東京都世田谷区で輸入クラシックレコードの販売をされているベーレンプラッテさま。
ショップ内のレコード棚として幅1.2mの廊下の片面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置されています。
クラシック輸入中古レコード
2002年に立ち上げたクラシック輸入中古LPの通信販売専門ショップ、ベーレンプラッテさまのショップ内の在庫を整理するレコード棚として、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」縦7コマ×横7コマを設置していただきました。2009年9月の事務所の引越しを機に事務所の幅1.2mの廊下の片面に本棚を導入されていて、ベーレンプラッテさまのブログ「LP日記」でも設置作業の様子をご紹介いただいています。
ベーレンプラッテの店主やスタッフの皆さまは、年に100日もヨーロッパに出向いて現地のディーラーと直接接触し、1枚1枚の品質を確認するプロセスを大切にしながら優秀な音質でクリーンなコンディションのLPレコードを買い付けされています。長い時間をかけてヨーロッパの市場で積み上げてきた信頼関係に基づいて選び抜かれたグレードの高いLPレコードばかりを取り扱われています。ショップでは新品と未開封品以外の全てのレコードを出荷前に丁寧に洗浄し、新品のグラシン紙製内袋に入れ直してお客様に提供しています。
以前からマルゲリータの「BLC-08 LPレコード収納ボックス」をお使いいただいていましたが、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」が2009年に発売された際に、いち早く導入していただきました。現在に至るまで本棚の細部には改良が加わっていますが、基本は現在の製品と同じ構造です。大量のレコードを分類整理するために自作されたインデックスを使って、この大容量のレコード棚の中でも一目でどこにあるか分かるようにされています。
LPレコード棚
マルゲリータの本棚は厚さ15mmの縦横の棚板それぞれに切れ込みを入れて、それらを嵌合させて組み立てられています。短いスパンで格子状に組まれた縦板と横板は固定されているために耐荷重性に優れ、奥行350mmの本棚では1コマあたりの耐荷重は約30kgありますので、LPレコードのように重いコンテンツを隙間なく収めてもほとんど撓みが生じることのない頑丈な構造です。
最上段以外のセルの内部有効寸法は幅325×奥行350×高さ325mmあり、これはLPレコードの収納に最適なサイズです。LPレコードは直径12インチ(300mm)、それを収めるジャケットのサイズは310〜315mmのため、ビニールの保護袋に入れたままでも無理なく収納することができます。また、本件のようにインデックスを使用して整理整頓された状態を作れます。棚板が描く縦横のグリッドラインは等間隔で固定されているので、LPレコードを分類するためのガイドラインの役割も果たします。
レコードを収納する際にはレコードの盤面を垂直に立てて保管することが必須の要件になります。マルゲリータの本棚は、短いスパンで組み合わさった棚の中に垂直に立てたLPレコードを充填し、そのキューブ型の集合体を床から天井までの空間に垂直に積み重ねて構成されています。縦にしたレコードの上辺と棚板との間隔がミニマルになるようにデザインされているので壁の正面に、垂直に立ち上がった、高密度で大容量の収納スペースが作り出されます。
1コマにつき約70枚のアナログレコードを収納できますから、縦7コマ×横7コマの本棚には約3,430枚のLPレコードを収納できます。ベーレンプラッテさまをはじめとしたレコードショップやDJなどのプロフェッショナルなユーザーにも、大量のコレクションをお持ちのレコードコレクターの方々にも、大容量のレコード棚として広くご愛用いただいています。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
その他の事例を見る