徳洲会体操クラブの新拠点がTGA(徳洲会ジムナスティクスアリーナ)に併設されてオープンしました。湘南モノレール「湘南深沢」駅から徒歩7分、江ノ電バス「笹田」停留所からすぐの立地に、地上3階建て、総面積5,300平方メートルの施設が完成。ホテルライクな洗練された外観が印象的で、男子体操専用体育館として国内最大級の規模を誇ります。
施設内には緑に囲まれた植栽と、木材を多用した温かみのあるデザインが施され、駐車場も完備。1階には食堂や会員専用のラウンジ、多目的スペース、2階には選手の練習場と子ども体操教室が設けられ、専任の理学療法士が常駐するコンディショニングルームも完備されています。3階には湘南鎌倉総合病院と連携したメディカルフィットネスがあり、地域の健康促進に貢献することを目指しています。
長さ4mのダイニングテーブル
施設内ラウンジは、フィットネス会員専用のエリアであり、清潔感の溢れる美しいデザインが特徴です。そのラウンジには、特注サイズで長さ4mに加工された「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(RO)」が3台設置されています。ラウンジのスペースは幅5m、長さ20mの細長いレイアウトで、そのダイニングスペースに合わせてダイニングテーブルが長手方向に沿って配置されています。このまるで仮想空間のような配置により、空間を広々と活用できる休憩スペースとして機能します。ダイニングテーブルは、使用者が快適に過ごせるように配置され、広い空間を有効に使ったデザインが特徴的です。
このハックベリー集成材による特注ダイニングテーブルは、継ぎ目のない一枚板を使用しており、広がりのある空間に一体感をもたらしながら、温かみとその洗練されたデザインを引き立たせます。スチール脚のダイニングテーブルは、堅牢で安定感があり、大人数が集まっても快適に利用できる形、広大で美しいダイニングスペースが居心地の良い時間を提供しています。
ダイニングテーブルの集成材表面にはガラス塗料による3層コーティングが施されており、木材の質感を保持しながら、多少の粗い使用にも耐えて美しい表面を維持できる仕様です。通常、こうした大きなダイニングテーブルは、そもそもその搬入からして困難を極めますが、本件ではそのスペースは1階に位置し、長い部屋の端からまっすぐに搬入が可能だったため実現したこともあります。
ベンチ
国内最大規模の体操クラブを誇るこの施設のエントランス部分には、劇場のホワイエのような用途を想定した広々とした空間があり、そこに「EXA 屋外ベンチ」が設置されています。実はこのベンチ、現時点で発売されていない特別モデルで、既存の「EXA デッキテーブル」の形状とデザインを基に、新たに人が座ることを前提に設計されたものです。今回は室内での使用となるため、通常の屋外仕様で用いるアセチル化木材アコヤではなく、ラバーウッド集成材が採用されています。ラウンジのダイニングテーブル同様にガラス塗装を塗布する事により表面の耐久性を保持しながらも、温かみのある木質感が空間にマッチし、上質な空間を引き立てています。
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