以前にfile 706 細やかな工夫 でご紹介したお客様です。引き続きリビングダイニングに、新たに「Shelf ロータイプ本棚」を導入いただきました。この本棚は壁面の大きなアートワークに並び、リビングを彩るディスプレイ装置としても機能しています。
ロータイプ本棚
ロータイプ本棚は、通常の本棚と比べて背が低く、最上段がフラットになっています。そのため、大型TVや音響機器を置いたり、展示スペースとして利用することができます。本棚自体には無駄なデザインが一切なく、ディスプレイスペースに置かれるアイテムをより一層引き立てる効果があります。
さらに、ロータイプ本棚は標準で両面の木口が仕上がっているため、パーティションとして両側から使用することも可能です。この両面仕上げにより、本棚を部屋の中央に配置しても、どちらの側からもアクセスできる便利な収納スペースとして機能します。専用カセットの引き出しも基本的には両面使いを前提として作られているため、引き出しを両面から使用することができます。
この様に、ロータイプ本棚は機能的でありながら、空間を有効に活用することができます。最上段のフラットなスペースは、ディスプレイアイテムや機器を置くのに最適で、部屋全体のデザインを統一しながらも、個々のアイテムを引き立てる効果があります。また、パーティションとしての利用も可能なため、オープンスペースを区切りながら、両面からアクセスできる便利な収納として活用することができます。
リビングにベッドを置く
「寝室は最もプライベートな空間であり、個室であるもの」これが従来の常識ですが、近年「リビングにベッドを置く」という使い方、またそれに近い事例が多く見受けられる様になりました。リビングにベッドを置くことで以下のようなメリットがあります。
- 寝室を他の用途に使え、スペースの効率化が出来る。
- 光熱費を削減できる。
- 開放的な空間を演出できる。
- くつろぎ時間の幅が広がる
本件ではこの広いリビングダイニングにベッドを設置し、寝室をワークスペースとして活用されています。リビングダイニングはブナ材を使用した程よい重厚感があるダイニングテーブル、その奥にベッドが置かれています。そこへ窓の外から差し込む優しい陽光が部屋全体に広がり、自然で落ち着いた開放的な空間を演出しています。
猫と共生する
猫が過ごしやすい部屋づくりを考える際には、広さよりも長さ(直線距離)が重要です。猫は長いコースを好む傾向があるので、廊下から直線に続くこの広いダイニングスペースは快適な空間と言えます。また、猫は暖かい環境や高い場所を好みます。そのため、リビングの窓の高台が猫にとって、くつろぎの場所が得られます。日向ぼっこは猫にとって大切な習慣の一つであり、好奇心が旺盛な猫は窓の外を眺めてストレスを発散させることもあります。猫と共生しながら効率的な生活スタイルをされている中でロータイプ本棚を活用いただいています。
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