神奈川県でこの度新しく内科・循環器内科のクリニックを開業されたお客様。そのクリニックの院長室に「Shelf デスク付き本棚」を設置いただきました。

奥行きのあるこの書斎では、デスク面が空間の一部を穏やかに仕切る役割を果たしています。特に、本棚は室内の柱型と壁に挟まれたアルコーブにぴったりと収まるよう、微細な寸法に合わせて加工されています。この調整により、アルコーブが完全に埋まり、本棚が壁と同一面になるように設置されており、一体感のあるデザインが実現しています。

このきめ細かい作り込みが、室内全体に統一感と洗練された印象を与えるとともに、この院長室に於けるワークスペースが自然に区切られていながらも、開放感を失わない形になっています。デスク面も空間の広がりを保ちながら、書斎としての落ち着いた機能性を維持しており、広がりのある室内において視覚的にも効果的な仕切りとなっています。







近未来的な室内に
壁に取り付けられたモニターアームは、どこか擬人的な気配を漂わせながらも、座る位置に応じて最適なポジションを提供し、ユーザーの動きに自然に寄り添うような存在感を放っています。その柔軟な可動性によって、視線や姿勢に合わせた調整が可能となり、快適な作業環境を生み出しています。

同時に、デスク上にはもはやキーボードとマウスしかないというミニマルな構成が、まるで近未来のワークスペースを思わせる佇まいを形成。このストイックなデスクトップと、まるで意志を持つかのようなモニターアームの姿が呼応し合い、室内に独特の雰囲気をもたらしています。機能性を極限まで研ぎ澄ませながらも、どこかSF的な要素を含んだ不思議な空間へと昇華されたこのワークスペースは、シンプルでありながらも強い個性を感じさせる設えとなっています。




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