千葉県の戸建て住宅にお住いのお客様です。リビングと可動間仕切りで一体になるお子様のためのお部屋に電子ピアノと並べて「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置いただきました。縦長の小窓とテラス戸に挟まれたスペースを綺麗に使っていらっしゃいます。
リビングと可動間仕切りで仕切られている一室を、お子様の学習室としてご利用いただいています。この部屋の中央には縦長の瀟洒な小窓があり、一見するとこの壁面に物を置くのは難しいように思えます。しかし、写真のように壁面の窓以外のスペースをさりげなく綺麗にご活用いただいています。3列の本棚は壁際に寄せ、窓の下には電子ピアノを配置し、お子様の環境にも自然に馴染んでいます。
窓下に水平に連続する机や収納を置くケースはよく見かけますが、その場合どうしても収納が不足しがちです。本件のように窓と壁との間にスリムな壁面収納を設置すると、機能的で引き締まった印象を与えることができます。
背板を使った3列タイプの壁面収納
この本棚は横が3列で中央に背板を配置する代わりにブレース板をなくし背板で水平方向の剛性を保っています。3列タイプの場合この様にブレース板を入れる仕様をお薦めしています。
コンセント廻りの加工
この画像のように、お客様から事前にコンセントやスイッチの位置を教えていただいています。それに合わせて周囲に1cm程度のクリアランスを見て加工しているため、綺麗に収まっています。
ここでは敢えて可動間仕切りを使用せず、広いリビングとしてお使いいただいています。ソファーをその間仕切りの位置に配置しているため、リビング側でTVからの距離も十分に確保されています。また、反対側の学習室から見るソファーの背もたれもシンプルなものなので、穏やかに仕切られており、清々しい印象を与えます。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
SERIES31
窓を塞がずに本棚を配置する
このシリーズでは窓を活かして本棚を配置する場合の考え方、レイアウト等を実例をもとに紹介しています
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