態でも部屋の片隅にきちんと収まります。3列のうち2列分のカウンター面を2段、計4コマ分を開口部として開けており、PCモニターが収まるサイズに加工されています。
カウンター付き本棚の魅力
1台で収納と作業スペースを兼ね備えたカウンター付き本棚は、空間を無駄なく活用できる理想的なプロダクトです。また、壁面収納としてだけでなく、間仕切りとしても使用可能で、簡単にワークスペースを作り出すことができます。
実例に関連するプロダクト