都市計画コンサルティングを行う(株)アーバンクリエイト様、その神楽坂のオフィスに「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置いただきました。
このオフィスの執務室は天井が高く約3200mm、そこに本棚を上下連結させ、更にフィラー板を使って文字通り天井までの壁一面の本棚を構成しています。執務室の手前は一般的な天井高のスペース、可動間仕切りで仕切られています。そこを開けると開口部から入り込む陽光も相まって吹き抜け空間を思わせる気持ちのいい空間が現れます。本棚はそこに置かれています。
壁一面の本棚を上下で連結する場合、壁への固定が必須となります。Hジョイナーだけで上下の連結を固定すると足下にその荷重がかかりすぎるため、それをなるべくそれを軽減すべく、上下それぞれの本棚を壁へ固定をする必要があります。また連結する際に上部に組み上がった本棚を高い位置へ持ち上げ、ジョイナーに嵌めこむため大きな脚立は必要で、作業に慣れた人でないと取付けは一般的には困難です。そういった難しい条件は重なりますが、完成したその姿は圧巻です。また当然ですが完成した本棚の横には梯子は必須です。
本棚の前面には打合せ用のミーティングテーブルが置かれその背後には明るい開口部に向かって仕事が出来るワークスペースが並びます。本棚には土木、都市計画に関する専門書が並ぶ傍ら趣味のウィスキーも並びます。それに合わせてグラス関連も一緒に並び、落ち着いたオフィス環境が作り出されています。
オプションの「奥行350㎜専用 トレー4段」もご利用いただいています。専用トレーは開口部があるので中身の概要が確認できるのが特徴です。別で展開しているオプション「A4書類収納引き出し4段」の見せない収納にたいして、このトレーは見せる収納です。進行中の書類などをすぐに見てわかるようにすることで探す手を省くことができます。 また本件では通常書類入れとして用いられることが多いですが、ここではお猪口を見せる収納としてご利用いただいています。
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