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アイランド型ワークスペースダイニングテーブル / Tavola

2018/8/2

IT関連の人材派遣をされている会社のフリーワークスペースに「Tavola ダイニングテーブルスチール脚(SL)」を導入いただきました。

フリーワークスペース

部屋の中央部にはフリーワークスペースが設けられています。このスペースでは天井板を外して天井を高くしているため、配管や天吊カセット型エアコンの室内機が露出しており、相互に直角になっていない柱の構造と相まって、インダストリアルでクリエイティブな雰囲気を醸し出しています。このワークスペースに「Tavola ダイニングテーブルスチール脚(SL)」を3台導入していただきました。幅1,800×奥行900mmのダイニングテーブルを縦に2台、横に1台配置することで、3台のテーブルを並べたアイランド型のワークスペースを構成しています。この配置により、広々とした作業エリアが確保され、効率的なワークスペースが実現されています。

室内は広く、2面にわたる大きな開口部から開放的な景色を取り入れることができます。もう一方の壁面にも透明な素材のパネルが張られているため、三方に視線が通る明るく見通しの良い空間が形成されています。窓際には小型の会議用テーブルを組み合わせたアイランドがもう1組あり、その周辺にはベンチとスツールが配置されており、自由に着席できる環境が整えられています。「Tavola ダイニングテーブルスチール脚(SL)」を3台組み合わせた大きなワークデスクの上には、4台のPCが設置されており、4人のスタッフが執務できるようになっています。このワークデスクは、簡単な会議テーブルとしても機能するよう設計されています。

Tavola ダイニングテーブルは、天板を機能的かつ美しく見せるために、他の要素を極力排除したミニマルなデザインで作られています。テーブルの下にはキャビネットが1台配置されていますが、それ以外にはパソコン周辺のコードとテーブルの脚、そして細身のデザインの椅子の脚が並ぶだけのミニマルな空間が形成されています。

テーブルや机の基本的な機能は、空間に天板が出現することで、人の動作を規定する基盤を提供することにあります。Tavola ダイニングテーブルシリーズは、大きく安定した天板が宙に浮いているかのような姿を究極の形としてデザインされています。この実現のため、テーブルの脚は構造的に成立可能な最小限のスレンダーな形状まで細くされ、天板が宙に浮かんでいるかのような状態に近づけられています。テーブルの脚は等辺スチールアングルで製作され、脚と同じ形状の部材を天板の四周に回して天板の下に大きなフレームを組むことで安定させています。これにより、細い脚部でありながら天板をしっかりと支えることに成功しています。

2面が窓に囲まれた開放的なオフィス内の広い空間に、3台のTavola ダイニングテーブルが形成する大きな天板が配置されることで、スタッフの動作を規定する基盤が生まれています。スタッフはこの天板を拠り所に作業を行い、意見を交わし合いながら、クリエイティブな成果を生み出しています。テーブルの奥行きは900mmを採用しており、対面で座った際に最適なバランスの距離を保つことができます。シリーズには幅2,400mmの大型天板バリエーションもありますが、今回選択されたテーブルの幅は1,800mmで、3台のテーブルにより2,700×1,800mmの大きな天板が形成されています。4つの椅子が配置され、テーブル下にはキャビネットが設置されています。机上のパソコンやディスプレイを少し片寄せることで、大型の会議テーブルとしても活用することが想定されています。小型のスツールなどを持ち寄って多くの人がテーブルを囲む際も、細い脚部のおかげで位置をあまり気にせず自由に着席することが可能です。

このワークテーブルの天板はハックベリー集成材で出来ています。集成材は、小さな木材を寄せ集め、1つの形として形成される木材です。木材を細かな一定の同一サイズに加工した「挽き板」と呼ばれる棒状の木を乾燥させ、これを材料となる木の木目と平行になる様に貼り合わせて作られます。またその挽き板の継ぎ目にはフィンガージョイントという強固な接合方法を用いているため、非常に強固で耐久性が高い材質です。長期間にわたって使用しても、表面の傷や損傷が少なく美しい状態を保つことができます。また集成材として使われている挽き板は木材そのままの風合いを持っているため、天然の木目や木の質感が美しい表面を形成します。そのため自然な温かみと豊かな雰囲気を醸し出すことが出来ます。