「ゆとぴやぶっくす」は、南浦和に店舗を構える、”知らない”人に“知る”事の喜びを提供する書店です。情報過多な現代において、気づきにくい「未知」を発見し、新たな価値を提供することをミッションとしています。
古本と新刊を同時に取扱う形態で味わい深い古本と選び抜かれた少数の新刊を取り扱い、顧客に本の多様性と可能性を伝えます。古本はジャンルを問わず幅広く、文学、哲学、アート、建築、漫画など、多岐にわたるニーズに対応しています。
単なる書籍販売ではなく、本を介した新たな発見と学びの体験を提供することで、顧客との深いエンゲージメントを実現。また、南浦和という立地を生かし、地域住民との交流を重視。コミュニティスペースとしての役割も果たしています。
そのゆとぴやぶっくす様の店舗では「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」をお使いいただいています。古書店の限られたスペースで、多種多様な書籍を少量ずつ効率的に展示・販売するため、奥行きが浅く壁一面を活用できる本棚が採用されています。
ここでは古書店として一般的にそこに置かれる本棚に求められる機能以外に、特にこの書店で工夫をされている点がいくつかあります。
収納ボックスを活用する
雑誌やパンフレットなどを一箇所にまとめ、床面近くに配置することで、室内空間を効率的に活用しています。収納ボックスに収められた本が古書であることは一目で分かり、その上、ボックス内で平積みされている状態が、取り出しにくさを感じさせつつも「お宝」のような魅力を醸し出します。つまり、配置の高さや位置が不便であっても、顧客の興味を惹きつける効果的な演出となっています。
作業効率の向上
お店やスタッフが効率的に在庫管理を行えるよう、整理しやすい棚構造を採用し、重量物の運搬がしやすい設計や動線を考慮した棚の配置が実現された結果、店舗全体をコンパクトかつ使いやすくなるだけでなく、顧客にとっても商品を選びやすく、心地よい空間となります。本件はそれを実現しつつある古書店です。
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