両側の壁面を「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」、及び「Shelf カウンター付き本棚」をそれぞれに2台ずつ連結させ、挟まれた中央に「BLC-08(LPレコード収納ボックス)」を上下に2段、キャスター付き台の上に載せ、更にBLCの上部には天板をフラットにした状態でターンテーブル、ミキサー類を所狭しと置かれています。この様にLPレコードに関するスペースは3列の川の字に並べられ、その川の字の間のスペースが一つはDJワークをするためのスペース、もう一方のカウンター付き本棚側のデスクワークをするスペースとなっています。必然的にスピーカーはその専用台を介して上方に持ち上げられレコード棚の両サイドに距離を置いて置かれています。
CDJ
レコード棚と直交する面には「BLC-02(CD収納ボックス)」が横4列、縦6段で積み重ねられここでも膨大な数のCDがその中に収められています。このDJ空間では、立った位置で正面にターンテーブルを配置し、背面にレコード棚が設置されます。また、ターンテーブルの向こう側の高い位置にはスピーカーが配置されるため、最適な音響環境が整います。レコードのコレクションが増えるほど、全体のレイアウトは自然と横に広がっていきます。
さらに、DJにとってはデスクワークも必要であるため、スタジオ内に作業スペースが求められます。このレイアウトは必然的に形成され、その合理的な配置は、機能性とミニマルデザインの美しさが見事に調和しています。機能性を追求しつつも、無駄のない洗練された空間が、DJの作業効率とクリエイティビティを最大限に引き出す空間になっています。
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