オフィスの会議室には、ミーティングや商談に適したテーブルの設置が必須となります。特に外部のお客様も利用する空間であるため、機能性のみならず、デザイン性や空間の雰囲気づくりにも配慮した家具を選ぶことが重要です。本記事では、会議室用テーブルの選定ポイントを解説するとともに、おすすめの製品をご紹介いたします。また、後半では、デザイン性に優れたテーブルを導入した具体的な設置事例も掲載しております。これから会議室のリニューアル、あるいはミーティングテーブルの導入をお考えの方は、ぜひご参考としてお役立てください。
会議室でのテーブルの主な用途
会議室で使用するテーブルの主な用途は、大きく分けて以下の3種類に分類されます。
- 会議・ミーティング
社員同士の意見交換や情報共有、プロジェクトの進捗確認など、さまざまな会議の場で活用されます。長時間の使用を考慮し、快適さと効率性を兼ね備えたデザインが求められます。 - 取引先との商談
お客様や取引先を迎えての商談では、第一印象が重要です。落ち着きのあるデザインや高級感のある素材を採用したテーブルを選ぶことで、信頼感を高める演出が可能です。 - 社員のワークスペース
会議室を一時的な作業スペースとして活用することもあります。そのため、広さや機能性が重視され、ノートPCや資料を広げてもゆとりを感じられるサイズが理想的です。
それぞれの用途に応じたポイントについて、以下でさらに詳しく確認していきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_239/
用途① 会議・ミーティング
会議室でのテーブルの用途として最も一般的なのは、その名の通り「会議・ミーティング」です。オフィスで会議やミーティングを行う場合、複数人で使用することが多いため、テーブルには十分な天板サイズが求められます。資料やノートPCを広げても余裕を持って使える、ある程度大型のテーブルが適しています。また、人数に応じて座席のスペースが確保できることや、必要に応じて拡張やレイアウト変更が可能なデザインを選ぶことで、より実用的で快適な会議環境を整えることができます。こうしたポイントを押さえることで、効率的でスムーズな会議運営が実現できるでしょう。
用途② 取引先との商談
会議室のテーブルは、取引先との商談の場として使用されることも多く、その役割は会社の利益や信頼関係に直結する重要なものです。商談の場で、テーブルが安定感に欠けていたり、デザインが安っぽく見えるような場合、商談相手に不信感やネガティブな印象を与える可能性があります。このような場では、家具の質やデザインが、会社の品格や信頼性を表す要素の一部となることを意識する必要があります。そのため、商談を想定して会議室のテーブルを選ぶ際には、安定感と高級感を兼ね備えたテーブルを選ぶことが重要です。木材やガラスなど質感の良い素材を使用したものや、落ち着いた色調で仕上げられたデザインが特におすすめです。こうした配慮により、商談の成功を後押しする洗練された空間を演出することができます。
用途③ 社員のワークスペース
会議室のテーブルは、社員のワークスペースとして活用されることも少なくありません。近年、働き方の自由化が進み、フリーアドレスやABW(Activity Based Working)といった新しい働き方を導入する企業が増加しています。その結果、会議室を専用の仕事場として使うだけでなく、会議室とオフィスの区別を厳密にせず、柔軟に空間を活用するケースが増えています。特に、広い天板のテーブルを使って複数人でディスカッションやブレインストーミングを行い、アイデアを出し合う場面が多いのも特徴です。そのため、社員のワークスペースとしても使用することを想定した場合、複数人がPCや資料を広げても余裕のある広い天板のテーブルを選ぶことが重要です。加えて、配線処理がしやすい設計や、移動が簡単なキャスター付きのデザインなど、実用性を高める要素も選定時に考慮すると、さらに快適なワーク環境を整えることができます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro-2400-900-rw.html
会議室用テーブルの種類
一括りに会議室のテーブルといっても、さまざまな種類が存在します。ここでは、特に代表的な4種類のテーブルについて、それぞれの特徴を詳しく確認していきましょう。
据え置き型
