三鷹台に新しくオープンしたシェアハウス・グラン三鷹台に「Shelf カウンター付き本棚 奥行350mm」を導入いただきました。
グラン三鷹台は、京王井の頭線三鷹台から徒歩5分ほどの玉川上水に面した閑静な住宅地に立地します。入居者は約30人。それぞれの個室に加え大型ラウンジ、キッチン、お風呂、ライブラリー、シアタールーム、フィットネスジムの共有施設が完備されています。そのライブラリーとラウンジにカウンター付き本棚をご利用いただきました。
前回のライブラリーに続き、ラウンジ・キッチンの様子です。
(→ライブラリーの写真はこちら)
ラウンジには大きなテーブルと小さなテーブルがあり、大きなテーブルには8人ほど座れます。食事用の食材は各個室の冷蔵庫に備えてあり、それを共有のキッチンで調理します。自分だけで食べるのも、友達と一緒に楽しむのも自由に選べます。キッチンとラウンジを仕切る形で設置されたカウンター付き本棚は、共有の食器棚や炊飯器の台として利用されています。カウンター面はキッチン側に向けられ、ラウンジ側はフラットな食器棚として使用されています。また、「 専用カセット」を使うことで、各食器の区分けや収納、キッチン側への受け渡しがスムーズに行われています。
ラウンジとキッチンを仕切る「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」は、食器棚として機能し、両空間を穏やかに分けています。この本棚は向こう側が見える構造のため、共同生活において自然な節度を保つのに役立ちます。また、オープンな棚や引き出しが両サイドから使えるため、出し入れがしやすく、キッチン側で作業をしなくても、ラウンジ側から食器の出し入れが可能です。
キッチン側から振り返った様子です。キッチン側からは洗った食器をそこに並べラウンジ側からはそれをピックアップできる形です。共同生活ならではの一定のルールに基づきながらも合理的でニーズにあった使いやすい環境が出来ています。
但し、専用カセットは素材がMDFのため、特に食器を仕舞う場合は事前に水分を切って乾いた状態で入れる必要があります。MDFは特に水に弱い為その処置は必要です。また多くの入居者が使う場合にその周知が難しいケースもあります。その場合にはMDFの表面、場合によっては本棚の表面の特に水が掛かりそうな部位にはウレタン塗料等で表面に被膜を作る事も出来ます。
キッチン側には「Shelf カウンター付き本棚」のカウンター面があり、その上には炊飯器が3台とトースターが置かれています。カウンターの下にはゴミ箱が配置されており、カウンター全体の幅とキッチン内通路の幅が広いため、複数の人が作業する際にも非常に効率よく作業ができます。
シェアハウス
賃貸住宅市場では古い物件の空室が増加しており、不動産業界ではリノベーション市場が活発化しています。古い戸建てや使われなくなった社員寮をシェアハウスとして再利用するケースが増え、特に個性的なデザインや家具・インテリアを共有スペースに設けた物件が多く見られるようになりました。さらに、大型スクリーンを備えたシアタールームやフィットネススタジオ、本格的な楽器演奏が可能な防音室、プロ仕様のキッチンなど、一人暮らしでは難しい高付加価値の設備を持つ物件も増えています。シェアハウスは通常の賃貸アパートに比べて初期費用や毎月の費用が低い点も大きな魅力です。
現代のサブスクリプションやシェアリングといった合理的なサービスが広がる中で、「シェアハウス」も日本中に広がり始めています。シェアハウスとは、個室の他に共有スペースを持つ賃貸住宅であり、トイレ、浴室、キッチンなどの水回りが共有されているため、それぞれに共同生活のルールがあります。この新しい住まいの形は徐々に認知されつつあります。シェアハウスの大きな特徴は、共有スペースに現代的な設備が整っている点です。例えば、大型スクリーンを備えたシアタールームや防音室、フィットネススタジオなどがあります。このようなシェアハウスは、単なる共有スペースではなく、「人との繋がり」を求める新しい住まいのスタイルを提供しています。
シェアハウス「グラン三鷹台」
約240棟を数える日本最大の運営会社・株式会社オークハウス様により運営されています。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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