神奈川県の閑静な住宅街にお住いのお客様です。
リビングに隣接する部屋に「Shelf カウンター付き本棚」とそのカウンターに連続させる形でオーダーのワークデスクをお使いいただいてます。
カウンター付き本棚のカウンター部の高さ(720mm)に合わせて、直行方向にデスクを同じ素材で配置しています。これにより、室内の半分にデスクが回り込み、本を読む、物書きをするなどの行為をすべてこのスペースで行えるようになり、大きなワークデスクとして機能します。デスクは天板と白いスチール脚のみのシンプルな構成で、見た目にも清楚で洗練された印象を与えます。
リビングから可動間仕切りで仕切られたこの空間に入ると、まず目に入るのはカウンター付き本棚です。その存在感が強い分、デスクは軽快な印象を持たせています。さらに、デスクは庭に面したテラス窓に向かって配置されており、この日は天候も良く、レースのカーテン越しに差し込む陽光がバックライトとなって、読書に最適な環境を提供していました。
このように、カウンター付き本棚と統合されたデュアルワークスペースは、機能性とデザイン性を兼ね備え、利用者に快適で効率的な作業環境を提供します。
カウンター付き本棚のカウンター部が壁に突き当り、直角に折れ曲がってそのまま連続します。テラス窓に向かい軽快な形で続きます。
カウンタートップには透明の塩ビマットが敷かれています。カウンタートップにはデフォルトでウレタン塗装がされていますが、机上面の保護を目的として縦材の手前から端部までを一様に覆います。また、距離を置くとこの様に机上の書籍がその表面に映り込みます。
陽が差し込むテラス窓に向かって配置されたデスクです。通常、デスク面だけを考えると、水平方向の揺れが直接伝わるため、机としては不安定な構造になりがちです。しかし、本件ではデスク面が画像の左側にあるカウンター付き本棚のカウンターと緊結されているため、その方向の動きは抑えられています。そのため、天板面と脚だけという極めてシンプルな構造でありながら、安定したデスクが実現しています。
L字型カウンターの対角線のコーナーには、「BLC 収納ボックス」が配置されています。具体的には、左列からオープンなボックス「BLC-08」、A4書類収納引き出し「BLC-08-T2」、小物入れ「BLC-08-TI」が使用されています。この並びとそれぞれの引き出しのくり抜かれたダイスの目の様な引き手の並びは、リビングからは見えず、カウンター付き本棚から振り返ることで初めて分かります。このスペースには、ファイルや生活雑貨が秩序だって収納されています。
ワークデスクの端には「Storage Cart プリンター台」、卓上には「Desktop Organizer ペンスタンド」が配置されています。コピー用紙をまとめたプリンター台もリビングからは見えません。この部屋のレイアウトは、ほぼマルゲリータの製品で一周していますが、リビングから視認できるのはカウンター付きの本棚だけです。この本棚が室内の中心となり、そのワークスペースを補完するツールが周囲に配置されています。
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