据え置き型のテーブルは、設置場所を固定して使用することを前提に作られたデザインです。その形状は、一般家庭のダイニングに置かれるテーブルと非常に似ており、実際に「ダイニングテーブル」として販売されている製品も多く見られます。しっかりとした安定感と広い天板を備えているため、食事用だけでなく、会議室やワークスペースとしても幅広く活用できる点が特徴です。据え置き型のテーブルは、その場に固定して長期間使用することを想定しているため、耐久性に優れ、デザイン性も高いものが多いのが魅力です。空間の印象を左右する重要な家具として、利用シーンに合ったものを選ぶことが求められます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_223/
据え置き型のテーブルは、幅や奥行きに余裕のある大型サイズが多く、安定感や高級感を兼ね備えているため、会議室用テーブルとして非常に適しています。広い天板は複数人での会議や商談に適しており、見た目の重厚感も空間に信頼感と格調をもたらします。ただし、据え置き型は重量があるため、頻繁に場所を移動させたり、使用後に収納することを想定する場合には注意が必要です。柔軟性が求められるシーンでは、軽量で移動が容易なデザインや、折りたたみ式のテーブルを検討する方が実用的かもしれません。使用目的や運用方法を明確にした上で選ぶことが、最適な会議室テーブルの導入につながります。り収納したりする想定の場合は、注意が必要だといえます。
折りたたみ式
折りたたみ式のテーブルは、脚を内側に折りたたむことでコンパクトになり、収納しやすい設計が特徴です。脚を折りたたむと、テーブルは1枚の板状になるため、複数のテーブルを積み重ねて保管することが可能です。このため、普段は床面を広々と使い、会議やイベントの際に必要な分だけ設置するといった柔軟な運用ができます。特に、頻繁に収納や移動を行う場合には、実用性の高さから非常に重宝するでしょう。軽量で扱いやすいモデルも多いため、限られたスペースを効率的に活用したいシーンや、レイアウト変更が頻繁に発生する環境に最適な選択肢です。また、収納性だけでなく、設置が簡単である点も折りたたみ式テーブルの大きなメリットといえます。

出典:カグクロ公式サイト https://www.kagukuro.com/table/folding/w1500-d600-original/
ただし、折りたたみ式は脚が稼働するため、据え置き型に比べると安定感に欠ける点に注意が必要です。また、持ち運びやすいよう天板の奥行が狭く作られているものが多いので、大人数で使う際は複数個を連結させる必要があります。
跳ね上げ式(スタック式)
跳ね上げ式(スタック式)のテーブルは、天板を垂直に跳ね上げる仕組みを持ち、複数のテーブルを並べて効率的に収納できるデザインが特徴です。このタイプのテーブルは、前述の折りたたみ式と同様に、頻繁に移動や収納を行う場合に非常に適しており、用途に応じて柔軟に活用できます。また、底部にキャスターが付いているモデルが多く、移動が簡単に行えるため、女性でも無理なく扱うことが可能です。跳ね上げ式の設計により、設置や片付けの手間を大幅に軽減し、スペースを有効活用できる点が大きな魅力です。会議室や多目的スペースなど、レイアウト変更が頻繁に必要な環境で特に重宝するでしょう。機能性と利便性を兼ね備えたテーブルとして、さまざまなシーンで活躍が期待できます。

出典:ASKUL 公式サイト https://www.askul.co.jp/p/3579093/
ただし、こちらも天板の奥行が狭いものが多いので、1台を大人数で使う想定の場合は向いていません。また、あくまで簡易的なテーブルという扱いなので、高級感などは演出しづらいといえるでしょう。
キャスター付き
キャスター付きテーブルは、名前の通り底部にキャスターが付いています。先ほどご紹介した跳ね上げ式も、キャスターが付いているのが一般的ですが、折りたたまない大型テーブルでキャスターが付いたものも多々あります。

出典:工具通販のトラノテ公式サイト https://www.torano-te.jp/p/r63-0010/
キャスター付きテーブルのメリットは、場所を簡単に移動できる点です。キャスター部分にストッパーが付いているものであれば、任意の場所から動かないようにもできます。ただし、ストッパーでロックした場合でも、据え置き型に比べると天板が安定しにくい点には注意が必要です。
おしゃれな会議室のテーブルを選ぶポイント
ここでは、おしゃれで使い勝手のよい会議室用テーブルを選ぶポイントを、5つ厳選してご紹介します。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_369/
