都内マンションにお住いのお客様です。ご主人の書斎に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」と「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」を設置いただきました。
ブルーグリーン色を基調とした壁紙が、クローゼットを含むほとんどの壁面を覆っており、その涼やかな色調が部屋全体に落ち着いた雰囲気をもたらしています。しかし、一部の壁面にはオレンジ色が使用されており、これがアクセントとなって空間に活気と温かみを加えています。このような対照的な色使いが部屋に動きと興味深さを与えています。また、本棚はそれぞれ異なる色の壁紙を背景にして配置されているため、見る角度や光の加減によって独自の見え方をしています。これにより、本棚自体が部屋のデザインの一部として、視覚的に楽しめる要素となっています。
「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」は、特別に2列構造に加工されています。この設計では、通常のブレース板を省略し、その代わりに上部に背板を取り付けることで、本棚全体の剛性を高める工夫がされています。この背板の追加により、構造的な強度が向上し、安定感が増しています。
さらに、ブルーグリーン色を背景とすることで、本棚のグリッド構造と上部の背板が際立ち、視覚的に非常に魅力的です。この色使いが、全体のデザインに深みを加え、部屋のインテリアとしても存在感を放っています。ブルーグリーンの背景が本棚の直線的なデザインを強調し、洗練された印象を与えると同時に、機能性と美しさを兼ね備えたデザインとなっています。
一方、この部屋の大部分を占める「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」は、鮮やかなオレンジ色の壁を背景にしています。この本棚は、入口のスイッチプレートを避ける位置から始まっており、そのデザインに細やかな配慮がされています。本棚の下部には、黒いアンティーク風のブリキの引き出しが設置されており、この引き出しが全体の印象を引き締めています。
この黒い引き出しは、オレンジ色の壁との対比で一層目立ち、部屋に独特のアクセントを加えています。本棚のデザインと配置により、部屋全体が温かみと個性に満ちた空間になっています。オレンジ色の背景が本棚の存在感を引き立て、アンティークな引き出しがその魅力をさらに高めています。
ブリキの家具は、その独特のメタリックな外観と高い耐久性、さらにレトロな雰囲気が評価されており、レプリカを含めたヴィンテージアイテムとして根強い人気を誇ります。こうしたブリキの家具が置かれると、それだけで空間にアンティークな雰囲気が漂います。
この部屋はその魅力を引き立てるために、ブルーグリーンの壁を基調としつつ、オレンジ色の壁面をアクセントとして取り入れています。その中にブリキの家具と本棚が巧みに配置されており、色彩と素材が織り成す独特な雰囲気が広がっています。壁の色とブリキ家具が一体となり、不思議な魅力を放つ空間となっています。
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