ピラティス
ピラティスは、リフォーマーやキャデラックといった大型の機器やマットを使って、さまざまなエクササイズを行う運動法です。この方法は、ドイツ出身のジョセフ・ピラティス氏によって考案されました。
ヨガはインドで生まれ、哲学を基盤に心を整えながら身体に良い影響を与えるものです。一方それに対して、ピラティスは「心と身体の調和」を目指し、元々備わっている柔軟性や可動域、筋力を活かしつつ、それらを強化することで、全体的な健康を促進することを目的としています。ピラティスはリハビリ目的で開発され、負傷した兵士や怪我を負ったダンサー、さらには乳がん手術後にダンサーとして復帰したイヴ・ジェントリーのような事例で、その効果が証明されています。
摂津本山駅近くの山手幹線に面したショッピングモール内の2階に、この度ピラティススタジオ「FREED BODY」様が新しくオープンされました。このジムは、通路からガラスで仕切られた開放的な店舗デザインが特徴です。ガラス面に沿って、横に長い「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」が設置されています。ピラティススタジオとしての役割を考慮すると、外部から完全に見通せるようにするわけにはいかなく、かといって閉鎖的で中の様子が全く見えないわけにもいきません。そこで、この本棚が設置されました。
穏やかに仕切るディスプレイボード
この本棚は、単なる収納としての役割を超え、ディスプレイボードとしても機能する多目的なデザインが特徴です。ガラス張りの開放感を活かしつつも、スタジオ内の視線を適度に遮ることでプライバシーを確保し、店舗の存在感を効果的に高める要素として機能しています。これにより、空間に柔らかな仕切りをもたらし、女性が安心してエクササイズに集中できる環境を提供します。こういった構成は、通行人の興味を引くだけでなく、スタジオ内のプライバシーを守りながら、内部の雰囲気を演出する効果的な手段として機能します。
本棚には、ピラティスに関連する書籍や雑誌が整然と並べられており、ジムの利用者が手軽に情報を得られるようになっています。また、本棚の配置により、ジム全体がスタイリッシュで洗練された形になっています。さらに、本棚を活用することで、スペースの効率的な利用も可能となり、ピラティススタジオとしての機能性と見た目を両立させた構成が実現しています。
このように、新しくオープンしたピラティススタジオは、ガラス面に沿った本棚を巧みに活用することで、開放感とプライバシーといった相反する事象を両立させながらスタイリッシュで魅力的な空間を提供しています。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。