都内のワンルームマンションにお住いのお客様です。
室内をコンパクトにまとめながら壁一面を大好きなコミック本で埋めておられます。これまでカラーボックスにコミック本を納めておられましたが、引っ越しを機会に「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」を導入いただきました。
本棚を眺めているだけでも日々楽しく過ごしておられるとのことです。
漫画本全集大人買い
子供の頃に漫画本を購入する金銭感覚と、今のそれとは大きな違いがあります。当時はほとんど考えもしなかった漫画本全集を、今では簡単に購入できることに気づいた方が多いのではないでしょうか。漫画のタイトルは知っていたけれど、連載途中でどこから入ったらいいのかが分からなかったり、昔の熱狂をもう一度体験したいといった理由から、漫画本全集をまとめて購入する「大人買い」が静かなブームになっています。
漫画本全集の利点の一つは、単冊では色や形が散らかって見えるものが、全集で並ぶと背表紙が連なって整った見え方になることです。このように並べると、漫画本の表装デザインは全巻が揃ったときにこそ真価を発揮するように意識されているのではないかと思えるほどです。
漫画本全集の購入を考える際、対極にあるのが電子書籍です。電子書籍による全巻まとめ買いと、紙のリアルコミック全集を揃える場合の長所と短所について、本棚に並べた際の視覚的な効果も含めて検討してみました。
電子書籍とリアルコミック全集の比較
電子書籍の長所
- 場所を取らないため、物理的なスペースを節約できる
- どこでもアクセス可能で、持ち運びが簡単
- 検索機能があり、読みたい部分をすぐに見つけられる
電子書籍の短所
- 物理的な所有感がない
- デジタル機器が必要で、電源がないと読めない
- 本棚に並べて楽しむことができない
リアルコミック全集の長所
- 物理的な所有感があり、コレクションとしての価値が高い
- 本棚に並べると視覚的に美しい
- 紙の質感や香りを楽しむことができる
リアルコミック全集の短所
- 物理的なスペースが必要
- 重くて持ち運びに不便
- 保存状態を維持するための手間がかかる
本棚に漫画本全集を並べることで、整然とした美しさと、所有する喜びを実感することができます。一方で、電子書籍はスペースを取らず、利便性に優れています。それぞれのメリットとデメリットを踏まえ、自分のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。
本に集中できる
電子書籍だと操作を間違えてアプリやページを閉じてしまったり、Wi-Fiの電波が弱くて画面が進まなくなるケースもあります。一方で読むことに集中できるのは紙の本です。紙の本ならメールや電話、SNSなどの通知がこないので、ほかのことに気を取られにくく、読書を中断せずに集中して読み進められます。
必ず手元に残る
電子書籍は何らかの不具合が起きた際には消えてしまう可能性があります。不具合とまでは行かなくても機種変更等でうまく前のデータを引き継げなかったケースというのも実際にあります。一方紙の本ならいつまでも手元に残ります。紙の漫画本全集を身近に置いておくとますます愛着が湧くケースもあります。また他人に貸して共有する、場所がなくなってきたら売るという選択肢も現代ではあります。電子書籍は共有出来ないし売れません。
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