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寝室のディスプレイボードに 開口部のある本棚 / Shelf

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都内の戸建て住宅にお住いのお客様のマルゲリータ使用例です。新居の地下のライトコートに面したベッドルームの一面に「Shelf 開口部のある本棚」を設置いただきました。

開口部のある壁面収納

閑静な住宅街にあるこちらのお宅には、地下にライトコートが設けられています。この一段下がった静かなスペースに面したベッドルームの大きな壁面いっぱいに、「Shelf 開口部のある本棚」を設置いただきました。本棚は床から天井までの高さに合わせて最上部を調整しており、まるで造作家具のように壁面全体を覆っています。縦7コマ×横7コマの本棚の中央部分の6コマ分の棚板を外して大きな開口部を作りました。開口部の上部を支えるために2本の桁が渡されており、上段にも他の段と同様に収納が可能です。本棚の中央に位置する開口部にはトロフィーがディスプレイされており、視線を引きつけています。

開口部のある壁面収納

本棚は壁面に沿って設置されており、縦板と横板が嵌合して形成されています。四隅に置かれたブレース材が水平方向への剛性を確保しているため、本棚には背板がなく、背後の壁が透けて見えることで壁面に広がりを感じさせます。本件では、本棚の上部には背丈の高いオブジェクトを置かず、セルの中の空間を活かして使用されています。

ベッドルームの壁面を大きく占める本棚ですが、背後の壁が見えるため、周囲の壁と自然につながり、壁面の表情を明るく保っています。本棚の両脇には、左側にパネルヒーターが、右側にはトレーニングマットがさりげなく置かれています。この余白の部分は広いベッドルームにさらに広がりを感じさせる効果をもたらしています。本棚とベッドとの間には、ワイド幅のトレーニングマットを敷けるほどのスペースがあり、ここでフロアエクササイズやストレッチを行うこともできます。

寝室のディスプレイボード開口部のある壁面収納

本件では、本棚をディスプレイボードとしてお使いいただいています。本棚の中にできる余白を贅沢に残しながらオブジェクトを配置することで、その効果が遺憾なく発揮されて、美しいディスプレイ空間を実現されています。中央の開口部はトロフィーの展示台としてお使いいただいています。開口部にかけられた濃い色の桁が、スペースを引き締めるアクセントとしての役割も果たしています。この本棚の開口部は元々テレビを設置することを想定して作られていますが、こういった特設スペースとしてお使いいただくのも素敵です。

開口部の左右のセルに飾られたフォトスタンドも印象的です。棚板の見付が作り出す細く明るい色のグリッド線が全体を覆う安定した枠を作り出しているので、フォトスタンドの形状やサイズにバリエーションがあっても全体では統一感のある見え方になります。また、開口部の周辺のセルに一つずつというルールでいくつもの箱が置かれていて、セル内の空間を上手に演出しています。それぞれの箱はセルを単独で占有し、存在感を示しています。

ディスプレイ棚開口部のある壁面収納

この本棚は奥行きが350mmあるため個々のセルは大きな収納力を有しています。このセルが縦横に整然と並び、大容量の壁面収納が形作られています。棚板が短い等間隔で組み合わせられているために重量のあるコンテンツを目一杯収めても棚板に撓みが生じることはほとんどありません。この強靭さは、開口部の上部でも2本渡された桁によってしっかりと保持たれています。

おしゃれなディスプレイラック開口部のある壁面収納
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