仙台を拠点として東北地方を中心に活動されている組織設計事務所「株式会社関・空間設計」様のオフィスに新たに「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を3台並べて設置いただきました。
この広い設計事務所のオフィスの中心には会議テーブルと大型モニターが設置され、その背面の壁一面に3台の本棚が連続して並んでいます。これらの本棚はほぼ同じサイズで作られており、左側の壁から右側のドア枠に収まるようにコマのサイズが均等に割り付けられています。標準のコマ幅は325mmであり、これは本棚に書籍を収納した場合の総重量(約28kg)を考慮して設定された数値です。
この寸法を基準に、本棚全体のコマサイズが最大限に活用され、見た目も整然と整えられています。コマの幅が均等に分割されているため、視覚的にもバランスが取れた美しいデザインになっています。オフィスの中心に配置された会議テーブルと大型モニターが、この本棚の配置によってさらに引き立ち、機能的かつスタイリッシュな空間が作り出されています。
全体として、この本棚の設計は実用性とデザイン性を兼ね備えており、この技術者集団としてのオフィスの雰囲気を一段と高めています。また、書籍が整然と収納されているため、スペースの効率的な利用が可能となり、プロフェッショナルな環境が演出されています。
本棚には、GA JAPAN、ディテール、商店建築などのA4サイズの建築雑誌や、建築知識、建築技術といったB5サイズの建築雑誌が整然と並んでいます。ほとんどの雑誌がA4判であるため、奥行250mm、高さ335mmのこの本棚は、収納に最適なサイズです。
本棚は複数のグリッドで構成されているため、週刊誌や月刊誌などをまとめて収納する際に、それぞれのコマを個別に扱いやすく、仕分けが容易です。このグリッドによる仕分けにより、刊行物同士が混じり合うことなく、見た目もコンパクトに収まり、省スペース化にも貢献しています。
また、手が届きにくい本棚の上段には、観葉植物が飾られ、本棚を面で置いて見せる収納としても活用されています。この配置により、実用性と美観を両立させた空間が作り出されており、全体として効率的で整然とした収納が実現されています。
右側の本棚はスイッチ用の開口が設けられ、そのスペースは賞状や観葉植物等を飾るプレゼンスペースとしても利用されています。上のコマを補強する桁材はオーダーでブラウン色からホワイト色へ変更されています。
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