ポイント① 幅と奥行きのサイズ
会議室用テーブルを選ぶ際にまず重視すべきポイントは、幅と奥行きのサイズです。
幅
一般的に、1人が快適に座るためには最低60cm、余裕を持たせたい場合は80cm程度の幅が必要とされています。そのため、片側に3人、計6人で使用する場合は180~240cm、片側に4人、計8人で使用する場合は240~320cmのテーブル幅が適切です。幅広い用途に対応したい場合は、6人でも8人でも使用可能な240cm前後のサイズを選ぶと柔軟に対応できます。
奥行
テーブルの奥行は、1人につき40~45cm程度が作業しやすい目安とされています。特にノートPCを置いたり、資料を広げて作業したりする場合、この奥行きが確保されていると快適です。そのため、両側から使用する会議室用テーブルでは、80~90cm程度の奥行きを選ぶのが理想的です。
これらのポイントを踏まえて、テーブルのサイズを選ぶことで、快適で実用的な会議室環境を実現できます。用途や人数に応じて適切なサイズを選択することが成功の鍵となるでしょう。
ポイント② テーブルの高さ
会議室用テーブルを選ぶ際には、テーブルの高さも重要なポイントとなります。テーブルを使用する際には椅子に座ることが前提となりますが、椅子とテーブルの高さの差が適切でない場合、使い勝手が悪くなり、長時間の使用で疲労感が増すこともあります。
適正な高さ差
一般的に、椅子とテーブルの高さの差は27~30cmが理想的とされています。この範囲内であれば、腕を自然に置ける姿勢を維持しやすく、快適に作業ができます。昇降式のワークデスクであれば高さを調節できるため問題ありませんが、高さが固定されている椅子を使用する場合は、この差を考慮してテーブルを選ぶことが重要です。
具体的な高さの目安
椅子の高さが不明な場合でも、一般的には椅子の座面高さは40~42cm程度が多く使用されています。そのため、テーブルの高さは70~72cmを目安に選ぶと、幅広い椅子と相性良く組み合わせることができます。
ポイント③ 天板の素材・形状
会議室用テーブルを選ぶ際には、天板の素材と形状にも十分配慮することが重要です。
天板の素材
テーブルの天板素材としては主に木材、ガラス、樹脂がありますが、長期的な使用を前提とする場合は木材がおすすめです。木材は使用による細かな傷や汚れも、経年による味わいとして馴染み、むしろ長く使うことで魅力を増していく素材です。そのため、使い込むほどに空間に落ち着きと上質な印象を与えます。一方、樹脂製の天板は取り扱いやすく安価ですが、経年変化による味わいが出にくく、傷や汚れがかえって目立つことがあります。そのため、いつまでも変わらない素材感が逆に劣化を感じさせ、長期的に見ると木材ほどの質感や品格を維持しづらい傾向があります。特にオフィスや店舗のような空間においては、木材を用いることで、空間全体に落ち着きと信頼感を醸成し、質の高い印象を長く維持することができます。ができます。特に商談などで外部の来訪者を迎える機会が多い場合、木材のテーブルは空間全体に信頼感と格調を与える役割も果たします。
天板の形状
天板の形状には主に円形や楕円形、正方形、長方形がありますが、円形や楕円形はその形を取るための歩留まりが非常に悪く、実はそれがコストに反映している点も否めません。特に会議用や業務用として長期間の使用を検討する場合、歩留まりを含めたコスト効率性を考慮する必要があります。形状としては長方形や正方形、特に長方形は大人数の利用に適し、スペース効率も良いため、会議や打ち合わせなどの用途において最適と言えます。一方で、丸型や楕円形、正方形などの天板は、比較的少人数での打合せやカジュアルな用途に適していますが、大人数が使用する際にはスペースが手狭になりやすいことを考慮する必要があります。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-2400-900-wh.html
ポイント④ 脚の素材・形状
さらに、天板だけでなくテーブルの脚についても配慮が求められます。円形や楕円形テーブルはその形を取るための歩留まりが悪く、それが実際のコストに反映されている点も否めませんが、脚の構造次第で使用感にも影響を及ぼします。同時に、着席時に脚が邪魔にならないかという使用上の配慮も重要であり、複数人がテーブルを囲む場合、脚の位置や形状によって快適性が大きく左右されます。脚部の素材やデザインは、天板と並んでテーブル全体の印象を決定付ける重要な要素であり、空間全体の雰囲気を演出する上でも慎重に検討すべきポイントです。
