壁面収納とデスクを置きたい場合、両方とも設置すると結構なスペースが必要になってしまいます。
そういったケースでお悩みの方は、壁面収納デスクを検討してみてはいかがでしょうか。
壁面収納デスクはこのスペースの問題を解決して、部屋をすっきり見せてくれます。
この記事では、壁面収納デスクにはどのような種類や使い方があるのかをご案内し、実際に壁面収納デスクを導入しておられるご家庭の実例も併せてご紹介します。
壁面収納やデスクの購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください！
壁面収納デスクとは
壁面収納デスクとは、壁面収納とデスクの機能が一体化した収納家具をいいます。
壁面収納とデスクを別々に設置するよりも省スペース化を図れるのがメリットです。
またデスクから手を伸ばせる距離に収納スペースがあるので、仕事や勉強に使うものを出し入れしやすい点も特長のひとつです。
壁面収納デスクのメリット・デメリット
壁面収納デスクにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。
メリット① デスク設置が省スペースになる
デスクと壁面収納スペースの間に空間がないため省スペースです。デスクがあっても収納棚のものがとりやすいように、奥行きが調整されており、棚も十分に活用できます。
通常、棚の前にデスクを置くと、脚が棚をふさいでしまいますが、壁面収納デスクは脚の間からものがとれる構造になっています。下段も出し入れしやすいためスペースに無駄がありません。
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メリット② デスクから棚への連携がよく、仕事・作業・勉強に集中できる
壁面収納デスクはそれぞれの連携がよいため、座ったままでも資料や参考書などを取りやすい位置に置けます。
手を伸ばせば取れる位置に道具や資料を置けるので、探す手間が省け、ストレスなく仕事や勉強への集中力が高まります。
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メリット③ デスクと収納のデザインが同じであれば、一体感があり見た目がすっきりする
壁面収納とデスクが一体化しているため、デザインが統一されています。
収納とデスクを別々に導入すると、色や形に違いが生じますがその心配はありません。
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収納棚に仕事や勉強に使うものもしまい、使い終わりにはデスクの上を空ける習慣をつければ、壁面収納デスクはとてもおしゃれな空間になるでしょう。
デメリット① 自宅の部屋やオフィスの設置したい場所のサイズに合わない
壁面収納デスクは、たくさん流通しているわけではありません。収納棚単体と、デスク単体の流通量に比べると、極端に少ない状況です。
そのため、いざ壁面収納デスクを設置しよう！と思っても、ジャストサイズが見つからない可能性が高いです。
そのため、奥行き、高さ、幅が選べる壁面収納＆デスクを探すと、そういたデメリットを回避できます。
デメリット② 意外と場所をとってしまう
壁面収納デスクは、収納部分とデスク部分があるので、当然ながらそれなりのスペースが必要になってきます。
あまり広くないお部屋やオフィススペースでの設置を考えている場合、スペースの問題で諦めてしまうこともあるでしょう。
そのため、デスク部分が折り畳みできるものを選んだり、デスクが収納部分に入り込んでコンパクトに使える壁面収納デスクを選ぶといいでしょう。
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壁面収納デスクの選び方
この機会に壁面収納デスクを導入するなら、おしゃれで、使いやすいもの選びたいものです。
そこでここからは、壁面収納デスクの選び方をご紹介します。
壁面収納デスクの選び方① 設置場所のスペースで大きさを決める
壁面収納デスクが省スペースであるといっても、設置スペースには収納棚の幅とデスクの奥行きが必要です。
壁面収納デスクを置きたい場所を計測して確認しましょう。床面のサイズだけでなく、最大何センチの高さのものまでおけるか天井までの高さも測ります。
そして、奥行き、高さ、幅が選べる壁面収納であれば、ちょうどいいサイズで設置することができます。
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壁面収納デスクの選び方② 収納部がオープン棚か扉付きかで選ぶ
壁面収納デスクは、オープン棚か、引き出しや扉があるものかを検討しましょう。オープン棚は扉があるものよりワンアクション少ない動作でものを出し入れできます。
また、オープン棚の場合であれば、必要に応じて後から収納ボックスやファイルボックスを追加し、フレキシブルな収納にもできます。
オプションが充実している商品を選ぶと、オープン棚と引き出しのハイブリッドで利用することができます。
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壁面収納デスクの選び方③ 収納棚とデスクの位置関係で選ぶ
壁面収納はデスクの前面か横のどちらのタイプがいいか検討しましょう。
もちろん置く場所で異なりますので、置く場所の検討からしてもいいでしょう。
また、デスクをスタンディングタイプにするという選択肢もあります。長時間座って仕事をすると、背中や腰に負担がかかってしまうため、立って仕事をするというスタイルを取り入れている方もいらっしゃいます。
どちらにもメリットがありますので、収納棚やデスクの大きさを考えて場所を決めるとよいかもしれません。
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壁面収納デスクの選び方④ デスクの奥行きに注目して選ぶ
壁面収納デスク自体の奥行きはあまり広くありませんので、奥行きと棚の使い方も考えましょう。
