都内のタワーマンションにお住いのお客様、そのリビングルームから可動間仕切りを介して続く部屋で「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をご利用いただいてます。
室内の白い壁の前に置かれた本棚には、ご主人の蔵書と小学校3年生のお子様の本が、綺麗に棲み分けられて並んでいます。書籍が収納されて充実した外観を見せながら、全体の印象は棚板のグリッドによって整然とした様子が保たれています。本棚は、明るい色のフローリングと自然に馴染んでいます。本棚の上部には白い壁面が見えて上部で白い天井につながっているので視界に広がりを感じられます。隣の部屋との境界になる可動間仕切りも全て白系のため、室内はさらに明るく感じられます。
マルゲリータの本棚は、厚さ15mmの縦板と横板に切れ込みを入れて相互に嵌合させて組み立てられています。それぞれの横板は両脇の縦材と最低限のボルトで固定されており、ボルトの頭が両端に規則的に並ぶ様子がこの面のアクセントになっています。四隅のセルにブレース材を配置することで平面方向への剛性を確保してあります。このために背板をつける必要がなく、奥行き全てを収納のために使えます。また、棚板とコンテンツを透かして本棚の背後の壁が見える構造になっています。背面には巾木よけのカット加工が施されているので壁にぴたりと沿わせて設置することができます。
本棚の置かれた部屋と繋がるバルコニーに続く明るいダイニングコーナーは、ワークスペースとしても快適にお使いいただいています。部屋と部屋との間の間仕切りの前に、お子様の制服やお稽古バッグをかけるハンガーラックやランドセルなどをまとめるコーナーが設けられていて、室内のゾーニングがはっきりと区分けされています。奥行き350mmの本棚はセルの中にお子様のランドセルも納めることのできるサイズなのですが、本件では書籍の収納に特化してお使いいただいています。このため本棚の周辺は本だけが並ぶ光景になって、壁の前には綺麗に整った印象が生まれています。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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