脚の素材
テーブルの脚部素材としては主に木材とスチール(または金属製)がありますが、それぞれが与える空間の印象や目的に応じた選択が重要です。スチールやアルミなどの金属製脚は、シャープで洗練された印象を与え、モダンで機能的な空間や、現代的なデザインのオフィス・会議室に適しています。一方、木製の脚は自然素材ならではの温かみや落ち着きを備えており、伝統的で重厚感のある空間や、リラックスしたナチュラルテイストの内装に適しています。
また、脚部は単にテーブルを支える機能だけでなく、空間全体の雰囲気やデザイン性を決定づける重要な要素でもあります。使用する素材によって、オフィスや会議室、店舗などの空間イメージや企業イメージにも影響を与えるため、目的や空間コンセプトに合わせて適切に選択することが求められます。なお、天板との相性や全体の統一感、使用シーンでの機能性を考慮した上で脚部のデザインを決定することで、空間の完成度を高めることができます。
脚の形状
脚の形状は、主に四つ脚タイプと一本脚や二本脚タイプに分類され、それぞれの特徴を踏まえて選択する必要があります。四つ脚タイプは安定性が高く、実用性に優れており、どのような空間にも馴染みやすいオーソドックスな形状です。一方、二本脚や一本脚タイプは、すっきりとした足元でモダンかつスタイリッシュな印象を与えます。また、一本脚や二本脚タイプはデザイン性が高く、実際の家具市場においてもスタイリッシュな空間に好まれる傾向があります。見た目の印象のみならず、安定性や使用する椅子との相性も重要な検討ポイントですが、一本脚・二本脚タイプがデザイン面でより洗練されており、円形や楕円形テーブルを引き立てるなど、空間演出において優れた効果を発揮するケースが多いことも事実です。りとしており、モダンな印象を与えるため、スタイリッシュな空間に適しています。見た目の印象だけでなく、安定性や使用する椅子との相性を考慮することも重要です。
ポイント⑤ 移動や収納が必要かどうか
頻繁に移動する場合
会議室のレイアウトを頻繁に変更したり、テーブルを移動させる必要がある場合は、底部にキャスターが付いたテーブルがおすすめです。キャスター付きであれば、女性でも簡単に運ぶことができ、作業の負担を軽減できます。
収納する場合
複数台を収納したい場合には、折りたたみ式や跳ね上げ式のテーブルが便利です。これらのタイプはコンパクトに収納できるため、スペースを有効活用できます。特に、使用しない時は床面を広く確保したい場合に重宝します。
移動や収納を行わない場合
移動や収納を想定せず、固定した場所で使用する場合には、据え置き型のテーブルが最適です。据え置き型は安定感に優れ、大型のテーブルでもしっかりと設置できるため、会議や商談などで安心して使用できます。
会議室で使いたいおしゃれなテーブル5選
ここからは、会議室にぴったりのおしゃれで実用的なテーブルを、厳選して5つご紹介します。デザイン性と機能性を兼ね備えた選りすぐりのアイテムばかりです。これから会議室用テーブルの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしていただき、理想的な会議室の実現に役立ててください。
おしゃれな会議室用テーブル① 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)』
「マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(SL)」は、無垢集成木材の天板とスチール製の脚を備えた、高級感のあるダイニングテーブルです。天板の幅は240cmと180cmが展開されていて、ニーズに合わせて選べます。また、奥行きは90cmと、会議室用として使いやすいサイズになっています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-sl_index.html
おしゃれな会議室用テーブル② 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)』
「マルゲリータ Tavola(タヴォーラ)ダイニングテーブル スチール脚(RO)」は、ロの字型のスチール脚を採用しているおしゃれなダイニングテーブルです。「ダイニングテーブル スチール脚(SL)」と同じ天板ですが、脚の形状が違うだけで、また違った印象に仕上がっています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-ro_index.html
