ビフォーアフター

SERIES

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ビフォーアフターと言うTV番組は『リフォーム』で家族の問題を解決することをテーマに掲げ、様々な物件を大改造する番組です。一般視聴者が応募した実際の物件を題材にし、物語の途中にはドキュメンタリー的な要素も取り入れられています。公式サイトでは「笑いあり、感動ありの家族応援バラエティ」と謳っており、朝日放送も番組のジャンルをバラエティ番組と位置づけ、リアリティ番組の要素も織り交ぜています。番組は、家族の絆と安らぎを再構築することを目指しています。

番組のタイトルである『ビフォーアフター(Before-After)』は、もともと美容に関する用語でしたが、この番組の成功によって、様々な番組、CM、美容や建築以外の業種などでも広く使用されるようになりました。2003年には新語・流行語大賞のトップテンにも選ばれ、その影響力が示されました。

ビフォーアフター 同ポジ

この番組では、「改修前」と「改修後」の様子を同ポジと呼ばれる手法で画像に落としています。同ポジとはカメラ用語で、対象物の様子を完全に同じ位置と高さにカメラを設置し、更にレンズのサイズや焦点距離を合わせた状態、時間軸だけずらして撮影する事を言います。その同ポジこそがビフォーアフターの核心的な手法であり、その変化の落差が大きいほど視聴者に与えたインパクトは大きかった所以です。

その同ポジの手法を利用して、主に家具(特に本棚)を設置することで、変化する過程を見る人に分かりやすく伝えることを目的としてマルゲリータの設置事例に於いてその中のいくつかビフォーアフター的な同ポジで捉えビフォーとアフターのその移り行く様を動的にそれぞれのfileの巻頭に据えた事例です。

ビフォーアフター 壁一面の本棚

(株)ブックウォール オフィスの本棚 - Shelf 壁一面の本棚 - マルゲリータお客様事例
(株)ブックウォール オフィスの本棚 - Shelf 壁一面の本棚 - マルゲリータお客様事例

一方、ここで展開するビフォーアフターの事例では同じ場所に対して同ポジで撮影するという捉え方は番組と一緒です。しかしそこに本棚を導入する前と後で周囲のものが如何に片付いたか、壁面一杯を収納にすることでこれまで不可能であったモノの納まりを如何に可能にせしめたか、を分かりやすく表現したつもりです。床面積そのものが増えていなくても壁面に連続して入った棚板は実は床の代替え、という事実が伝わればと考えました。

設置実例

File606 書斎の改造、ビフォーアフター


File647 壁面収納を一新、ビフォーアフター2


File651 早稲田大学創造理工学部環境資源工学科の研究室に、ビフォーアフター3


File682 子供部屋のディスプレイボード


File687 大容量の学習机


File700 左右対称に配置された兄弟部屋


File701 家族4人のワークスペース


File733 エディトリアルデザインのオフィスに


File734 クローゼットを有効に使う


File739 大量のコミック本を収納する


File764 10年を経たオフィスに増設する


File793 ご夫婦で使う書斎


File790 兄妹の部屋を作る

考察

完成後の状態になると、以前の姿を思い出すのが難しいことがあります。例えば、商店街の一角が解体され新しい建物が建つと、以前の光景が記憶に残りにくくなります。特に、利用頻度が少ない場所ほど記憶が薄れやすいものです。また、ビフォーアフターでは、アフターの満足度が高いほどビフォーが忘れられがちです。忘れること自体は問題ではありませんが、家具設置時には完成後のイメージを持つことが重要です。変化が見えることで、次のステップが進みやすくなります。

家族の学習部屋の本棚 - Shelf デスク付き本棚 - マルゲリータお客様事例

実例に関連するプロダクト

またお部屋に合わせてカスタムしたい場合は設置場所の情報、本棚のプランをお問い合わせいただけましたら図面とお見積もりを作成いたします。
詳細はカット・オーダー加工ページをご覧ください。