木製ラックは、ひとつ置くだけでお部屋の収納力を高めてくれる便利な家具です。
色々な素材のラックが市販されていますが、より上質でおしゃれな雰囲気を楽しめる木製のラックは、特に人気があります。
しかし、ひとくちに木製ラックといっても種類がたくさんあり、「何に注意して選べばいいかわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ご自宅にピッタリの木製ラックが選べるよう、木製ラックの種類や選び方、さらに選ぶ時の注意点もあわせて詳しく解説します。
また記事の後半では、厳選したおしゃれな木製ラックを10点ご紹介します。
最後までお読みいただくと、木製ラックの選び方がわかります。ぜひ参考になさってください。
Contents
- そもそも「木製ラック」とは何か
- 木製ラックの種類
- 木製ラックの選び方
- おしゃれな木製ラック10選
- おしゃれな木製ラック① たっぷり収納が実現する木製ラック『マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行き350mm』
- おしゃれな木製ラック② 薄型で狭小空間でもスッキリ置ける木製ラック『マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面のコミック本棚 奥行180mm』
- おしゃれな木製ラック③ 小さくて置き場所を選ばない木製ラック『マルゲリータ Shelf(シェルフ) ロータイプ本棚』
- おしゃれな木製ラック④ ナチュラルな素材感を活かしたシンプルな木製ラック『無印良品 パイン材ユニットシェルフ』
- おしゃれな木製ラック⑤ 組み合わせて自由自在に収納できる木製ラック『CAINZ 木製ラック66 5段 ナチュラル』
- おしゃれな木製ラック⑥ 北欧らしい無垢材の雰囲気が魅力の木製ラック『IKEA イーヴァル』
- おしゃれな木製ラック⑦ スリムで間仕切りとしても使いやすい木製ラック『ニトリ パーティション(プレフェ)
- おしゃれな木製ラック⑧ 目立たない背板が付いたコンパクトな木製ラック『ニッセン オープンウッドラック』
- おしゃれな木製ラック⑨ 経年変化を楽しめる国産杉を使用した木製ラック『国産杉 頑丈オープンラック』
- おしゃれな木製ラック⑩ 高さを調整できるハイタイプの木製ラック『国産ひのきつっぱりシェルフ・ラック』
- まとめ
そもそも「木製ラック」とは何か
一般的に「ラック」という名称は、物を乗せるための棚を指して使われます。
本来は、扉が付いているものから付いていないものまで幅広い棚を表しますが、実際は扉無しのオープンタイプの棚をラックと呼ぶことが多いです。
そのため、「木製ラック」と言う場合は、「木でできたオープンラック」を表していると考えてよいでしょう。
木製ラックは金属やプラスチックなどでできたラックに比べ、自然素材ならではの温かみを感じられ、いろいろなインテリアと相性がよいのが特徴です。
また、経年変化によって風合いが増していく点も大きな魅力でしょう。
それに加えて、木材は加工が比較的簡単にできるので、ラックをDIYする方々にも非常に人気があります。
木製ラックの種類
ひとくちに木製ラックといっても、いくつかの種類に分けることができます。
ここでは、代表的な4種類の木製ラックの特徴について確認していきましょう。
木製ラックの種類① 背板ありタイプ
「背板ありタイプ」とは、背面に木板が取り付けられた木製ラックです。
背板ありタイプのメリットは、収納した物が奥側から落ちない点。その一方デメリットとしては、光を通さないので圧迫感を生みやすい点が挙げられます。そのため、部屋の中央などに置いて間仕切りのように使う場合は注意が必要です。
木製ラックの種類② 背板無しタイプ
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_605/
「背板無しタイプ」とは、背面に木板が無く、前後どちらもオープンになっている木製ラックです。
背板無しのメリットは、視線を遮ることなく光や空気を通すために、圧迫感が生まれにくい点です。そのため、間仕切りとして設置しても、表と裏の両面から「見せる収納」として、おしゃれな空間を演出できます。
一方デメリットとしては、物を押し込むと奥側から落ちてしまう可能性がある点が挙げられます。
木製ラックの種類③ ハイタイプ
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_583/
「ハイタイプ」とは、背が高い木製ラックのことです。
厳密な定義はされていないものの、一般的には2m以上のものをハイタイプと分類することが多いです。「人の背丈以上の木製ラック=ハイタイプ」と覚えておくとよいでしょう。
ハイタイプのメリットは、大容量の収納ができる点です。
特に天井近くまで高さのあるものならば、デッドスペースになりがちな壁面を大規模収納スペースとして活用できます。
一方デメリットとしては、設置の仕方によって圧迫感に繋がりやすい点が挙げられます。特に、背板ありのハイタイプは、部屋の中央などに置くと圧迫感を生むので要注意です。
木製ラックの種類④ ロータイプ
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_542/
「ロータイプ」とは、背の低い木製ラックのことです。
ハイタイプ同様に厳密な定義はありませんが、一般的には1m程度の木製ラックがロータイプと呼ばれています。そのため、「膝丈くらいの木製ラック=ロータイプ」と覚えておくとよいでしょう。
