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子供部屋の壁面収納
2人のお子さんの子供部屋にそれぞれ「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm開口部付き」を一部カスタマイズした壁面収納と勉強机(ベッドは別)を置いて、充実した個室学習環境を作っておいでです。ややもすると雑多な感じになりやすいお子さんの本、玩具、スポーツ用品も、グリッドを被せることによって、雑多な感じが薄れる律とした空間に見えてきます。
この部屋は男の子の部屋です。壁面収納には勉強道具に混じって野球道具やその他の玩具も同居しています。中央には大きな開口部が設けられており、そこには賞状や盾が飾られています。このように見せる収納と見せない収納が巧みに区分けされ、機能的でありながらも美しい空間が実現されています。
見せない収納の部分では、「Shelf 専用カセット」を始め、IKEAの紙製ボックスや無印良品のポリプロピレン製の引き出しが使われています。紙製ボックスは最下段に配置されており、ラフな収納に役立てられています。これにより、細々としたものや使い頻度の少ないものがすっきりと整理され、見た目も整っています。賞状や盾を飾るための開口部は、中央に配置されることで目を引き、お子さんの努力と成果を象徴する重要なスペースとなっています。また、野球道具や玩具が整理されていることで、勉強や遊びの両方が快適に行える環境が整えられています。
見せる収納と見せない収納を組み合わせることで、使い勝手が良く、かつ見た目にも美しい空間が作られています。収納スペースは、各種アイテムに適した専用カセットやボックスを使用することで、効率的にスペースを活用しています。IKEAの紙製ボックスは耐久性とデザイン性を兼ね備えており、無印良品のポリプロピレン製引き出しは透明度が高く中身が見やすいので、頻繁に使うアイテムをすぐに取り出すことができます。このように、多様な収納アイテムを活用し、見せる収納と見せない収納をバランスよく取り入れることで、男の子の部屋は機能的で魅力的な空間となっています。勉強道具やスポーツ用品、玩具などが効率的に収納され、部屋全体が整然としているため、勉強や遊びに集中できる理想的な環境が提供されています。
壁面収納全体としてのサイズは入口のドアを開けた時にそのドアが干渉しない様にサイズを決められ収納棚の1列だけその幅を短くしすることで綺麗に収まる様に計画されています。またその短くされた列は中央の開口部で吸収されているため見た目にも利にかなった構成になっています。
中央部の大きな開口部は盾や賞状を飾るプレゼンスペースになっています。その周囲には見せるべくものも配置され、最下段にはIKEAの紙製ボックスを置いて日常の雑多なものを綺麗に収納されています。見せる収納と見せない収納を使い分けた壁面収納です。
もう一方は女の子のお部屋です。ここでも「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をご使用いただいています。女の子らしい飾りつけやセルに納められた人形が目を引きます。綺麗に並べられた本と、その下の段の「Shelf 専用カセット」、無印良品の引き出しは、先の男の子の部屋と共通していますが、ちょっとした飾りつけの違いが女の子らしさを引き立てます。
女の子らしい飾りつけが随所に施されていることで、部屋全体が明るく楽しい雰囲気になっています。セルに納められた人形は、見せる収納としての役割を果たし、愛らしいアクセントとなっています。また、本棚の一部にはお気に入りの小物やアクセサリーがディスプレイされており、女の子の個性が表現されています。
男の子の部屋と共通する収納アイテムを使用しているものの、細部の飾りつけや配置の工夫により、女の子のお部屋ならではの柔らかさと華やかさが引き立っています。このように、機能的な収納と個性豊かな装飾を組み合わせることで、女の子が快適に過ごせる空間が作られています。収納スペースは効率的に活用され、部屋全体が整然としているため、学びや遊びに集中できる環境が整えられています。
奥行350mm専用の「引き出しファイルボックス1列」と合わせて無印良品のポリプロピレン収納ボックスを使われコンパクトな中に見せる収納と見せない収納を使い分けておいでです。
子供部屋
子供部屋をつくる際には、子供が自分で片づけやすい環境を整えてあげることが最も重要です。片付けやすく、子供自身の工夫が活きる収納を作ることで、自主的に片付ける習慣が身につくと言われています。本件のように、子供がひとりで整理・整頓しやすいよう、低い位置に収納ボックスを置くことも有効です。
また、昨今よく言われるリビング学習と比較すると、本件ではお子さんの勉強机がそれぞれの部屋に設置されており、リビングで親御さんの目の届く範囲に置かれていません。そのため、リビング近くに子供部屋を配置することで、宿題を見てあげたり、家事をしながら学校へ送り出したりすることが容易になり、家族のコミュニケーションにも役立ちます。一方、お子さんにとっては、自室での勉強に加え、場所を変えた勉強場所を選ぶという選択肢が増えることで、自分で考える幅が広がるきっかけになります。これにより、勉強する場所や方法に対する柔軟な思考が育まれ、自主性や創造性を高めることができます。
さらに、子供部屋には低い位置に収納ボックスや棚を配置することで、子供が自分の手で片付けを行いやすくなります。これにより、日常的な整理整頓の習慣が自然と身につくようになります。また、見せる収納と見せない収納をうまく組み合わせることで、子供自身が工夫しながら収納方法を考える楽しさも提供できます。
このように、子供部屋を工夫することで、自主的な片付け習慣を促し、リビング近くに配置することで家族とのコミュニケーションを増やし、お子さんにとっても多様な学習環境を提供することができます。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
SERIES01
子供部屋レイアウト
このシリーズではマルゲリータ家具を使用した子供部屋の考え方、レイアウトなどを実例をもとに紹介しています
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