山と海に囲まれた葉山の少し山側に入った中腹にある別荘の様な戸建ての住宅、暖炉がある居間の吹き抜けに面してその仕事場はあります。吹き抜けに面したスペースの腰壁に添うように「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm ロータイプ」の本棚が置かれています。
薪ストーブのある家
この住宅の一階リビングには薪ストーブがあります。薪ストーブの煙突はそのまま吹き抜けを介して天井まで上がります。そのストーブと煙突を包むように吹き抜けが上方に上り家全体が暖かくなります。スキップフロアの形をとるこの住宅はその吹き抜け空間を介して対面する空間を互いに共有しています。
全ての部屋が吹き抜けに面するためストーブの暖気は家全体を包みます。まだ初春の寒さの残る時期の午後、その暖かい室内の空気の温もりを感じました。
グラフィックデザイナーのアトリエ
グラフィックデザインを生業とするお客様、そのデザインスタジオはやはりその吹き抜けに面します。その吹き抜けに面した腰壁を背にロータイプの本棚をお使いいただいてます。
腰壁の方がロータイプの本棚よりやや高いのでその上にも書籍が並びそのまま吹き抜けの抜けた空間に連なります。一般的な感覚としてはロータイプの上には書籍は置かずに壁に絵を掛けたりオブジェクトを置いたりというシーンが多いですがここでは並んだ書物も無作為な凹凸により空間が切り取られる様が印象的です。
ご自宅の中における事務所のスペースは決して大きなものではないのですがこのように解放感があるため実際よりも広く感じました。
●株式会社アーガイルデザイン
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