ロータイプのメリットは、置き場所の自由度が高い点です。背が低く小さいことから視線を遮らず、どこに置いても邪魔になりにくいです。その一方デメリットとしては、ハイタイプに比べて収納量が少ない点が挙げられます。
木製ラックの選び方
木製ラックにはさまざまな種類があるので、ご自身の用途に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
ここでは、4つの観点から木製ラックの選び方を確認していきましょう。
木製ラックの選び方① 棚板の幅や奥行きに余裕があるものを選ぶ
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_454/
木製ラックを選ぶときは、収納する物に合わせて棚板の幅や奥行きを選ぶのがおすすめです。
たとえば、フィギュアなどの小物を横一列に並べたいのであれば、棚板の幅が長いものがよいでしょう。また、小物と本を交互に置くなど、自由度の高い配置にしたい場合は、物が転倒しないように細かくグリッドに分かれたものが望ましいです。
棚板の奥行きは、収納する物よりも余裕をもった長さにするべきです。収納する物の寸法にぴったり過ぎる、あるいは短いと落下の危険性があるばかりか、収納した物の見た目が良くなく、インテリアとしてのおしゃれさが損なわれます。
木製ラックの選び方② 高さのある木製ラックを選ぶ
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_554/
木製ラックを選ぶ際、高さは非常に重要な要素です。
壁面収納として利用したり、部屋の間仕切りにしたりする場合は、高さのあるハイタイプがおすすめです。大容量の収納スペースを確保できるうえに、視線も程よく遮ることができます。
反対に、収納物が少なかったり、極力圧迫感を避けたい場合は、小さいロータイプの木製ラックがよいでしょう。底部にキャスターが付いたものを選べば、必要に応じて場所を移動できるので便利です。
木製ラックの選び方③ 棚板の耐荷重が大きいものを選ぶ
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_521/
木製ラックを選ぶときは、棚板の耐荷重にも注意しましょう。
棚板の耐荷重が低いと、重いものを乗せた際に棚板がたわみやすくなります。特に、本をたくさん収納する場合は、経年で棚板がたわんでいく可能性があります。
一般的に、棚板はピッチが長いほどたわみやすく、短いほどたわみにくくなっています。また、棚板が厚い方が耐荷重も高くなります。そのため、充分な耐荷重を確保したい場合は、ピッチが短く、ある程度厚みのある棚板の木製ラックを選ぶようにしましょう。
木製ラックの選び方④ 搬入・設置のしやすいものを選ぶ
木製ラックは、部屋に搬入して設置することを想定して選ぶことが大切です。
特に、完成品の状態で搬入する木製ラックは要注意です。幅や高さが合わないと、部屋のドアを通して搬入できなかったり、天井に当たって設置できなかったりして、最悪の場合は返品せざるをえなくなってしまいます。
また、組み立て式の場合も、どれくらいの手間がかかるか確認しておきましょう。ネジや金具を含め、組み立てパーツを多く使う場合は、作業に数時間かかることも多いです。
おしゃれな木製ラック10選
ここでは、自宅空間をおしゃれに演出できる、おすすめの木製ラックを10種類ご紹介します。
これから木製ラックの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれな木製ラック① たっぷり収納が実現する木製ラック『マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行き350mm』
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_663/
床から天井までを最大限に活用できるシンプルでおしゃれな木製ラックです。
奥行きが350mmと深めなので収納力が高く、大型本からレコード、縫いぐるみやランドセルなど、幅広い物を収納できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar_index.html
マルゲリータの Shelf シリーズは、棚板に丈夫な木材であるシナ材を使用しています。そのため、重い物を乗せてもたわみにくく、大容量の収納が実現します。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar_index.html
組み立てるパーツの構造がシンプルなため、どなたでも簡単に組み立てが可能です。付属の六角レンチ1本あれば、大人2人なら約30分~60分で完成します。
おしゃれな木製ラック② 薄型で狭小空間でもスッキリ置ける木製ラック『マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面のコミック本棚 奥行180mm』
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_283/
こちらは、奥行きを180mmとスリムに抑えたハイタイプの木製ラックです。
天井まで目一杯に設置することで大容量の収納が実現すると同時に、薄型なので廊下などの限られたスペースや、小さい部屋でも元々の広さを損なうことなく配置できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-lr_index.html
