茨城県つくば市において、地元密着型でデザイン性の高い新築の住宅建設を手掛ける「株式会社 Kibaco」様の本社です。
執務スペースの壁面収納として「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を2台導入いただきました。ここではお客様ご自身で背面板をご用意され、柱梁間の予定されていたスペースにぴったりはまるサイズで設置されています。本社の書籍や資料の棚として使用される一方で、最上段にはスニーカーに魅せられたオーナーのコレクションの一部が横一列にディスプレイされており、その姿が目を引きます。
この本棚は、単なる収納としてだけでなく、オーナーの趣味や個性を反映するディスプレイスペースとしても機能しています。書籍や資料が整然と並ぶ中、最上段のスニーカーコレクションが独特のアクセントとなり、空間全体にユニークな雰囲気を与えています。マルゲリータの本棚は、個々のスペースに合わせたカスタマイズが可能であり、機能性とデザイン性を兼ね備えた理想的な収納ソリューションを提供します。
新しいスタイルのオフィスの作り方
本件は面積的にゆとりのある広い執務室を持つオフィスを独自の構成で働きやすい空間に仕上げておいでです。その広い室内を活用しながら都市部ではあまり見られない効率的でアットホームな独自のオフィスデザインを実現されています。
中央の通路
各自のワークデスクの周りには通路があり、普通に歩けるようになっています。特に中央には「中央通路」があり、それぞれのワークデスクはこの「中央通路」に向けて配置されています。一般的には、ワークデスクを向かい合わせて配置し、その間にパーティションやモニターを立てて視界を遮り、「個」のワークスペースを確保するやり方が多いです。しかし、本件では、ワークデスクが中央通路を挟んで向かい合っているのが特徴です。この配置は、広いスペースが必要であり、贅沢なレイアウトと言えます。
正面の本棚
中央通路の正面には壁一面の本棚が左右目一杯に広がっています。社内共有の書籍、ファイルはこの本棚に収まっているため必要な資料はその中央通路を通って本棚に行くことになります。効率的な配置です。
無垢フローリング
床材には天然木の幅広無垢フローリングを使用しています。無垢フローリングの特性の一つは調湿性能です。梅雨から夏にかけて湿気の多い季節には、湿気を吸収して快適な空気を保ちます。一方、冬には湿気を放出し、空気を快適に保つ効果があります。調湿効果により、無垢のフローリングはわずかに膨張・収縮します。そのため、施工時にはほんの少し隙間を空けて張ることが一般的です。これにより、床材の厚みを感じ取り、温かみを感じることができます。
天然木のフローリングは使うほどに質感が馴染んできて、経年とともに色合いが少しずつ変わります。これは木材が劣化するわけではなく、紫外線を受けて成分が変化するためです。一般的には住宅、特に戸建住宅に用いられますが、ここではあえてオフィスで使用されています。ダイニングテーブルをワークデスクとして利用することで、家で仕事をしているようなリラックスした環境のワークスペースが実現されています。
ダイニングテーブルの活用
各自のワークデスクにはダイニングテーブルを使用しています。広いダイニングテーブルを使うことで、机上に図面を広げることが可能です。さらに、ダイニングテーブルが一人の作業スペースであるという感覚は、仕事場らしさを感じさせず、自由に作業に没頭できる環境を提供します。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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