三鷹市にある大型ワンルームマンションに「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」および「Shelf タワー型本棚」を設置いただきました。手前に写っている壁一面の本棚 奥行350mmの右1列がタワー型本棚です。壁一面の本棚の奥行きは350mmなのに対してタワー型本棚の奥行きは365mmなので少し前面に出ています。このタワー型本棚には、専用のオプションツールが3個導入されています。
ワンルームマンションという限定された室内スペースを効率的に活用するために、大容量の壁面収納の導入は非常に有効な方法です。壁の前に置かれた2台の本棚によって幅2,750mmにわたっておよそ350mmの奥行きの細長い区画が占められていますが、その上部には56個のセルで壁全体を均質に覆う大容量の収納スペースが天井まで積み上がっています。ワンルームマンションの収納とは、一人の人物が生活する空間を確保するためのとても重要な機能です。こうして本棚によって床から天井までの壁面いっぱいの収納スペースが創り出されたので、書籍や書類はもとより、衣類、道具や器具、食器や食品のストックなど、あらゆるモノを壁の前のスペースにコンパクトに納めていくことが可能になり、すっきりとした生活空間を確保できるようになります。
手前の壁一面の本棚は、厚さ15mmの縦板と横板に切れ込みを入れて相互に嵌合させて組み立てられています。それぞれの横板は両端の側板と最低限のボルトで固定され、平面方向への剛性は四隅のセルに置かれたブレース材によって確保されていますので背板がなく、背後の壁が見える構造になっています。棚板相互のスパンが短く取られているために、重いコンテンツをたっぷり収納しても棚板に撓みが生じることはほとんどありません。奥行き350mmのタイプの本棚の場合、1コマあたりの耐荷重は約30kgあります。本棚の背面には標準仕様で巾木よけのカットが施されているため、壁にぴたりとつけて設置されています。コマのサイズはA4規格の収納に最適で、A4サイズの雑誌やパンフレットなどはもとより、A4の用紙を綴じるファイル、ファイルを分類するファイルボックスなど、A4よりも少し大きめのコンテンツの格納にも適しています。このサイズはLPレコードの収納に最適で、1コマに約70枚のアナログレコードを収納することができます。また、お子様のランドセル置き場としてもお使いいただけます。
タワー型本棚はシンプルで丈夫な縦一列の本棚で、隙間家具としては珍しく高さが2,400mmあります。タワー型本棚は一部背板を取り付けて強度を確保する構造なので、本棚の奥行きが365mmとなっていますが、コマ内部の有効寸法は壁一面の本棚と同じなので奥行き350mmタイプ専用のオプションツールを導入していただけます。それぞれの棚板はボルトで両側からしっかりと固定されているため堅牢で、1コマあたりの耐荷重は壁一面の本棚と同じ約30kgです。
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