SERIES
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ターンテーブルを2台持つことは、DJや音楽愛好者にとってもはや当たり前の様な設定です。これにより、異なる音源をミックスし、スクラッチやビートマッチングなどのテクニックを駆使してクリエイティブなDJセットを構築することができます。
プロフェッショナルDJ
2台のターンテーブルを持つことで、片方で曲を再生しながらもう一方でスクラッチやエフェクトをかけたり、ビートマッチングを行うことが可能になります。また、曲間のトランジションをスムーズに行うことで、ノンストップのミックスやシームレスなブレンドが実現し、サンプリングやループを活用することで、よりクリエイティブで独自の音楽体験を提供できます。2台のターンテーブルは、アーティストの個性を強調し、1台で曲を再生しながら、もう1台で次の曲の準備を行うことにより、リスナーに途切れることのない音楽を提供することが可能です。これにより、DJは幅広い表現手段を持ち、独自のスタイルを追求できます。
自宅DJ
自宅のDJスペースは、通常のクラブやイベントで見られるような囲まれたブースとは異なります。ここでは、プレッシャーが少なく、趣味を追求するための自由な音楽体験が重視されています。主に2台のターンテーブルがミキサーで接続され、そのまま立ったまま作業ができる作業ステーションが存在します。DJが即興で音楽を楽しむためのリラックスした環境が整えられています。
マルゲリータが提供するDJブースは、プロのDJである井上馨さんの自宅でのDJ作業スペースをベースにしています。これは多くのDJや自宅DJが、自身の好みに合わせてカスタマイズし、試行錯誤を重ねながら利用しているものです。
実例
File540 移動式DJブースとアナログレコード棚
大量のレコードのある音楽室としてお使いいただいています。趣味でDJをされているので、お使いになるときはDJブースと化した移動式のロータイプキャスターベースセットを引き出し、背面のLPレコード棚と並べてお使いいただいています。
写真:本棚 SLF 壁一面の本棚 奥行350mm
File535 DJブースと壁面収納
6m以上ある壁面の窓を躱しながら計画された壁面収納は、向かって右側はDJをされるご主人のレコード棚としてお使いです。レコード棚セルの前面にはレコードジャケットも飾りながら順次入れ替えつつ楽しい空間を作っておられます。
写真:本棚 SLF ロータイプ本棚
File405 アナログレコードの収納とDJブース
ご自宅のリビングルームにその開口部を生かした形でロータイプの本棚 および特注2列タイプの壁一面の本棚を並べてお使いいただいています。ロータイプの本棚はDJブースとしてお使いいただき、その下にはアナログLPレコードが余すところなく整理収納されています。
写真:本棚 SLF 壁一面の本棚 奥行350mm+SLF ロータイプ本棚
File401 BLCレコード棚の組み合わせによる自宅DJブース
BLCレコード収納ボックスを使って、自分の家に独自のDJブースを作り上げました。 LPレコードを2段に積んで収納するために「BLCレコード収納ボックス(BLC-08)」を使用し、その上には特注のボックスを配置しました。
写真:収納 BLC ビー玉でスタッキングする収納ボックス
File723 DJ ライフスタイルに
キャスター付きロータイプ本棚が部屋の中央に配置され、LPとCDを同時に扱えるオリジナルのDJブースが形成されました。この構造は、幅5コマ、高さ3コマの既製品を基にしていますが、最上段の高さは調整され、天板にはラバーウッド集成材が使用され、ユーザー自身によってカスタマイズされました。
写真:本棚 SLF ロータイプ本棚 移動式(形状特注)
File711 カスタマイズされたDJブース
新築の住宅のリビングの一角に、瀟洒な鉄骨階段の下に位置するスペースにロータイプ本棚をカスタマイズしたオリジナルのラックが設置され、これがアナログレコードの収納と共に自宅用DJブースとして活用されています。
File697 ダークブラウンに塗装したDJブース
ロータイプ本棚がベースとなっており、アナログプレーヤーを縦に2台配置し、その中央にミキサーを、両端にはスピーカーを配したサイズから天板の寸法を決定し、下段のセルのサイズもそれに合わせて製作されました。
写真:本棚 SLF ロータイプ本棚(形状特注、お客様にて塗装)
File689 DJブースを包み込む壁面収納
DJブースが本棚に設置されており、大きな開口が存在感を際立たせています。この開口は横5コマ分広がり、2台のターンテーブルとミキサーが収められ、高さは棚で調整されています。上段にはアナログレコードを収納することで、DJブースとしての使いやすさが向上しています。
写真:本棚 SLF 開口部のある本棚(開口特注)
File654 自宅で楽しむDJブース 音場空間
このお客様のLPレコード収納方法は一般的なアプローチとは異なり、ジャケットの背表紙を奥に配置し、手前には解放面を向けています。このユニークな配置により、ジャケットの背表紙が紫外線による劣化から保護されつつ、同時に各レコードの位置が把握しやすくなっています。
File298 井上薫さんの仕事場 | 特注DJブース
DJ、プロデューサー、ミュージシャンとして幅広く活動されている井上薫さん。仕事場兼ご自宅を新しくされたのを機会に壁一面の棚とDJブースをお使いいただいています。DJブースはLPレコード用ターンテーブルをミキサーを挟んで2台、更に持ち出しアームでCDJプレイヤーも2台お使いいただいています。
写真:本棚 SLF ロータイプ本棚 移動式(サイズ特注)
考察
プロのDJとは異なり、自宅DJは主に自身の楽しみのために音楽を扱い、時にはご家族や友人と共有しながら、自由な雰囲気で楽しむことができます。専門的なスキルや知識は求められませんが、その分自由度が高いです。
一方で、プロのDJは高度なスキルや責任が必要であり、常に聴衆の期待に応えるプレッシャーがかかります。音楽を純粋に楽しむだけでなく、聴衆を満足させることが求められるため、アプローチは異なります。
このような音楽に対する向き合い方は、似ているようでまったく異なる方向性を持っています。それでも、DJブースとしてのレイアウトにおいては大きな変化は見られません。好きなことを仕事にするのか、趣味として楽しむのか、その境界線は時折曖昧で、クリエイターの世界ではこの選択が繰り広げられる典型的な話と言えます。
実例に関連するプロダクト