FILE 358

テレビ台を兼ねたリビングローボード 壁一面の本棚 奥行350mm ロータイプ / Shelf

Follow me!

都内のワンルームマンションに新たに引っ越されたお客様のマルゲリータ使用例です。
Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm ロータイプ」を2台並べて壁際に設置されています。リビングキャビネット兼テレビ台としてお使いいただいてます。

テレビボード、チェスト

ソファを置かないリビングレイアウト

居心地の良い空間を作るために、テレビとソファを中心にリビングのレイアウトを考えることが一般的になっています。リビングボードにテレビを置くことを前提にした場合、ソファに座って画面を見る高さとダイニングテーブルに座って見る高さでは視点の位置が異なるため、それぞれに適した配置を考慮する必要があります。

テレビを観る際の理想的な目線の高さは、視線が画面に対して約15度下がる位置とされています。これは人間の視線が通常、目の高さよりも10〜15度ほど下側を見ていることに基づいています。この範囲を見ているときが自然で、目や姿勢に対する負荷が少ない状態と言えます。

このため、ダイニングテーブルに座って観る場合とソファに座って観る場合の両方を満たすためには、ソファをテレビからある程度離して配置する必要があります。

近年、テレビの視聴スタイルは、家族全員で団欒するためのものから、各自が自分の好みの番組を一人で観るスタイルへ、さらに自分の部屋でインターネットを利用して観るスタイルへと移行しつつあります。特に一人暮らしの場合、ダイニングテーブルは食事の場であると同時に在宅ワークのスペースとしても利用されることが多くなっています。このため、テレビは腰を据えて鑑賞するものから、BGMのように横で映像を流しておくものに変わりつつあります。食卓で作業を進めながら、気が向いたときにリモコンで電源を入れるといった光景が一般的になっています。ソファに座ったときにはテレビを観るという一択しかないという状況から、より多様な視聴スタイルへと変化しています。

テレビボード、チェスト

一人暮らしはダイニングテーブルを中心に

一人暮らしの場合の部屋のレイアウトは家具をなるべく少なくするという点は共通です。その場合生活の仕方によって省くべく家具が自ずと浮かび上がります。

在宅ワークにウェイトがある場合

この場合に必要な家具は、ベッド、ダイニングテーブル、リビングボードです。ダイニングテーブルは作業デスクとしても機能します。仕事をしながらテレビを観たり、食事も同じ場所で摂るという使い方です。このレイアウトでは、ソファは必要ありません。

家は寛ぐ場として捉える場合

この場合に必要な家具は、ベッド、ソファ、リビングテーブル(ソファの前に置く低めのティーテーブル)です。家はあくまでリラックスする場として捉え、普段はソファでゆったりと過ごします。食事もソファに座り、低いテーブルで摂ります。一方、どうしても在宅ワークが必要な場合は、ソファに座って膝の上やティーテーブルの上でノートPCを使う形になります。しかし、長時間の作業や食事には不向きなため、本当に家でくつろぐ以外のことをしない人に適しています。

以上のように、生活スタイルに合わせてできるだけ大きな家具を減らし、空間を有効に使うことを重視するレイアウトを提案します。

リビングボードロータイプ

リビングボードの必要性


そこでリビングボードです。一人暮らしであっても、どうしても雑多なものが多くなります。これらの雑多なものを引き出し収納で整理し、ロータイプの壁面収納に収めることが理想的です。このリビングボードは、日常的に使う雑貨類を収納するためのもので、大きな物はクローゼットなどに収納するという前提です。

リビングボードのトップが平らで広がっていると、そこに自分の気に入った物を置いていくうちに部屋に潤いを与える効果があります。全てが機能的に整理され、使い込まれるうちに、物を飾るという行為がちょっとした息抜きにもなります。

見せない収納とディスプレイ

見せない収納とディスプレイ

リビングボードは全てのセルに奥行350mm用の専用カセットをお使いいただいています。細かな日用品や文具はそのほとんどをこの引き出し系の収納にしまい、リビングボードのトップはお気に入りの置物や人形で特設ステージを作っておられます。見せない収納があるから出来るディスプレイです。

リッショ テーブル

また「LISCIO ダイニングテーブル」と「LISCIO サイドチェア」もお使いいただいてます。

LISCIOシリーズのテーブルは、その独特な構造が特徴です。脚と桁がL字型の一体パーツとなり、まんじ型に組み合わせるというユニークなデザインを採用しています。天板を含むすべてのパーツは、細部にわたって面取りが施されており、触れても見ても柔らかな印象を与えます。特に天板は、裏面にテーパー加工を施すことで、木口を薄くシャープに見せつつも柔らかさを感じさせる心地よいデザインとなっています。

リッショ テーブル
リッショ サイドチェア

この事例と関連するプロダクト

Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

Shelfシリーズ

壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

LISCIO(リッショ)/ 天然木無垢材の木目の美しさを表現しながら、触り心地、掛け心地、使い勝手の良さを目指した組立家具。

LISCIO(リッショ)

天然木無垢材の木目の美しさを表現しながら、触り心地、掛け心地、使い勝手の良さを目指した組立家具。

その他の事例を見る

マルゲリータお客様使用例をYouTubeでもご紹介しています。