都内の庭付きコートハウスにお住まいのお客様のマルゲリータ使用例です。
「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を以前よりお使いでしたが、この度新たに「Shelf タワー型本棚」をご購入いただきました。

これら2つの本棚に挟まれた空間を自作のピンナップボードとして使っておられます。ピンナップボードには遠く離れたご主人の祖国にいる親族の写真、ポストカードが飾ってあります。


遠い異国を想う
ご主人は英国ロンドンのご出身です。本棚の書籍は見えている部分は洋書で構成され、その上の梁の面には東京とロンドンの時刻を表示している時計が2つ並びます。生まれ育った英国の風景や思い出が、特に家族や友人との思い出が蘇ることもあると思います。日本での生活に慣れ、家庭を築きながらも、自身のアイデンティティがロンドンと東京の間で揺れ動くことがあるかもしれません。どちらの文化も自分の一部です。



見せる収納と見せない収納
本棚はほぼ壁一面を覆うように設置されており、下から4段目までは「専用カセット」が並んでいます。これにより、日用品や重要な書類などを見えない形で収納することができます。この専用カセットは引き出し式であり、その前面にはMDFの無機質な表面が並び、その引き出すための小穴がダイスの目のように整然とした無機的な表情で並びます。この見せない収納が本棚の下半分を占めることで、上部の見せる収納としての本棚の役割が自然に成り立っています。

庭に続くリビングダイニングは本棚の他にもソファ、ダイニングテーブルが効率よく配置されていて居心地のいい空間になっています。


子供を膝に抱くことで、子供がどのような文化や価値観を持って成長していくのかを考えることはとても楽しい事です。自分のルーツを伝えることの重要性や、日本での生活にどう適応していくかを考えることもあるかもしれません。 新しい環境で家庭を築き、子供を育てることに対する感謝の気持ちや充実感も感じるでしょう。
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