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子供だけの遊びは、子供が自分で歩き始め、自分の好きな遊びを楽しむ意欲を持ち始める時期から可能です。一般的には、2歳頃と言われています。ただし、子供部屋での遊びは、安全性を確保するために部屋の配置や遊具の選択に気を配る必要があります。また、適度に大人が関わることも重要であり、子供が一人で遊ぶ時間が長すぎないようにすることが大切です。
ここではマルゲリータの家具を使用した子供部屋のレイアウトを実例をもとに紹介していきます。
勉強をする場所
リビング学習
リビング学習は、リビングやダイニングルームを学習場所として活用する学習法です。一人で静かな空間で勉強する子供部屋ではなく、適度な雑音が聞こえるリビングで学習することで、安心感とほどよい緊張感の中で勉強に取り組むことができ、分からないところもすぐに質問できるため、学習能率が高まるとされています。
カウンター付き本棚を学習机に
マルゲリータのカウンター付き本棚は、広々とした本棚を備えた「机」として機能します。お子さんが年齢を重ねるにつれて、使用する教材や興味を持つ本が増えても、その収納に困ることはありません。小学校入学から中学3年生までの長い期間にわたって必要な容量を提供し、十分なスペースを確保します。他の一般的な学習机ではこれほどの収納力は期待できません。
大人になっても使える学習机
また、この学習机は大人でも使いやすい形で作られています。言い換えれば基本的には大人用です。子供が成長するにつれて、家族構成や環境が変わる可能性があります。しかし、この学習机はそのような変化に対応できるように設計されています。大人でも快適に使用できるだけでなく、将来的にも有用性を保つことができます。そのため、粗大ごみになる可能性が低く、持続可能な選択肢となります。
実例
File333 三人兄弟の子供部屋レイアウト
お客様は、元気いっぱいの男の子3人の兄弟をお持ちです。彼らは一つの部屋を共有し、勉強や遊びに活用しています。アンダーカウンター本棚を2つ並べ、それぞれを3つのエリアに仕切ることで、個々のスペースを確保し、円滑に共有しています。
写真:本棚 SLF アンダーカウンター本棚
File527 2人のお子さんの共有本棚に
2階の二つの部屋は、スライドドアを開けると一つの大きな部屋となります。それぞれの部屋はお子様の勉強スペースとして利用されており、各部屋にはそれぞれの勉強机が備えられています。また、1つの本棚がお二人の子供たちで共有され、そこではランドセルを含む学習道具や教材が収納されています。
File507 姉妹で使う子供部屋の壁面に
2人のお子様は、このお部屋で過ごす際に、本棚と直角に設置された勉強机や、本棚と平行に背中を向けた形で配置された勉強机を使っています。お部屋の躯体が突き出した柱と隣室との境にある引き戸の間の壁面と本棚は、ほぼ同じ幅に設計されています。本棚はこの壁に沿って配置されています。
File412 子供部屋の学習机
子供部屋には、デスク付きの本棚が設置されています。こちらのデスクは、奥行きを小さく設定し、それに合わせてStorage Cart キャスター付き収納カート ミドルタイプも特注で作成されました。このお部屋に合わせたお子様専用の勉強スペースです。
File687 大容量の学習机
最近ではリビング学習が増えている一方で、自宅でお子さんが自分の部屋で勉強するケースでも、やはり学習机を設置することは一般的です。マルゲリータのカウンター付き本棚は学習机ではないものの、これまでにも多くの方々、本件のお客様も含めて、子供部屋の学習スペースとして採用されています。
File700 左右対称に配置された兄弟部屋
この部屋はもともと左右対称に配置され、中央に入口があり、そこからそれぞれのスペースに分かれています。ベッドは縦に並び、その間にカーテンで仕切られた空間があります。各部屋に進むと、ベッドと直行方向に机が配置され、その奥に各々4列幅の本棚が新たに設置されています。
File625 二人のお子さんの子供部屋の壁面収納
2人のお子さんの子供部屋には、それぞれ壁一面に開口部付きの本棚をカスタマイズした壁面収納が設置され、その横に勉強机が配置されています。こうした工夫により、個室学習環境が充実しています。また、ベッドは別の部屋に配置されています。
File682 子供部屋のディスプレイボード
二人のお子様が成長するにつれ、玩具や学用品、創作物が床にあふれ、壁面も次第に埋まっていく中、適切な対処を試みられましたが、常に問題は残りました。特に、物品が下部に集中し、大きな壁面が有効活用されていませんでした。新しく設置された壁面収納は、横6コマの大きさで、収納自体も窮屈さから解放されています。
写真:本棚 SLF 開口部のある本棚
File536 風景画の様な窓に面して
風景を切り取る様なピクチャーウィンドウに向けて机を置き、その両側にキャスター付き収納カート、壁を背に3列の本棚を置かれそこにはご夫婦の書籍、書類等も収納されています。お子様の勉強机はその風景画に向かいます。
考察
仲良く使う
兄弟で仲良く空間を共有するためには、コミュニケーションを取りやすい環境を作ることが大切です。部屋の中にコミュニケーションを促進するスペースを設けたり、共通の興味や趣味について話し合う時間を持つことはそれに役立ちます。
また、兄弟がそれぞれのプライベートなスペースを持つことも当然大事で、個々のスペースを尊重し、物の管理や整理整頓の習慣を育てることが大切です。
それぞれに個室を与える
個室を持つことは、自己管理や責任を育む良い機会にもなります。部屋の片付けや整理整頓、自分の物の管理など、個々の責任を持って行動することで、自立心を養うことができます。
一方で、個室を持つことで兄弟間のコミュニケーションが減る可能性もあります。そのため、兄弟が定期的にコミュニケーションを取る機会を設けることが重要です。
間仕切りをする場合は工事を伴わない方法を選ぶ
壁一面の本棚は、本を中心とした収納家具であり、これを間仕切りとして使うことは、間仕切り設置と同時に収納が完成していることを意味します。工事を伴ったリノベーションでは、まず間仕切り壁を立ててから収納を考える必要がありますが、壁一面の本棚を利用する場合は、最初から収納が完了しているため、部屋の使い勝手を考慮した改修が可能です。
実例に関連するプロダクト
またお部屋に合わせてカスタムしたい場合は設置場所の情報、本棚のプランをお問い合わせいただけましたら図面とお見積もりを作成いたします。
詳細はカット・オーダー加工ページをご覧ください。