新しく事務所を移転された漫画編集社のオフィスに「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」(オーダー加工品含む)を6台並べて導入いただきました。エントランスからワンクッションあけたラウンジに横に長く配列され、家電、クローゼット、開口部をかわしながら制作物や所蔵する本の展示を兼ねてそのまま執務室まで繋がっています。
水平に連続するプレゼンボード
オフィス移転を機に新しい会社の顔を作られた漫画編集社の紹介です。
水平方向に10メートル近く展開する壁一面の本棚が、エントランスから入ってすぐの場所に広がります。来客が短い時間を過ごしたり、展示された書籍を眺めたりすることで、会社としてのビジュアルプレゼンテーションを効果的に行うことができます。また、このエリアは編集スタッフが業務から離れてリラックスする場としても機能しています。編集者は常に自分の業務を異なる視点から見る必要があるため、これまでの成果物を振り返ったり、他のスタッフと談笑する場は非常に重要です。このような空間が提供する効果は、業務効率の向上や社内コミュニケーションの活性化に寄与します。
毛足の長い緑色のカーペットの上に点在する打ち合わせテーブル、遊具感覚のベンチが更にカーペットそのものの広々とした空隙がスタッフの仕事に対するクリエティビティを増幅させます。
本棚は柱を挟んで執務室へと流れるように連続しています。執務室に入ると、床材は毛足の長いカーペットからオフィス用のタイルカーペットに変わり、本棚もロータイプの3段に変わります。セルのサイズは共通しているため、グリッドの連続性が保たれ、心地よさを感じさせます。
自然素材の壁を背景にしたL字型ベンチ、多用途に使われます。L字型に囲まれた前面の空間を利用してのプレゼンテーションも効果的です。
執務室内部の様子です。まだ移転直後のため、ロータイプの本棚のセルは完全には埋まっていませんが、エントランス側の本棚との一体感が見られます。この日はまだ暑かったため、来客用のコートはここに仕舞えます。また、排煙窓を塞ぐことなく、本棚の開口部で対応しています。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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