2019年3月末のリニューアルオープンに向けていよいよ改修工事もほぼ終わりに近づいてる東京都現代美術館のスタジオで「Storage Cart キャスター付きカラーチェスト」を採用いただきました。
様々な試みを通して現代アートを体感していくワークショップでの画材や道具を小分けにする収納ツールとして選んでいただきました。引き出しの色が4色に分かれているので画材の場所が認識しやすくさらにそこにネームプレートを取り付けて使われています。
この広々とした室内には、白い壁とナチュラルな色合いのフローリングが広がっており、どこか殺風景で広大な印象を与えがちです。ここはスタジオとして使用され、現代美術に関するワークショップが開催されます。その中にポツンと置かれた家具が、この空間に違和感なく存在しています。この家具はフローリングと同系色で、フローリングが単色で広がる一方で、同系4色のモザイクデザインが凝縮感を与え、自然に溶け込んでいます。
広い面積を占めるフローリングに対して、この小さな収納カートが占める面積はわずかですが、同系色の4色で構成されたデザインが、小さいながらも強い存在感を放っています。広々とした空間の中で、このカートは視覚的なアクセントとなり、全体を引き締める役割を果たしています。空間の広がりを保ちながら、適度なポイントを提供することで、部屋全体のバランスが取れ、心地よい雰囲気を作り出しています。
この事例と関連するプロダクト
機内サービス用ワゴンを模して開発されたキャスター付き収納。移動、配置が容易。
その他の事例を見る