デスクに奥行きがあると収納棚に手が届かなくなってしまうため、奥行きは狭くなります。しかし、一体化した棚部分の奥行きがありますので、デスクを広く使いたいときは、棚板部分を上手に活用して使いましょう。パソコンのディスプレイを置く場合などは、棚部分を開口部にして、ディスプレイを入れて使うという方法もあります。
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壁面収納デスクの選び方⑤ 転倒防止措置で地震対策ができる
壁面収納の部分は高さがあるため、地震などで揺れが生じた場合、転倒のリスクがあります。
そのため、しっかりと転倒防止措置が施せる壁面収納を選びましょう。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/overturning.html
壁に固定する場合と、壁に穴を開けたくない場合は天井との間に棒や板を挟んで固定する方法があります。日本では毎年のように大きな地震が起きていますので、出来る限りの対策をしておきましょう。
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壁面収納デスクの実例8選！
ここからは、マルゲリータの壁面収納デスクをご利用いただいているご家庭の、実例を紹介します。
壁面収納デスクの実例① リビングルームにデスク付き本棚を
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都内のマンションにお住いのお客様の実例です。リビングの壁一面に、壁面収納を導入いただき、その一部に壁面収納デスクを設置いただきました。
隣にある大きな壁面収納からの続きで、連続した四角刑コマが規則正しく並んだデザインがおしゃれです。エアコンの位置を避けて壁面収納がうまく配置されています。
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リビングボードから連続した収納棚には、ゆとりをもって本が収納され、余白をたっぷりとった余裕のあるワーキングデスクです。
リビングに書き物やパソコンを作業に使える専用のデスクがあると、とても便利に使えます。
この実例では「カウンター付き本棚3列タイプ」と「開口部のある本棚7列タイプ」を連結して、ご使用になっています。オープン棚の見せる収納を楽しめる壁面収納です。
壁面収納デスクの実例② スタンディングデスクとカウンターがある壁面収納
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閑静な住宅街にある戸建住宅にお住いのお客様の壁面収納デスクの使用例です。
2階にある書斎の壁面収納に、カウンターデスクとスタンディングデスクが付属しています。
大容量の壁面収納に沿ってカウンターデスクがあり、窓際にはカウンターと直行する形でのスタンディングデスクが設置されています。
2つのデスクがあると、集中力が切れたときの気分転換や、同じ姿勢を続けたときの疲れを取るために仕事中の姿勢を変えられるのです。
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デスク下のすべてのセルには専用オプションの引き出し用カセットを付けることで、見せない収納になっています。
文具や、雑貨などのこまごましたものはデスク下に収納。デスクから上は書籍や本などの見せる収納です。デスク下の最下段7コマには同オプションの「CD収納用引き出し」をセット。CD900枚の収納力があります。
こちらの写真の実例は、「カウンター+スタンディングデスク付き本棚」の7コマ×7コマをご使用になっています。「収納用カセット」を多くセットし、小物を収納しやすくした壁面収納デスクです。
壁面収納デスクの実例③ 収納ボックスを利用した壁面収納とパソコンデスク
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_580/
都内のマンションにお住いのお客様の実例です。扇形の部屋に配置された2つの壁面収納デスクをお使いいただいています。
PCを置いたワークデスクのデスクトップには、棚を2段分空けて机上面を広く取り、PCのモニターを設置。前面の棚上部には、「奥行き350専用カセット」をセットして、雑多なものを収納しお使いになっています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_580/
もう一つ設置された壁面収納デスクは、オーディオ機器やDVD・CD・レコードなど音楽専用の収納棚としてお使いです。デスクの上にはキーボードが置かれて、大量のレコードは最下段に収納、カウンター面を挟んで、上下にジャンルが異なるCDが「CD収納用引き出し」に収められています。
この実例の壁面収納デスクは2台とも「Shelf カウンター付き本棚」が原型です。キーボード用のデスクは奥行きを20cmに、ワークデスクは机上2段目まで空けるカスタムがされています。「奥行き350専用カセット」を多用した、見せない収納を取り入れた壁面収納デスクになっています。
壁面収納デスクの実例④ 壁面収納スタンディングデスク
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_411/
テラス窓から隅田川を見下ろす高層マンションにお住まいのお客様の壁面収納デスク導入実例です。リビングにスタンディングタイプのデスクを導入いただきました。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_411/
スタンディングデスクを使用するメリットは多くあります。「体が安定しているために集中力が増す」「頭の先から足先までが伸びているため姿勢が正される」「立ち続けるため、運動不足が解消され・軽い筋トレ状態になる」などです。
在宅勤務での運動不足を解消し、健全な体に戻っていくためにスタンディングデスクを活用して実感できるのです。
