佐賀県のマンションにお住まいのお客様です。
リビングダイニングの一面に「Shelf 開口部のある本棚」を設置いただきました。2歳になるお嬢さんの絵本や玩具が低い位置に並びその前面で生き生きと遊ぶお子様の様子が印象的なお住まいです。
お子さんとヌックで
本棚の開口部はヌックとしてお使いいただいています。ヌックとは、家の中で空間の隅や突出した部分を活用した、小さなくつろぎスペースです。言葉の語源は、スコットランド語で建築様式を表す「neuk（ヌーク）」に由来しています。広々とした室内に、ヌックのような居心地の良い隠れ家があると、家にいる時間が充たされます。本件でも母子で腰掛けて使う高さに調度よく本棚の中のコンテンツを使って親子で楽しく会話が出来ます。
お子さんがまだ小さく、しかも一人の場合、家庭に籠って子育てをされる際にそのお子さんと会話をすることはその子の発育の点からも大変重要です。それは言うまでにありません。一方同時に母親の方もご主人がまだ若く仕事で殆ど日中家にいない状態が続く際に、実は話し相手はお子さんしかいないという時期があります。もちろんそのお子さんが二人、三人となれば状況は一変しますが一人目の時は概してそうなりがちです。壁一面の本棚の開口部、ここがヌックとしてお使いいただいている状況は新鮮であり必然的でもあります。
雛人形を飾る
壁一面の本棚のセルは雛人形のディスプレイに適しています。もちろん雛壇状の配置は出来ませんがそれぞれの人形単体としてはコンパクトに収まります。またこの様にストーリー性を持ち合わせた複数の雛人形のディスプレイにも適しています。そのメリットは何と言っても簡単であること、飾りつけ、片付けに手間をとらずその一点だけで季節を感じさせる点があります。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。