以前にご紹介した、WEBマーケティングの展開を行っている「律祭合同会社」様。(前回の記事はこちら)。この度新たに同じビル内にもう1フロア増床されそこをサテライトオフィスとして業務を拡大する運びとなりました、そこにはボックス収納の「BLC 収納ボックス」や会議室に「Tavola ダイニングテーブル」、「Cavalletto コートハンガー」など様々なマルゲリータの家具をご採用いただいています。そのご紹介です。
広い執務スペース
ここでは在宅ワークの導入を推奨されているためフリーアドレス方式を採用、座席数にゆとりを持たせながら個々のスペースを広くとる空間づくりを実現されています。「Shelf ロータイプ本棚」や「BLC 収納ボックス」の高さを統一することで座った時の視覚的な安定感も損なわないような工夫も施されています。
BLCを異なる種類で並べる
「BLC 収納ボックス」は88(2024年4月時点)のユニットからなり、本件ではその中の基本サイズから選択、互いに異なる別個のユニットを組み合わせた構成を試みています。それぞれのサイズはある一定のモデュールに支配され、そのモデュールのもと自由に組み合わせていくことができる収納ボックスです。上下方向はビー玉をそれぞれの窪みに入れてスタッキングしているだけなので工具を一切使わずに置いていくだけの構成です。そのため収納物が増えるに従い増設することが可能です。当然その並びを変えること、他の場所に移動させることも簡単に出来るシステムです。
BLCとLEGOブロックの共通性は、主にモデュールの配置方法にあります。モデュールは規則正しく縦横等間隔で配置されており、これにより上部に積み重ねる際に一定の法則に従って積み上げることが可能です。LEGOの場合、一度嵌めば強固に結合され、簡単に外すことはできません。一方で、BLCの場合は上の箱を下の箱の上に置いているだけであり、嵌まっていないため、簡単に外すことができます。
一方でBLCとLEGOの大きな違いは、LEGOブロックが基本的にソリッド(充填体)であるのに対し、BLCはヴォイド(空隙)を持っていることです。これは、BLCが収納ボックスとしての最小単位を持ち、その組み合わせによってよりカスタマイズされた収納ボックスが形成されるためです。
ガラス張りの会議室
この会議室は入口を入ってすぐ左手にあり、その2面をガラス張りにすることでその部屋の反対側が見通せるため、室内に入った際の狭さを感じさせずに抜け感のある構成になっています。その会議室に「Tavolaダイニングテーブル」と「Abita Style Amandaチェア」を組み合わせてご利用いただいています。
一つの大きなテーブルに異なる複数の椅子を置く
一つの大きなテーブルに異なる複数の椅子を置く、こういった所作をバラバラチェアコーディと言います。椅子そのものに個性が感じられそこに人が座っていなくても生きた感じのするダイニングの雰囲気が醸し出されます。バラバラチェアコーディは様々な手法があり、大きくは
- 形を同一にして色を変える(本件はこのケースです)
- 色彩をある程度統一して形を変える
あとはその中で自分の好きな色系統、あるいは形をある程度まとまったグループにする、それぞれを全く異なったものにする、秩序をつける等、正解と言われるものはありません。しかし、そもそも椅子は自由に動かせ、差し引きもできるので日常生活の中で気にしていくのも楽しみの一つです。本件はあくまで色の違いだけのコーディネートですがそれが大きな会議テーブルを取り囲むことにより、リサイクルレザーの特徴も生かしながら会議スペースそのものをスタイリッシュな空間に昇華させています。
大きなダイニングテーブル
このテーブルの天板は無垢集成材の幅2400㎜×奥行900㎜の大きなサイズです。原板のサイズや搬入時のことも考慮すると、このサイズが現実的な最大サイズと言えます。また足元に桁材を追加して三方向から嵌合させることにより、安定した作りになっています。中央にはオプションで配線用の加工が施してあり、中に電源タップを収納できる仕組みになっています。
またAV機器収納として「Storage Cart キャスター付きプリンター台」や「Cavalletto コートハンガー」も合わせてご利用いただいています。
カフェスペースの造作棚
オフィスのカフェスペースには備品やお菓子などを収納する棚、コーヒーメーカーなどが使いやすい高さで作られたテーブルとその下に「Shelf キャスター付き収納カート」が3台コンパクトに収納されています。この棚にはスタッフのためのお茶菓子が置かれ、一方でそのテーブル下の一つはワイン収納カートがありワインが常備されています。
この会社には福利厚生としてくじら時間という制度があり月に一度仕事を早く切り上げて社員同士でお酒を飲みながらゲームなどを楽しむ時間も設けられています。他にもアイデアを共有しやすい制度や学びのための制度がたくさん取り入れられており、楽しく働きやすい環境を作りを目指しています。
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