都内のマンションにお住いのお客様です。二人のお嬢さんのための子供室、寝室、そしてリビングにマルゲリータの製品をたくさん入れていただいています。独自の室内レイアウトとそのお使いの様子のご紹介です。
子供室
部屋の中央に二段ベッドを置いてその周囲を囲む様に壁に沿って「Shelf ロータイプ本棚」「Shelf アンダーカウンター本棚」を置かれその天板の高さを揃えながら室内をほぼ一周する形で置かれています。部分的にそれが途切れる箇所に「Piano A3書類棚 21段」「Cavalletto 壁に立て掛ける本棚」「Storage Cart キャスター付き収納カート ロータイプ」を置かれて機能的に室内を構成されておいでです。
このお嬢さんは油彩を描かれています。その絵の道具、キャンバス、出来上がった作品はその様々なツールに保管収納され、また壁面に飾る、と言ったすべての所作がこの部屋で完結しています。その作業を行うのがこの四周を廻る家具をお使い、それと未だ小学生なので学校の勉強もするための勉強机もその一環にあります。
「Shelf アンダーカウンター本棚」はカウンター付き本棚の机上面より上部の本棚を無くして、カウンターとその下部だけで構成される本棚です。別の言い方をすれば、カウンターの下に本棚を抱えた机と言う言い方が正しいかもしれません。机上面を広く使え日頃あまり使わない資料などをその机下に収納します。あくまで机上を広く使えるワークスペースです。ここでは主に勉強のために使っておいでです。その机の脇には「Storage Cart キャスター付き収納カート ロータイプ」が控え、その上にプリンターを載せワークスペースにあるPCから必要な内容を出力できる様になっています。
「Cavalletto 壁に立て掛ける本棚」は部屋のコーナーに置かれています。筆洗バケツに絵筆を立てた状態でも収まるサイズなので、絵具やパレット等油彩に関する様々な道具がここに置かれています。屋外で使われるバスケットも置かれ絵を描くことを楽しんでおられる姿が感じられます。
「Piano A3書類棚 21段」も同様に反対側の部屋のコーナーに置かれています。これはA3サイズなのでキャンバス、あるいは完成した絵、又は途中の絵も含め、作品の保管にお使いいただいています。
もともとお持ちであった勉強机に隣接して「BLC 本・雑誌収納ボックス(BLC-12)」も2段重ねてお使いいただいています。主にファイリングされた学校関係の資料を収納されています。
アンダーカウンター本棚の向かい側の壁には「Shelf ロータイプ本棚」が置かれています。この部屋で唯一本棚専用とも言える本棚で様々な学校の資料、教材等が収められています。ロータイプ本棚の天板上には殆ど物が置かれていない状態ですが、その上部の大きな壁面にお嬢さんの油彩の作品が飾られています。大きなキャンバスに掛かれた作品で天井の額吊レールを使って飾られています。
寝室とその書斎レイアウト
寝室に付属するウォークインクローゼットの壁に沿って「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」が置かれています。前室の細い通路を構成している様な造りで本の道を歩いて室内に辿り着く感覚です。この細い道を進むにつれ室内の全貌が見えてくる圧巻の構成です。
室内は窓際に「Shelf ロータイプ本棚」が並び、そこに連続する形で「Shelf カウンター付き本棚」が置かれています。ベッドの脇に構成される書斎の本棚部分が窓に沿って伸びた形になり、余裕のある書斎のレイアウトが感じられます。
書籍も直ぐに使われるものはベッドサイドのカウンター付き本棚の中に、そこから少し時間を置くものは窓際のロータイプの本棚に、そしてご夫婦共有の書棚としては入口の道に沿った天井までの壁一面の本棚に、という具合に使い道の序列を踏まえて置かれています。
リビングダイニング
広いリビングダイニングでは入って直ぐのところの壁面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を4列で置かれています。ここでは生活関連の雑貨類を「A4書類専用引き出し」に収め、他のセルは普通にこの場所で読まれるビジネス関連の書籍が並びます。ここは部屋のほぼ中央に敷かれたカーペットをダイニングテーブル、大型TV、本棚、そしてお嬢さんの絵が置かれているイーゼルが囲んでいる形です。室内の寛ぐ中心は、この床に座る形のスクエアなカーペットであり、同時に機能的な中心は2箇所に吊るされたポール・ヘニングセンの照明で構成されていると言えます。室内の構成は型の力を抜いた軽やかなレイアウトで同じくそこに添えるようにおかれたイーゼルが心地よく映ります。
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