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柔らかい光の入る吹き抜けにカウンター付き本棚 / Shelf

2020/12/15

神奈川県の戸建て住宅にお住いのお客様です。

柔らかい光の入る吹き抜けのあるリビングに「Shelf カウンター付き本棚」を設置していただきました。お子様を含めご家族でお使いいただいています。機能的なものと部屋を飾るものとが本棚のセルを介して同居する不思議な空間を作っています。

光のリビング

リビングには、上部の吹き抜けから柔らかな陽光が差し込みます。壁一面に設置された大きな本棚は、その棚板の周りにほのかな影を作り、室内の明るさに楽しいリズムを添えています。室内は明るい色調で統一されており、フローリングや梁、本棚の色がバランスよく調和しています。

本棚の背後に見える淡いクリーム色の壁が、本棚の圧迫感を和らげ、全体的に心地よい雰囲気を演出しています。この配置により、リビング全体が快適で居心地の良い空間となり、視覚的な美しさと機能性が両立しています。

カウンター付き本棚は、2段目の棚板が延長されて机の天板として機能します。机の奥行きは450mmで、その先に350mmの棚が続き、合計で800mmの奥行きを持つ形となっています。この広々とした空間は、収納ボックスや書類トレーなどを置くことで、有効に活用できます。

本件では、右端に書類入れを配置しています。セルの奥行きは350mmあり、A4の書類をスタッキングするのに最適です。書類入れのトレーは5段あり、最下段にはリモコンを置くスペースが設けられています。リモコンの定位置を確保することで、使いたい時にすぐ手に取ることができ、利便性が向上します。このように、カウンター付き本棚は機能性とデザイン性を兼ね備えており、作業スペースの効率的な活用が可能です。

中央のセルには編み上げたバスケットに細々とした文房具などをまとめてあります。消しゴム、ホチキス、修正テープ、替え芯のストック、スティック糊、マスキングテープや付箋など、デスク周りには形の揃わない文具がたくさんあります。２番目のセルで使っているのは、マルゲリータの卓上収納シリーズのデスクトップオーガナイザー「ペンスタンドショート」です。

幅の広い作業スペース

本棚の幅は2,395mmあり、カウンターの脚部は4コマ目の棚の右側の縦板が延長された形状です。これにより、左側のスペースは約1,350mmと一般的なデスクよりも広くなっています。右側の3コマ分のスペースも約1,020mmです。

本件では、左側がお子様のスペース、右側が大人のためのワークスペースとしてエリアが区切られていますが、2人が並んで座っても居心地の良い間隔が保たれています。大人と並んで座り、背中にリビングの気配を感じながら、好きな恐竜の模型を目の前にして勉強や遊びに集中する時間は、貴重なひとときです。このデュアルワークスペースは、家族の共有時間を大切にしながら、それぞれのニーズに応じた快適な作業環境を提供します。

専用のデスクマット

カウンターの表面には専用の透明塩ビマットが敷いてあり、カウンター表面を保護しています。お子様の椅子の前にはさらにカッティングボードも置かれ、自由に絵を描いたり工作も出来ます。デスクマットは透明塩ビ製で1mm厚と3mm厚から選べます。デスクマットの表面には本棚の棚板が映り込んで、室内の明るさに透明感と淡い輝きが加わっています。

カウンターの下は、2段分の棚です。お子様のおもちゃの定位置とファイルボックスの収納場所になっています。最下段には、バスケットやファイルボックスを使って中身が重くても床の上を滑らせて取り出せます。また細々したモノや大きさがまちまちのモノを、同じデザインのバスケットやボックスに入れてまとめて片付けておけば、見た目がスッキリします。