おしゃれな会議室用テーブル③ 『マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚』
「マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) ダイニングテーブル 木製脚」は、全体を贅沢に天然木材で仕上げた、おしゃれなダイニングテーブルです。天板と柱脚板、それに桁と呼ばれる3つの面材が互いに直交し、それぞれがXYZ軸の面となることで、剛性が保たれています。上で挙げたスチール脚の2製品と異なり、幅150cmのコンパクトなサイズも展開されているので、空間の狭い会議室でも重宝するでしょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/dt-l_index.html
おしゃれな会議室用テーブル④ 『ニトリ ミーティングテーブル』
天板にウォールナット調のメラミン合板を使用した、シンプルでおしゃれな会議室用テーブルです。幅が90cm~180cmまで選べるので、用途やスペースに合わせて選べます。

出典:ニトリ公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/3502367s/
おしゃれな会議室用テーブル⑤ 『IKEA(イケア) TOMMARYD ミーティングテーブル』
天板から脚までがチャコールグレーで統一された、モダンな印象の会議室用テーブルです。幅130cmとコンパクトなサイズなので、4人など少人数で使うテーブルとして重宝するでしょう。

出典:IKEA 公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/tommaryd-table-anthracite-s69304805/
会議室へのおしゃれなテーブルの設置実例
最後に、オフィスなどの会議室におしゃれなテーブルを設置している実例を3件ご紹介します。
実例① ダイニングテーブルを使ったオープンな商談スペース
こちらの実例では、靴やバッグを製造する会社にて、商談スペースに「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(SL)」を設置しています。本棚に囲まれた広々とした空間の中央に配置され、営業担当者と顧客が製品を実際に手に取りながら商談できる環境を提供しています。広い天板を備えているため、多数の商品を並べても十分な余裕が確保でき、商談が効率的かつ円滑に進行します。また、モダンでシャープな脚部のデザインが空間全体をスタイリッシュに引き締め、落ち着きと洗練された印象を与えています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_311/
実例② オフィスで会議に使うダイニングテーブル
こちらの実例では、演出照明を扱う会社のオフィスにて、「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(RO)」をミーティングテーブルとして設置しています。天板には天然木を使用したことで柔らかな質感を演出し、天然木(木製)とスチール製脚の組み合わせが洗練された印象を与えています。オフィス全体の落ち着いた雰囲気と調和し、洗練された空間の中で質の高いミーティング環境を実現しています。また、実用性とデザイン性のバランスに優れており、空間に落ち着きと信頼感を与える役割も担っています。
演出照明による空間づくりとも相性が良く、機能性だけでなく、企業イメージを高めるインテリア要素としても効果的です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_381/
まとめ
一般的にはダイニング用途として使用されるテーブルをオフィスのミーティングテーブルとして設置するなど、一見用途の異なる家具を取り入れることにより、空間に新たな価値を生み出す可能性があります。今回は、会議室用テーブルに焦点を当て、その主な用途、形状の種類、および選定時のポイントを詳しく解説いたしました。導入時には、デザインや素材の特徴のみならず、使用目的や空間コンセプトに適した選択が重要です。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した製品のほかにも、多様な用途やスタイルに対応する家具やインテリア製品を豊富に取り揃えております。自社の会議室に最適な製品をお選びいただく際のご参考にしていただければ幸いです。