千葉県のマンションにお住まいのお客様です。リビングに隣接する個室の壁面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置し、55V型の大型テレビを組み込んだリビングボードとして活用されています。
リビングダイニングはL字型のレイアウトを採用しており、その端には大型テレビを組み込んだリビングボードを設置、テレビ周りの収納とデザインを一体化させ、空間全体の統一感を高めています。リビングの中心部にはソファを配置し、自然な導線を確保しながら、家族が寛ぎながら映像を楽しめる快適な環境を実現しています。さらに、可動間仕切りを活用することで、必要に応じて空間を仕切ることができ、シーンに応じた柔軟なレイアウト変更が可能となっています。
このリビングボードには、大型モニターを設置するために4コマ分の開口部が設けられ、上部には3本の補強桁を追加、構造の安定性を確保しながら、開放感のあるデザインを実現しています。ただし、補強桁部分には重量物を載せることを避け、書籍ではなくディスプレイアイテムを配置することで、空間を美しく保ちながら実用性を損なわない工夫がなされています。
さらに、リビングボードの前面には毛足の長いカーペットが敷かれ、イサム・ノグチのコーヒーテーブルが配置されています。このレイアウトにより、テレビを視聴しない時間帯でも、床に座ってくつろぐことができる落ち着いた空間として機能。ラウンジのようなリラックス感を演出し、ソファでくつろぐシーンと、床で自由に過ごすシーンをスムーズに切り替えられる構成となっています。
テレビを中心としながらも、収納・寛ぎ・空間の使い分けを高いレベルで両立した室内になっており、生活のあらゆるシーンに対応する洗練された空間デザインが実現されています。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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