都内のマンションにお住いのお客様です。まるでその部分が大きな出窓、あるいはベイウインドウを思はせるような水平方向に長い構造フレームからせり出したような明るいスペースに「Shelf ロータイプ本棚」をその水平窓の腰壁に沿って置かれています。
窓下の腰壁の高さがこの「Shelf ロータイプ本棚」の高さと揃うため、横一列に並んだ状態で室内に溶け込んでいます。特にこのスペースはリビングから見れば構造フレームで囲まれた一般的なマンションの室内から外に張り出す感じを受ける場所です。三方枠で囲まれた部分がまさにフレーム内と出窓の様に張り出すこのスペースの結界とも言うべく空間を意識的に仕切っています。
「Shelf ロータイプ本棚」は、お子様の書棚としても兼用されており、小さなお子様が明るい日差しの中で遊ぶスペースに配置されています。低めの本棚は、お子様が自分で本を手に取りやすい高さ、絵本やおもちゃも収納できるため、実用性が高い本棚として活躍しています。
この本棚はさらに延長され、その先は、ご主人の書籍を収納するスペースへと変化していきます。本棚は壁に沿ってL字型に直角に折れ曲がり、その先はワークデスクとして機能します。「Shelf ロータイプ本棚」の高さが724mmであるため、デスクの高さと揃い、統一感のあるデザインが実現されています。さらに、このL字型の天板は一体型で製作されており、デスク部分がスムーズに本棚と連携しているのが特徴です。
ワークデスクの前には窓がなく、外光の反射や眩しさがないため、作業に非常に適した環境となっています。このレイアウト全体が、機能的で美しく収められた空間を演出しており、使い勝手の良さとデザイン性の両立が感じられます。
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