石川県の戸建て住宅にお住いのお客様です。この住宅を建てた当初は将来的に2室にする予定のもと、姉弟で一室の子供部屋でしたが、この度リフォーム工事を行い2つの部屋にされました。更にそのそれぞれの部屋に「Shelf カウンター付き本棚」をそれぞれの部屋の形に合わせながら加工して設置いただいています。
姉の部屋
姉弟の部屋の違いが一目でわかるのは、その壁の色です。姉の部屋は暖かみのある淡い黄色、一方、弟の部屋は涼しげなブルーのクロスが使われています。廊下から見たそれぞれの部屋の第一印象はその壁色ですが、姉の部屋にはさらに、間仕切りとして使われている壁面にブルーのクロスが貼られており、これが部屋のアクセントウォールとなっています。
また、この部屋では元々あった窓の一つを塞ぎ、その場所に「Shelf カウンター付き本棚」を一面に設置しています。エアコンの配置に合わせて本棚を一部加工し、すっきりと収めています。カウンター付き本棚の横には2人掛けのソファが配置されており、勉強とは別に読書をしたり、リラックスしたりするためのスペースも確保されています。ベッドは弟の部屋との間仕切りに沿って置かれており、自然に寝室としての空間が形成されています。
弟の部屋
弟の部屋は寒色系のブルーを基調としていますが、壁全体をその色にするのではなく、腰壁部分に白いクロスを使用することで、姉の部屋とは異なる色の構成を取り入れています。さらに、フローリングは姉の部屋よりも明るいベージュ色を選んだことで、部屋全体が寒色ながらも軽快で明るい印象に仕上がっています。この部屋の大きな特徴の一つは、二つの窓をそのまま活かしている点です。特に、「Shelf カウンター付き本棚」の前にある窓をそのまま残すことで、その壁面には本棚を設けず、広々としたデスクスペースを確保しています。また、残りの壁には2列の本棚を設置し、上部に天板を追加することで、本棚をスクエアな形にまとめ、スクエアなデザインにまとめられています。
さらに、姉の部屋との間仕切り壁は広く開放され、その壁面全体をピンナップボードとして利用できるように工夫されています。
カウンター付き本棚
お二人の部屋には共通して「Shelf カウンター付き本棚」が設置されています。姉の部屋では、横7コマのフルサイズ本棚を天井まで最大限に活用し、エアコンがあたる部分だけを切り欠くことで、メンテナンスを容易にしつつ、本棚に直接風が当たらないように工夫されています。また、共通の特徴として、それぞれのワークスペースにはカウンター付き本棚の足元部分の4コマ分を使用し、少し広めの作業スペースが確保されています。
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