世田谷区にお住いのお客様のマルゲリータ使用例です。仕事場の向かい合う二面の壁面をCD棚としてお使いいただいています。一面は「Shelf 壁一面のコミック本棚 奥行180mm」を、もう一面は「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」に「本棚の中の棚(CD用)」をフルに入れて、大量のCDをその壁面余すところなく収納しておられます。
部屋の中央にはラグマットが敷かれ、その上にPCを置いた作業用の机と椅子があります。窓の向かいには楽器が並び、正面の大きな窓には赤いカーテンがかかり、クリスマスの電飾が施されています。しかし、何より目を引くのは、向かい合う壁面全体を埋め尽くす2台の大きな本棚です。
「Shelf 壁一面のコミック本棚奥行180mm」は、天井から床まで届く縦11コマ×横5コマのサイズです。もともとはコミック本の収納を想定して作られているので奥行は180mmに設定されていますが、ここで収納されているのは大量のCDです。コミック本の収納に必要な奥行きのサイズは一般的には112mm、もしくは130mmで、CDケースの奥行きは142mmのため、この本棚はCDを収納するに適しています。セルの高さはコミック本に合わせて200mmなので、コミック本よりも背の低いCDの上部には75mmほどの空隙が生じています。コミック本もCDも規格が揃った製品ですのでこれらがそれぞれのセルに満遍なく充填されると壁面に同じサイズで繰り返されるパターンが浮かび上がり、全体として非常に整った外観を呈します。
向い側の壁面には「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」が置かれています。壁のサイズに合わせた縦6コマ×横7コマが選択されていますが、天井部分の梁をかわすために左端の上部は一部切り欠き、ブレース材は上から2段目に配されています。この本棚の奥行きは350mmです。この大容量を最大に活かして大量のCDを収納するために「本棚の中の棚(CD用)」をフルに入れて壁面収納に奥行きの加わった圧倒的な収納力を余すところなく発揮させています。
壁一面の本棚は奥行きが350mmあり、その中にCDを収納すると前後に2列並べることができます。しかし、何の工夫もなく目一杯に収納してしまうと後列のCDのタイトルが隠れて見えなくなり、コレクションの半分が把握しづらくなるという問題が発生します。
CDを充実させたい場合、ナンバリングをしたり、ジャンルやアーティスト別にリストを作成して管理する方法も考えられますが、現実的ではありません。そこで役立つのが「本棚の中の棚」です。これは専用のオプションツールで、セル内に挿入することで高低差をつけ、コンテンツのタイトルを見やすくするアクセサリーです。雛壇のような構造を作り出し、後列のCDも見やすくなります。
本件では、最下段以外のセル37個全てに「本棚の中の棚(SLF-D-01)」を導入していただきました。これはCDを収納するためにデザインされた棚です。これをセルに挿入すると、後列のCDを上下2段にして50mm持ち上げる小さな棚になります。後列の上段に配されたCDのタイトルはその全貌が見えるようになり、後列下段のCDは50mm持ち上がった分だけそのタイトルが見えるようになります。それぞれのセルの中には規格サイズで換算すると90枚強のCDを収納できますから、この本棚には37のセルを合計して3,000枚を大きく超える大量のCDが、タイトルを見せた状態で収納できることになります。
部屋の中央には作業用の机と椅子が置かれ、PCも設置されています。左右の壁面にはそれぞれCDを満載した本棚があり、入口付近にはもう一台のCDラックがあります。窓の右側にはリッケンバッカー、三線、スピーカーが配置されており、アイリッシュトラディショナルのドラムであるバウロンもあります。左側の椅子の背後にはフェンダーとグレッチが置かれています。
右側の本棚にはセルごとにインデックスがつけられ、大量のコレクションが秩序よく並べられています。これにより、部屋全体が音楽とオブジェクトが同居する楽しい空間となっていることが分かります。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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