都内の戸建て住宅にお住いのお客様です。二人のお子さんが成長されそれまで使われていた広い一室を2つに仕切ってご兄妹それぞれの部屋としてこの度リフォームを施されました。
本件ではもともとその家を作る際に将来的な姿を見据え、部屋を分割出来る様に大きな部屋の中央に2つの出入口を設けそこから部屋を縦断する箇所の天井には下地を入れて後から間仕切りが取り付けられるような造りをとられていました。
まずは、本棚導入前(ビフォー)と導入後(アフター)の様子をスライドショーでご覧ください。
その位置に合わせて「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」の5列タイプ、3列タイプを連結させてを両側から使われ、入口側のところは奥行150mmの本棚を製作、万字型に配置し背板を付けて置かれています。入口側の本棚の奥行を150mmに設定した理由は、2つの隣り合った入口ドアのドア枠の内寸が150mmであることに起因します。さらに、片方のドアはなるべく広く開きたいため、ここには奥行350mmの本棚を置くことが難しくこの薄い間仕切りとしての本棚を製作、互い違いに置くこの様な構成になりました。
本棚で仕切られたこの二つの部屋は入口から2mくらいのところまでは完全にその両者を遮蔽、そこから更に進むと、背板のない本棚を介して反対側の部屋が視界に入ります。しかしこれまでは一室に同居していた兄妹のスペースはその本棚によってとても緩やかに仕切られ、それぞれのファジーな個の空間が出来上がっています。目線の高さのセルに物を置くことでその視界を塞げば圧迫感のない気持ちの良いい空間になります。
この事例と関連するプロダクト
その他の事例を見る