漫画家・桜沢エリカさんのご自宅兼仕事場の2階、長男R君の勉強部屋に「Shelf 壁一面のコミック本棚 奥行180mm 」を設置いただきました。 多感な中学生の勉強部屋であり、同時に家中のいろんなところにあったコミック本がここに集められつつあります。
大容量のコミック本棚
広く明るい勉強部屋の壁一面に、「Shelf 壁一面のコミック本棚 奥行180mm 」縦11コマ×横7コマが設置されました。天井から床までを覆うように設置されたこの大容量本棚は、部屋全体に統一感と整理整頓の美しさをもたらしています。
この壁一面のコミック本棚は、シリーズの中でも最大サイズであり、幅2,400mm×高さ2,400mmの大きさを誇ります。しかし、奥行は180mmと薄型で、コミック本や文庫本などに特化しています。小型の書籍を正面から少し奥に並べる形で収納できるため、他の書籍に埋もれて見えなくなることがありません。必要な1冊をすぐに取り出せる大容量の本棚です。
この本棚の1コマの内部有効寸法は幅325×奥行180×高さ200mmで、小型のコンテンツを収納することに特化してデザインされています。奥行180mmに対してコミック本の短辺はおよそ110mm、文庫本の短辺はおよそ108mmなので、これらを収納すると背表紙が正面に整列し、大量の本を無駄なく見やすく収納することができます。横板の間隔は小型の書籍を収納するために最適なサイズに設定されており、書籍の上部と棚板との空間も最小限に抑えられています。そのため、縦に11段積み上げることができ、圧倒的な収納力を誇ります。
また、CDやDVDのトールケースの収納にも適しています。標準プラケース入りのCDなら1コマあたり約30枚収納できるため、大量にCDを保有しているDJやプロフェッショナル、CDのコレクターにも重宝されています。
家の中のさまざまな場所に置かれていたコミック本が、この本棚に次第に集まってきているとのことです。コミック本はサイズが統一されているものが多いため、棚に並べると横長の太い帯状の集合体を形成します。また、コミック本の背表紙は、その色彩やタイトルの配置、文字の形状が多彩であり、彩度が高くコントラストの強い配色が特徴的です。数十巻に及ぶ長編コミックでは、背表紙のデザインが揃うことで、そのボリューム感が一層強調され、帯状の集合体の存在感が増していきます。
さらに、この水平に並んだ太い帯状の塊は、縦板によって短いスパンで均等に区切られ、固定されたグリッドに収まります。こうして、大量のコミック本は一定間隔でボリュームを区切られながら、安定し、統一感のある景観を形成します。コンテンツが密度高く収納されるにつれ、大量のコミック本は、その多彩な世界のエネルギーを内に秘め、圧倒的な存在感で部屋の壁を彩ります。
本棚にはまだ余白があり、壁と棚板に囲まれたシンプルな空間が広がっています。一部のセルにはフィギュアやCDのジャケット、バンドのピンナップ、表紙を前面に向けた書籍などがディスプレイされています。プライベートな部屋の壁面に自分の好みのアイテムを飾る楽しさが少しずつ実現されています。
様々なオブジェクトを棚板で区切られた等間隔のセルに配置することで、周囲の空間がその中心に求心力を生み出し、視線が自然と集まる魅力的なディスプレイ空間が形成されます。時間が経つにつれて、本棚に納めるアイテムは増えたり入れ替わったりしますが、窓からの光が広がるグリッドラインが常に視界の最前面に現れます。たとえ隣り合うオブジェクトの世界観が異なっていても、同じサイズのグリッドで視界が整えられるため、壁面全体のイメージは統一されます。
漫画家桜沢エリカさんの自宅兼仕事場に
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