本実例では「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」に、スタンディングデスクをセットされました。この事例が、マルゲリータ「スタンディングデスク付き本棚」の展開のきっかっけとなりました。
現在は、縦7コマ×横コマ、縦7コマ×横5コマ、縦7コマ×横3コマの3サイズの展開がございます。
壁面収納デスクの実例⑤ 収納棚の開口部にパソコンを置いたデスクの実例
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_487/
都内のマンションにお住いのお客様の実例です。リビングの壁面収納デスクを、家族みんなでお使いになっています。
壁面の7コマ×7コマの大容量の収納棚カウンターデスクを、3人で同時に使えるように設置していただきました。それぞれが手元のライトをつけられ、PCやスマホを使う際の電源確保のために、設置前に配線コード棚内部に引き込んであります。
さまざまなものを収納しながら、お子さまの勉強スペースとして、ワークスペースとして、ご活用です。
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小物を収納するために「A4書類収納用引き出し段」が2つのコマに設置され、さまざまな物が収納されます。中に入れるものの色や形が異なっていても、引出しにいれてしまうとすっきり見え、デスクで作業や勉強をする際の集中力をキープできるでしょう。
こちらの実例は「Shelf カウンター付き本棚」の奥行350mm縦7コマ×横7コマを設置されています。向かって右端の2列は梁の形に合わせるため、最上段をカットして設置されています。
壁面収納デスクの実例⑥オフィスでの利用実例
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_578/
都内で、オフィスビルの最上階のメゾネットタイプの区画を利用して、建築設計事務所を営んでいるお客様の実例です。お客様自らがオフィスレイアウトをされ、マルゲリータの壁面収納デスクをカスタマイズして導入いただきました。壁面収納デスクを連続して並べお使いになっています。
大容量の収納棚には、無印良品のホワイトグレーのファイルボックスがちょうど3つ入るサイズです。天井の色と重なり、本棚が室内になじんでいます。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_578/
本棚には2コマ×2コマの開口部が設けられ、PCモニターを設置。壁面収納デスクとして収納棚とカウンターを使う場合、PCモニターを置くスペースを確保すると使い勝手が格段にアップします。
資料や法令集がファイルやコマの縦板で仕切られ整然と並ぶ美しい収納棚です。
こちらの実例は「Shelf カウンター付き本棚」の天板をラバーウッドに変更し、カスタマイズされています。左端の壁面収納デスクには「奥行き350専用カセット」を、机上2段一面にセットしてお使いいただいています。
壁面収納デスクの実例⑦ 壁面収納から伸びるデスク
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_513/
都内の戸建て住宅にお住いのお客様のご自宅書斎をご紹介しましょう。壁面収納からL字型に伸びるデスクの天板を伸長して、お二人でお使いになっていらっしゃる実例です。
窓に向いて仕事ができる作業デスクは手元を自然な採光で照らします。デスクの幅が広いので、PCのほかにペン入力用のタブレットを設置しても作業スペースに余裕があります。窓からの日差しに広い作業スペースとストレスフリーな仕事環境を構築されています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_513/
こちらの天井は壁面収納が干渉する天井部分が傾斜天井になっています。傾斜に壁面収納の縦板をカット・オーダー加工することで違和感なく収まっています。
収納棚には本を重ねて並べるため、「本棚の中の棚」を使われていて、背表紙が見やすい状況です。重ねて本を収納されているので、収納量もアップしています。
この実例は、「Shelf デスク付き本棚」をベースに、デスク部を伸長させた「壁面収納デスク+作業デスク」を導入しておられる実例です。
壁面収納デスクの実例⑧ デスク付き本棚を寝室の書斎スペースに
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_370/
都内の住宅街に戸建て住宅を新築されたお客様の実例です。壁面収納デスクを家族それぞれのお部屋に導入いただきました。
写真は大容量の壁面収納を持つご主人の寝室兼書斎の実例です。これから引っ越しされるので、まだ荷物が収納されていない状態ですが、ここには仕事の資料や蔵書が入る予定です。
isiga壁面収納の中央には「奥行き350専用カセット」の引き出しがセットされています。引き出し式の収納ボックスには、日常のこまごまとしたアイテムをまとめて収納するのに便利です。オープン棚の見せる収納と引き出しの隠す収納で、メリハリのある収納棚になります。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_370/
社会人のお子さまのお部屋です。入口のドア枠と壁の間にちょうど収まる寸法に幅を合わせ、壁面収納デスクが置かれています。天井の下がりと本棚の側板が同じ位置にあり一体感を感じさせます。
こちらの壁面収納デスクは「Shelf デスク付き本棚」です。デスクの脚を平板に、デスクのサイズを既製品より50mm短く加工されています。ご主人の部屋の小物収納用引出しは「奥行き350専用カセット」をお使いです。
まとめ
壁面収納デスクとは何か、どのような機能があり、どのように使えるのかをご紹介しました。
壁面収納デスクは、省スペースで、デスクから棚への連携がよく、仕事や勉強に集中しやすい環境が作れます。
実例としてご紹介したご家庭やオフィスでは、快適にデスクを使える配置や収納の使い方がされていました。
壁面収納デスクの導入を検討されている方は、今回ご紹介した内容を参考にしてください！