奥行き180mmというのは、コミックの収納に最適化されたサイズです。その他にも、CDケースやDVDのトールケースなど、アイデア次第でさまざまな物を収納できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-lr_index.html
万一の地震などでの転倒が心配な場合は、天井との隙間にフィラー板を挟むことで、壁・天井を傷つけることなく転倒防止対策を施すことも可能です。
おしゃれな木製ラック③ 小さくて置き場所を選ばない木製ラック『マルゲリータ Shelf(シェルフ) ロータイプ本棚』
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_629/
こちらは、高さを腰丈程度以下に抑えたロータイプの木製ラックです。
1段(高さ384mm)、2段(高さ724mm)、3段(高さ1064mm)の3タイプの高さが用意されているので、用途や収納する物のサイズに合わせて選べます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-low_index.html
単体でリビングボードのように使うことも、ハイタイプと組み合わせて壁面収納として使うこともできます。天板を有効活用して、大型TVや音響機器などを置くのもおすすめです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-low-caster_index.html
底部にキャスターが付いた木製ラックとして、「ロータイプ本棚 移動式」もあります。
キャスター付きだと、必要に応じて場所を移動できるので、部屋の間仕切りから机下収納まで、幅広い用途で使用可能です。
おしゃれな木製ラック④ ナチュラルな素材感を活かしたシンプルな木製ラック『無印良品 パイン材ユニットシェルフ』
出典:無印良品公式サイト https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4934761182285
ナチュラルな表情のパイン材を使用した無印良品の木製ラックです。幅や高さを選べるので、モジュールを合わせることで、さまざまな収納物がピッタリ収まります。
おしゃれな木製ラック⑤ 組み合わせて自由自在に収納できる木製ラック『CAINZ 木製ラック66 5段 ナチュラル』
出典:カインズ公式サイト https://www.cainz.com/g/4549509213130.html
素朴な表情の天然木材を使用した、カインズの木製ラックです。25cm、45cm、66cmの3種類の幅から選べるので、組み合わせて使用することもできます。
おしゃれな木製ラック⑥ 北欧らしい無垢材の雰囲気が魅力の木製ラック『IKEA イーヴァル』
出典:IKEA 公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/ivar-2-sections-shelves-pine-s89248352/
北欧家具メーカーのIKEAらしい、無垢のパイン材を使用した木製ラックです。さまざまなサイズのラックを組み合わせることで、用途に応じてカスタムすることが可能です。
おしゃれな木製ラック⑦ スリムで間仕切りとしても使いやすい木製ラック『ニトリ パーティション(プレフェ)
出典:ニトリ公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/8841830s/
スリムな奥行きで、間仕切りとして使いやすい、ニトリのロータイプ・木製ラックです。底部にはキャスターが付いているので、必要に応じて移動することもできます。
おしゃれな木製ラック⑧ 目立たない背板が付いたコンパクトな木製ラック『ニッセン オープンウッドラック』
出典:ニッセン公式サイト https://www.nissen.co.jp/item/BWE5218B0003/
ロータイプなので、飾り棚から本棚まで幅広い用途に使える木製ラックです。背面に高さ約8cmの背板が付いているので、収納物が落ちにくいようになっています。
おしゃれな木製ラック⑨ 経年変化を楽しめる国産杉を使用した木製ラック『国産杉 頑丈オープンラック』
出典:ディノス公式サイト https://www.dinos.co.jp/p/1357100205/?id=002001024001/
頑丈な国産杉の木材を使用しており、経年変化による色の変化も楽しめる木製ラックです。棚板の耐荷重も50kgを実現しており、重量物でも安心して収納できます。
おしゃれな木製ラック⑩ 高さを調整できるハイタイプの木製ラック『国産ひのきつっぱりシェルフ・ラック』
出典:カヴァース公式サイト https://www.covearth.co.jp/detail/180181.html
国産ひのき素材を使い、ナチュラルな風合いのおしゃれな木製ラックです。高さが調整できるので、ご家庭の天井の高さに合わせて設置できます。
まとめ
今回は、おしゃれな木製ラックの種類や選び方について、詳しく解説してきました。ひとくちに木製ラックといっても、小さいものから、背板の有無、棚の高さなど、さまざまなバリエーションが存在します。
耐荷重の違いや組み立てのしやすさも製品によって異なるので、ご自宅の用途に合った製品を選ぶことが大切です。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した木製ラックをはじめ、おしゃれで便利な収納家具を多数掲載しています。ご家庭に新しく木製ラックを設置するか検討している方は、ぜひチェックしてみてください。